2016/06/29 17:49
【バイオレーサー5000】サドルの前後位置を考えてみる【その2】
by: 永平 宏行
バイオレーサーの中の人です。
走る前は「時々」…走った後のストレッチは「必ず」やってる初老ライダーです。
みなさんも出来る範囲でセルフケアをして、楽しく走るためのコンディショニングをよろしくです。
(簡単なストレッチ本とかを参考に!)
さて今日のお題は、前回の続き。
前回の投稿
マイバイク。サドル前後位置はレール端のギリギリまで後退させてます。
(下げなさい、という意味ではありません。人によって千差万別です)
「サドル前後位置が何故重要なのか?」
の答え合わせです。
皆さん、1週間考えてくれましたか?
勉強熱心な?サイクリストなら当たり前の内容ですが、サドル前後位置の重要性をまだ認識されていない方に向けてお答えしましょー!
前回のおさらい。
- 自転車にのらされっぱなしはイカン
- あなたが自転車のご主人様になりましょう
- サドルの前後位置はライディングのキモを握ってる
- 自転車に乗ること、すなわちペダルを漕ぐこと
- 骨格が無理なく収まっているだけじゃフィッティングじゃない
ざっとこんなところです。
肝心の”答え”ですが、引っ張ったんでw、端的に書きます。
【サドル前後位置は何故重要?】
- ベストポジションなら、前面の筋肉と背面の筋肉をバランスよく使えるから
- ベストポジションなら、体重を利用してペダリングが出来るから
っと、端的に書くと簡単すぎますねwww
ざっくり過ぎるんでもうちょっと書きますと、
- 長い距離を快適に無理なく走るなら、特定の筋肉に頼らず、様々な筋肉に負荷を分散して走る方が良い。
- その為には持久力に優れた筋肉を有効に使えるようにするべき。具体的にはお尻(殿筋群)と裏モモ(ハムストリングス)。
- 前モモの大腿四頭筋は瞬発力はあるが、持久力は無い。
- 体重を乗せるだけなら、前乗りの方が向いている。
- 乱暴に分けると瞬発力重視なら前乗り、持久力重視なら後ろ乗り。
- どちらかに偏らず、前乗り・後乗りのいいとこ取りが出来るバランスポイント(ニュートラルな位置)で乗るべき。
- そのバランスポイントなら、体重を乗せたペダリングも、持久力のある筋群を主体にした省エネペダリングもいい感じでミックスできる。
- 「特定の筋肉に頼らず、様々な筋肉に負荷を分散」した状態なら、長い距離を快適に無理なく走れて、かつ勝負どころでは瞬発的パワーも掛けられる。
- 適正な前後位置なら、バイクに乗る事の根本である「ペダルをこぐ事」が最優先されたポジションになる。
- 適正な前後位置でペダリングする事で、「乗せられっぱなし」ではなく、バイクを自身の支配下に置いて、思いのままに走れるようになる。
うわっ、結局クドイですねw
分かり易くするために言い切り型で書いたので、様々なエクスキューズ※は入りますが、こういう事です。
※二関節筋の話とか
バイクの「サイズ」と「乗り出しのサドル高」の算出を目的としたバイオレーサー1000では、サドルの前後位置は平均値を「参考」として提示しています。
たまたま合う人もいれば、合わない人もいます。
本格的なバイクフィッティングを目的にした「バイオレーサー5000」と「バイオレーサープレミアム」では、この
【サドル前後位置】
も考慮して、ポジションを算出しています。
バイオレーサー5000をやって、シミュレーターでサドル前後位置を調整すると、大抵の方が力の入り具合の違いにびっくりされます。
さて、そのサドル前後位置、
重要性は分かりましたが、
いったいどう決まるんでしょうか?
どんな要素が影響して来るのでしょうか?
その答えは…
バイオレーサー5000かプレミアムを受けて下さいw
っというのは本心(すみません)ですが、今後
「気が向いたら」
記事としてアップするかもしれません。
こんな写真とか使ったりして?
でもこの写真だけじゃ当たり前すぎるので、
様々な前後位置の影響要因についても書かないと不十分ですね。
(って書く気か!?)
ひとまず今日はここまででご容赦ください!
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
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