2016/08/04 11:40
【バイオレーサー】サドルの高さについて考えてみる【その①】
by: ヒロユキ
バイオレーサーの中の人です。
今日のテーマは、みんな大好き?サドルの高さ。
当たり前ですが、自転車はペダリングで進む乗り物です。
ペダリングにおいて、運動効率の土台を支えているのがサドルの高さ。
運動効率を大きく左右するだけに、
ハンドル位置と比べ、多くのユーザーが、
比較的熱心に調整をするのではないでしょうか。
高さを変えた効果が、
「疲れやすい」「よく進む」という結果となって、
わかりやすく体感できるのが理由でしょう。
でも、正しいサドル高の設定基準って何でしょうか?
「果たして自分のサドル高って
合ってるのかな?」
そんな疑問を持っている方も多いでしょう。
バイオレーサー5000やプレミアムの施工時に、
お持ち頂いた自転車を拝見した際に比較的多いのが
「サドルが高い」
自己流セッティング。
※この画像は適正値のサドル高です
1センチ、2センチは当たり前。
3センチ、5センチ、時には8センチも
バイオレーサーの推奨値より高い事もありました。
シミュレーターで推奨値を体験して頂くと、
大抵の方が
「こっちの方が回しやすい!」
とおっしゃいます。
なぜ、自己流だとサドルが高くなりがちなのか?
その点を掘り下げつつ、サドル高について考えてみましょう。
【サドルの高さは何のため?】
サドルの高さは何のために調整するのでしょうか。
冒頭にも書きましたが、
ペダリングの運動効率を高める為です。
では、ペダリングとは何でしょうか。
「ペダルを踏む行為」でしょうか?
う~ん。部分的にはその通りですが。
「クランクを回す運動」
近くなりましたが、まだ少し足りない。
こういう定義はいかがでしょうか。
「クランクを回して、自転車の推進力にする運動」
いい感じになりました!
そうです。
ポイントは、
「クランクを回す運動」
が、
「自転車の推進力になる」
ことです。
つまり、
「ペダルを踏むだけ」
じゃだめってことですね。
よく言われる、
「ペダルは回せ!」
ってやつです。
よく言われている割に、自己流セッティングだと
サドルが高く、回すどころか踏むセッティングになっているのは、
実際にどうしたらいいのかが、あまり知られていないという事ですね。
話を戻しましょう。
サドルの高さ調整は、
ペダリングの運動効率を高める為に行います。
また、ペダリングとは、クランクを回して、
推進力を得る運動という事がわかりました。
ということは、
「サドルの高さ調整」
=
「クランクを回しやすくして、推進力を効率的に得る為の調整」
という事です。
画像はみんな大好き?ペダリングモニターの画面です。
ペダリングが効率的に推進力になっているかが数値で分かります。
平地をたら~っと流しで乗るとペダリング効率はこんなもんです。
運動強度が高くなると、50%~70%程度まで上昇します。
この「サドルの高さ調整の目的」が分かっていないと、
不適切なサドル高になりがちです。
(自己流だと、高めに設定する方が多い)
サドルを高く設定してしまう方は、
そもそものサドルの高さ調整の目的を、
間違って理解している事が多いようです。
すなわち、
「ペダルの踏みやすさ」
を調整基準にしてしまうのです。
「下死点」はここ。
運動上の下死点はシートチューブの延長線上。
物理的な下死点はクランクを垂直真下(6時)にした状態。
踏みやすい高さ
=下死点まで踏み切りやすい高さ
=踏み切る事を重視する
=理想的なサドル高よりも高く調整してしまう
という流れで、サドル高を
高く、高くセッティングしてしまうようです。
ペダルを踏む、という動作は
あくまでペダリングの一要素でしかなく、
「ペダルの踏みやすさ」単独では、
高さ調整の基準にはなりえません。
「ペダルの踏みやすさ」
「クランクの回しやすさ」
「推進力の生み出しやすさ」
この3つの「やすさ」のバランスをとることが、
理想的なサドル高セッティングの「キモ」なのです。
次回は、どうしたらそのバランスがとれるのか?
どんな要素が影響するのか?
について、掘り下げてみたいと思います。
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