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2019/06/20 23:15
【idmatch BIKELAB】究極のバイクフィッティングを分析する【欧州的合理主義×最先端IOT】
by: 永平 宏行
バイオレーサーの中の人です。
職業柄、常日頃世界のバイクフィッティングの趨勢にアンテナを張っています。日本未上陸のバイクフィッティングサービスって結構いろいろあるんですよ。
そんな中、ここ数年で一番気になっていた独創的で唯一無二なシステムがついに日本上陸を果たしました。正直、当社バイオレーサーが長年「理想の姿」として考えてきたコンセプトが見事に具現化されており、
「やられた!」
感が半端ないですw
そのシステムとは、
idmatch BIKELAB
イタリアのErgoview srlが展開するこのサービス。
最適サドルを選ぶための「idmatch」が先行して展開されていましたが、総合的なバイクフィッティングサービスとして完成させたのがこの「idmatch BIKELAB」。
以前、シクロワイアードさんでも記事化されていましたね。
↑この時はまだ日本上陸を果たしていませんでしたが、この度ポディウム様により国内展開される運びとなり、その発表会に行って来ましたのでこのシステムについてご紹介したいと思います。
ピンぼけごめんなさい。メディア各社が招かれて取材&被験者になっていました。
画像のシクロワイアード様他、全3社様で後日記事化される予定です。
さて、このサービス。
各論に移る前に
何が特徴か、何が優れているか、
結論から書きましょう。
・機材、オペレーションに合理主義が貫かれている
・属人的要素(技術、知識、勘など)を徹底して排除し、フィッターの力量に左右されない
・限りなく高められた「最大公約数」の精度
・IOT技術で「自動化・効率化」され「手間の掛からない」シームレスでスムーズなオペレーション
まさに「システム」という言葉がぴったりなフィッティング。
一部のバイクフィッティングサービスでは、意図的・戦略的に、数値化が困難な「知識」「技量」「経験」「経歴」といった、「ノウハウ」を売りにして、それが「魅力」となり顧客を引き付けて来た訳ですが、そうした要素をバッサリと切り捨てて、
誰がやっても簡単に同じ結果が出せる
システムにしたのがこのidmatch BIKELAB。
私としては「知識」「技量」「経験」「経歴」といった要素も大事だと思いますし、世の中で活躍されている個々のフィッター様が持つそうしたものはリスペクトしています。
そうした属人的なノウハウに価値がある一方…。
最大公約数的な「答え」の質を最大限高めて、サービスを均質に広く展開できるということは、より良い自転車体験をより多くのユーザーに届けることができるということです。
楽しさ、快適さ、更には速さが機材のポジションに依存してしまうサイクリングという特殊なスポーツを、多くの方に広く普及させるという意味でこのサービスの存在意義は高いと思います。
今までの経験から、感覚的には9割以上のユーザーはこのidmatch BIKELABで満足できるはずです。
そういう「コンセプト」は、まさに当社バイオレーサーの標榜するところで、興味津々です(導入には¥の問題がありますが…)。
堅い話はこれくらいにして、次に詳細を見て行きましょう!
ざっと、フィッティングのプロセスは以下のようになります。
全工程で15~20分。早い!
STEP1
ヒアリング
痛みや違和感のあるところはないか?など。
ヒアリング項目や入力欄も全てソフトに入っています。
STEP2
身体測定
MicrosoftのKINECTセンサーにより「マーカーレス」で自動計測。マーカーを貼る必要も、体を触る必要もありません。
今夏展開予定の当社「バイオレーサースタンダード+(GURU Range of Rightを使用)」とセンサーは一緒ですが、マーカーを使うか使わないか、という違いがあります。
↑ペダリングの際に膝軌道が内転しないかのチェックも簡単に。
STEP3
推奨値の算出
ヒアリング結果と身体計測結果を踏まえて、推奨ポジションを自動計算。バイクポジションだけでなくクリートポジションも計算されます。
↑写真がありませんが足の測定結果からクリート位置も算出され、
その数値に合わせたセッティングが専用治具で簡単に行えます。
各社クリートに対応。
STEP4
シミュレーターを漕いで自動で推奨値を補正
シミュレーターを漕いでいる際の関節角度をリアルタイムで解析。独自のアルゴリズムにより補正が加えられ、その結果が乗りながらにして自動でシミュレーターに反映されます。
マニュアルモードも選択できるので、乗り手のフィードバックやフィッターのノウハウを落とし込むことも可能です。
STEP5
バイクを選ぶと適正サイズ・適正ポジション・適正ステムサイズが算出される
架空のポジションではなく、実車に落とし込むための数値データが得られます。
STEP6
PDFレポートの生成
レポート生成と同時に、ユーザー登録時に入力したメールアドレスに自動で送信される。データはBIKELABの本社データベースに保管され、後から参照することも可能。
手持ちのバイクのフィッティングを、現在のポジションからスタートすることも可能。その場合はこの機材を使ってハンドル位置・サドル位置を計測し、シミュレーターにコピーします。
BIKELABには世界で流通している殆どのサドル、ハンドルを計測したデータベースがあり、その数値が幅や穴の有無等でカテゴリー分けされています。オンラインのデータベースは新しい製品が出る度に更新されるので陳腐化することもありません。
すごい手間だなコレw さすが専業メーカー。うらやましい。
フィッティングの中で被験者に合ったカテゴリーが提示され、そのカテゴリーの中から自身の好みの製品を選ぶことができるようになっています。
以上、非常にざっくりですがidmatch BIKELABの発表会レポートでした。
ここからは当社バイオレーサーについて。
手前味噌ですが、狭い日本市場のいち小売店が、ほとんど自社開発でやってる割にバイオレーサーはかなり頑張ってると思います!(自分で言うw)
もちろん、BIKELAB並みのIOTによる自動化は持ち合わせていませんが、
「属人的ノウハウ」
と
「最大公約数の精度を高めるシステムとオペレーション」
のちょうど良いバランスのサービスかなと。
ユーザーがフィッティングに求める「深さ」と「コスト感」により、大きく分けてLite,Standard,Premiumと3つのコースから選べるのも魅力。
現時点ではバイオレーサーのサービスの中にidmatch BIKELABを加えるかどうかは全く未定です。
しかし、通底するコンセプト(より簡単に、より多くの人に、快適な自転車体験をしてほしい!)は一緒なので非常に親和性の高いシステムであることは間違いありません。
今後もidmatch BIKELABほか、他のフィッティングサービスの動向を注視しつつ、店舗のフィッター達と共に既存のバイオレーサーの知識・技術・機材・体系のブラッシュアップに努めて参ります!
と、いう訳で当社バイオレーサーについて詳しくはこちら!
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