2019/11/20 23:56
【ZWIFT活動@スマートトレーナー④】中級の壁?3w/kgライドに挑戦!【AHDR】
by: 永平 宏行
バイオレーサーの中の人です。
自転車復帰3年目のアラフィフローディーがスマートトレーナーでの日々のZWIFT活動を徒然に投稿してゆきます。
「ZWIFT何それおいしいの?」
という方はこちら↓の特設サイト内、
「入門編」からお読みください。
この投稿は
「具体的にどんなこと出来んの?やってんの?」
という実践編となります。
遅くもないけど速くもないおっさんの日々のトレ日誌、興味本位で読んで頂けたら幸いです。
文中のパワトレ用語については↓こちらで解説しています。
【今回は…】
これまで
緩グループライド(SAS)
ヒルクライム(KOM)
ロング(100kmライド)
と紹介してきたので…
そこそこキツくて
そこそこ長くて
しっかり達成感のある
そんなグループライドを紹介したいと思います。
緩ライドの代表、SASと対になるイメージです。
このグループライド、主催は
AHDR
Ausie Hump Day Ride
水曜のオージーライド、という意味です。
「オーストラリアのタイムゾーンに合ったグループライドが欲しい!」
ということで16年に始まったライドで、毎週水曜夜に開催しているのが名前の由来です。
AHDRと主宰のティム・“ベーコン”・サールさんのストーリーはこちらのリンク先のジャイアントのグローバルサイトでご確認ください。
(英語が苦手な方はGoogle翻訳など活用ください)
ちなみにティムさん、ZWIFTで初めて年間10万kmを走破した「ZWIFTの王」と呼ばれるライダーです!
今では水曜夜以外でもAHDRのイベントは複数あって、ほぼ毎日開催されています。
イベントの特徴は、ほとんどのライドで体重比パワーの目安が
「2.5~3w/kg」
であること。
平坦を2.5倍、登りを3倍、という目安。
多くの方のテンポ走レベルかな?
という強度で、主観的運動強度で言うと
「ややきつい」
「きつい」
「かなりきつい」
の範囲に当てはまるかと思います。
ざっくり言うとAHDRのライド=3倍強度のライドなのです。
この強度設定と距離とコースがAHDRのイベントを、
「そこそこキツくて」
「そこそこ長くて」
「達成感のある」
ライドたらしめています。
トレーニング効果的には持久力の底上げが期待できますね。長距離耐性や巡航速度の向上に繋がる強度と時間です。
「ガチレースは気後れする」
「でもC、Dのイベントだと満足できない」
そんな「脱初心者」「中級者」にぴったりなAHDRのイベントについて今回はご紹介します。
【お勧めはプレッツェル?!】
そんなAHDRのイベントの中でも特にお勧めなのが、
PretzHELL(プレッツェル)シリーズ
イベントでは揃いのAHDR GIANTジャージで走ります。
ある日車でGIANTさんが来てサポートの申し出があったとか。
自分が出たことがあるのが、
PretzHELL(Watopia)
BigApHell(NY)
PretzHOLLE(Innsbruck)
の3つ。
恐らく日曜の朝(日本時間5時)の固定スケジュールでやってるはず。イベントの説明に
Get your winter climbing legs ready!
って書いてあるから、南半球の冬=日本の夏限定のイベントなのかな?そこら辺はZWIFT歴短いので分かりません。
あと、出たことないけど知ってるのが、
PRL-HELL(London)
他にもあるのかな?
イベント名の由来について、いい感じの情報が無かったので、あくまで自分の推測ですが…。
プレッツェルのような「捻じれた形」のコースで、地獄のような「ヒルクライムのあるキツいライド」を!というネーミングなのかな?と。
どれも距離は70km前後、獲得標高は1,000~1,500mと、中々のスペックです。
それぞれのコースはかんな感じ。
PretzHELL (Watopia)
BigApHell (NY)
×2周
PretzHOLLE (Innsbruck)
PRL-HELL (London)
うん、どれも捻じくれてますねw
あ、Londonだけ丸か。
【お前はタフか?】
PretzHELLシリーズのイベント説明にはこう書かれています。
It’s a tough social ride with climbs at around 3.0w/kg & 2.5w/kg on flat areas.
(中略)
Are you tough enough?
お前はタフか?と。
このライド、あくまでグループライドなので基本はリーダーの指示の下、みんなでグルーピングして、中盤までは仲良く、楽しく、そこそこキツく、距離を重ねます。
そう、中盤までは…。
終盤に登場するお約束のイベント内イベントが、参加者を文字通り地獄=HELLに突き落します。その名は、
After Party
パーティ-なんて平和な名前が付いてますが、全く平和じゃない純粋な「レース」です。
知らずに参加すると痛い目に遭います(^^;)
それまで協調して走ってきた仲間が一転、敵に!
最後のKOM区間の麓からゴールまで、リーダーの合図とともにレースが開始されます。
KOM区間=当然登りですから、ただキツイだけじゃなくて、基本ドラフティングの影響の少ないw/kgの実力ガチ勝負!
自分の背後に迫る、AHDR主宰ティム・“ベーコン”・サールさんの影!
この方、めっちゃ強いw
登りなのでドラフティングに頼る小判鮫戦法は通じません。
(むしろパワーの絶対値が低くても小柄な日本人ライダーに向いている?)
登りだけでなく下り平坦も含む、After Party区間はコースや走力によりますが、自分の場合でNY20分、Innsbruck40分、Watopia50分程度でした。
つまりこの時間はレース強度での走りとなるのでキツイキツイ…。
ゴール後に「ぐはぁ!」ってなってしまうこと請け合いです。
世間ではこれを「充実感」と呼ぶこともありますね!
その充実感を増すために?自分はダイレクトドライブのスマートトレーナーを使っています。傾斜に応じた自動負荷調整で、キツイ登坂がより一層キツく…。
勾配変化に応じてシフトチェンジも頻繁にするので、実走と同じようにケイデンスと踏力のバランスを取ってリアルなペダリングができます。
使っているのは旧モデルですが、TACX FLUX SMART。
マイナーチェンジ前の初代FLUXです。
現在はスペックアップ版の
FLUX 2 Smart (T2980) ¥108,000+税
と
初代FLUXをほぼ継承した
FLUX S Smart (T2900S) ¥83,000+税
の2系統に分かれて予算と要求スペックに合わせたチョイスが出来るようになっています。
詳しくはメーカーサイトにて。
特筆すべきは価格と性能のバランス、静粛性。
海外レビューサイトの評価を見ても、ペダリングフィールと静粛性に関しては上位モデルに引けを取らない評価を得ています。
計測環境にも依ると思いますが、そのサイトでは上位モデルのNeo2の64dbに対してFLUX S SMART 60dbとむしろ一層静かな計測結果となっていました。
それで¥83,000+税はかなりお買い得だと思います!
マイナスポイントは脚が畳めないことと、キャリーハンドルがないこと。トレーナーを常設できる環境であれば良いスマートトレーナーだと思います。
【おすすめスマートトレーナー!】
20年3月3日追記
弊社Y’s Roadは、世界的なインドアトレーナーのリーディングブランド、アメリカ・SARIS社のバイクトレーナー部門における日本での輸入総代理店業務契約を締結いたしました!
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もちろん、定番スマートトレーナーもお薦めです!
なんとスプロケット付きで¥89,800!
スプロケット無し本体のみなら¥87,800!
高性能スマートトレーナーで楽しくZWIFTにドハマりwしましょう!
【走り切れるのか?】
平均2.5~3倍強度のライドではあるのですが、終始一定ペースじゃなくて、結構上げ下げがあります。
平坦は2.5倍だし、登りは3倍超えない範囲で各自のペースで登れるし、KOMの山頂では一度グループをまとめる「リグループ」があるし、長い登りがあるということは、長い下りもあるし、完走は難しく無いと思います。
アフターパーティー区間でレースを頑張るかどうかはその人次第なので、遅れて単独や千切れ集団でゴールしても良いですしね。
タイムラインを見ても結構、上げ下げあります。
真ん中の空白区間はKOM頂上でのリグループ時間。
上げ区間だけじゃなくて下げ区間があるから、そこで脚を回復させて走り切ることができます。
あと、完走のコツ?としてはアフターパーティーまでは集団から千切れないこと。アフターパーティー後も自分と脚の合うグループを見つけて一緒に走ること、です。
グループ内走行をキープするのが完走のコツ。
ドラフティングの効いた集団で走るのと、単独になるのとでは体力の消耗度が全く違います。ちょっと気を緩めると、中切れしたり置いていかれたりするので、終始緊張感を持って集団に着いて行きましょう。
一度、KOM山頂のリグループ休憩の時にパワーメーターがスリープしてしまい、再スタート時に集団に置いて行かれたことがありました。
相手は下っている大集団です。圧倒的に分が悪い。この時は追走するのにかなりの無駄足を使ってしまい、そのあとのアフターパーティーに脚が残せなかった、なんてこともありました。
山頂で問題のリグループ休憩中。
この時パワメがスリープしてるなんて思いもしなかった…。
10分ほど山を下って平坦走って、ようやく集団の尻尾が見え始めたところ。
メイン集団も我々遅れライダーと合流するために、
Cruise & Regroup、とペースを緩めてくれています。
はあ疲れた。このあとアフターパーティーだっていうのに…。
そこそこ強度の高いイベントなので、千切れないことが気持ちよく完走するためのポイント。
自分はいつも「中切れは万死に値する!」っていうフレーズを頭の中で唱えています(^-^;
【まとめ】
そんなキツ楽しいAHDRのライド。
・ほどほどキツくて、長くて、達成感がある
・脱初心者、中級者にお勧め
・中でも「PretzHELL」シリーズはAfter Partyでキツさ増しマシでお勧め
距離で言えば前回の100km系のライドに及びませんが、キツさは上げ下げがある分、こちらに軍配が上がります。日曜朝のライドを100kmにするか、PretzHELLにするかいつも悩みます。
でもMっ気が強ければPretzHELL一択ですね♪
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