名古屋も梅雨入り！雨で自転車に乗れない時こそメンテナンスのチャンス！
by: 藤渕

本日東海地方も梅雨入りが発表され、今このブログを書いている時も外では雨が降り始めました。

毎日通勤通学で乗っている方、休日のサイクリングで乗っている方、自転車の使い方は様々かと思いますが雨の日は乗らない人が大半ではないでしょうか。

ただ、乗らない自転車を放置しておくのはもったいない！今適切なメンテナンスをすることでまた梅雨が空けて自転車を乗り出す時に快適に乗ることができるようになります。

家でできる簡単メンテナンス

メンテナンスと言ってますがそんなに構える必要はありません。最低限家でできるレベルのメンテナンスをご紹介します。

チェーンの注油

そもそもなぜチェーンに注油しなければならないのかというと、潤滑と防錆です。多くのスポーツバイクに採用されている外装変速システムは、構造上車体に対してチェーンが斜めに掛かって動作するので変速の無い物（シングルスピード）に比べ駆動時の負担が大きく潤滑は必須です。

また、シティサイクルのように駆動系を保護するカバーが無いのでタイヤから飛んだ異物や水でオイルが汚れたり落ちたりしてしまい、手入れを怠ると汚れや錆が発生しやすいんですね。

万が一チェーンを錆びさせてしまうと凸凹になった金属の表面がヤスリのように他のパーツを削ってしまいますし、強度が落ちて走行中にチェーン切れを起こす可能性が高くなり危険です。

錆びてしまったら錆取り剤などで表面を綺麗にしたとしても強度が元に戻らないので、一発アウトで交換が必要です。（交換費用はグレードによりますが￥6,000～程度）

回収した廃棄予定車体から特に錆びているものの写真を撮ってみました。ここまで来るともうどうしようもありません。

注油の頻度は？

保管環境や使用するオイルの種類によりかなり差はありますが、一般的には走行距離200㎞以内で一回程度と言われています。クロスバイクユーザーであれば月1回くらいやれば十分かなと。

雨天走行をしたり雨が当たるような保管環境ならばもっと頻繁に行う必要がありますね。

外置きしかできない場合はカバーをかけることをおすすめします。

 全体の固定をチェック

乗り続けているとどうしても振動からくるボルトの緩みが出てきます。走行中にいきなりどこかのパーツが外れた！なんてことが無いように定期的に各所の固定確認をしましょう。

 セルフチェックに自信がない方は￥2,200(税込)のクイック調整コースがございますので店頭にお持ち込みください。

ちなみに2025/6/29までポイント還元祭としてクイック調整を受けられた方にY’s ClubPointを1,000ポイント付与しています！

 定期的なメンテナンス、大事です

なぜか自転車に対する扱いが軽くなりがちですが、乗っている人の命を預けているという点においては車もバイクも自転車も変わりません。せっかくのスポーツバイクですから、すぐダメにするよりもできるだけ長く乗りたいのが人情だと思います。そのためには定期的なメンテナンスが必須！愛車を長く大切に、安全に乗ってあげましょう！