流石！全てのバイクがハイエンドモデルと豪語するメーカーです！
by: お茶の水レディース館

高性能なレーシングバイクのみをラインアップし、常にトップレースの現場において確かな存在感を示してきたサーヴェロ。ロードでもトライアスロンでも数多くの実績を積み上げてきたメーカーです。そんな名を馳せるメーカーですが、まだ創業から20数年しか経ってないメーカーです。個人的な感想としてはもっと古くからあるイメージなので、まだそれだけしか経ってないの？って感じです。ドーモ、僕こと清水です。

サーヴェロの躍進は、トライアスロンやタイムトライアル向けの「P」シリーズの成功から始まり。水平なトップチューブ、リアホイールを包みこむようなシートステー。これらのデザインは、後々のTTバイクへと大きな影響を与えています。今でもハワイのアイアンマンでも多く使用されているバイクブランドとして君臨しています。

Pシリーズの成功をロードレースの世界に持ち込んだのが「S」シリーズ。かつてはソロイストと呼ばれていたこのシリーズは、翼断面形状をフレームに大々的に採用したロードレーサーとして鮮烈なデビューを飾り、エアロロードのさきがけとなった。その後のエアロロードの隆盛は、今へと至るわけですが…

そして、今回ご紹介する「R」シリーズ。多くのバイクに採用されている、衝撃吸収性を向上させるための極細のシートステーを最も早いうちから採用したバイクがこのRシリーズなのです。振動吸収するための部位と、推進力を生みだすための部位を外観から伝わるほど、分かりやすく設計したRシリーズはレースは勿論ですが、ロングライドなどでもその恩恵はあります。

今回の R2は、そんなオールラウンドバイクのなかでも最も身近なグレードに位置するモデル。とはいえ、そこは「すべてのバイクがハイエンドモデル」と豪語するサーヴェロらしく、非常にレーシーな雰囲気をまとったバイクです。

それもそのはず。フレーム自体は、 R3と共通のものを使用しています。エントリーモデルでありながら、ハイエンドモデル「Rca」にも採用されるダウンチューブ形状「SQUOVAL3」を採用することで、丸パイプに近い素直な剛性感と、エアロダイナミクスの向上を実現しています。エントリーモデルだからと手を抜かいない！これはユーザーからすると非常に嬉しいことですね♪

ワイヤーがフレーム・インってのはいま時としてはさほど珍しいものでもないですが…

リア・ブレーキのワイヤーはトップチューブの下側から通しています！だいたいのバイクはリア・ブレーキのワイヤーを上側や横側から通しますけど、このR2は下側から通してるんです！