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「バイクフィッティング」【BIO/STD】実施中♬今回のお客様は・・・ポジションの見直し
by: 高橋

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今回はスタンダード(STD)の実施を行いました。

主訴は「自分で合わせているが、サドル位置合わせがうまくいってない気がする。ハンドル位置も近い/高い気がする。」ということでフィッティング開始!

①身体計測&柔軟性などのチェック!

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↑身体計測すると日本人体系でした。ほぼ自分と同じ感じの比率の股下:胴長です。

柔軟性などは高く、問題はほぼ無し!
若干右膝が内側に入りやすい傾向がみられたくらいでした。

 

 

②実車の計測もしっかり行います!

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↑このシート使って各データを計測しています。

現在は色んな種類のサドルが出ているので、一定の「サドル幅」を基準に各項目の計測をしています。
ショートサドル/穴あき/幅広などなど長さや形状が様々なので同じ基準点で見ていきます。

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↑幅を合わせた治具に、自作で水平器を付けています。

さらに、少しでも計測を早く正確にするため買っちゃいました!!

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レーザーの距離測定器!!
お正月にホームセンターで悩んだ末に買ってしまいました!
これを治具に取付できるようにプレートと取り付けネジも買ってきました♬
これによって計測時間が数分短縮しました。フィッティング時間を確保したいので数分でも価値大♬

 

 

③シミュレータで再現!

まずは「スポーツ」コースを、次に「コンフォート」コースのポジションをお試し頂きました。

その結果、感覚が良いということで「スポーツ」コースでポジションを詰めていくことになりました。

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④ポジションを詰める!

サドルの前後、高さを決めて、ペダリングを最適化する。

基準となるのは「スムーズで力強いペダリング」が出来る位置にすること。
もちろん上り下りもあるロードバイクでは、ピンポイントではなく最大公約数的なポジションを詰めていきます。

そうして詰めた結果がこちら↓

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推奨ステム長153mmと出たので、実際に出せるポジションということでステム130mmで出せるポジション提案となりました。

お客様の最適なポジションを出すためにはフレームを変えるしかない!

今回は、店頭在庫のステム130mmに交換し、出来るだけ理想に近づけることになりました。

ハンドルだけじゃなく、サドルも目いっぱい後退させても足りず。。。
シートポストがセットバックしているものへの交換をお薦めさせて頂きました。

 

こんな感じでポジション出しが難しくなることも。。。新車購入前にSTDやSTD+を実施するのも良いと思います。
希望の車種が何個かあると一番合うものを提案しやすいです。

ハンドルステム一体型なんてサイズ選びが難しい車体に特におすすめです。

個人的に推してるファクターやビアンキやサーベロS5などなど↓

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ロードバイクによる悩みを解決!!

 

 

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