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【BMC】遂にベールを脱いだ新型TIME MACHINE!実績あるレッドブルと共に開発が行われた最新エアロロードの詳細に迫ります!
by: 木村太陽

こんにちは、お茶の水店の木村です。

今年のツール・ド・フランスでプロトタイプが走っており、そろそろ発表かと期待されていたBMCの新型エアロロード。遂に公式より発表となりましたのでご紹介致します!

BMC
TEAM MACHINE R 01 FOUR

価格

¥1,650,000(税込)

カラー

Carbon Black

仕様

メインコンポ
Shimano Ultegra R8100 12spd
パワーメーター
4iii Precision Power Meter (Single Sided)
ハンドル
BMC RCB 01 Carbon – Ergo Top Shape – Compact Bend
サドル
Fizik Argo Vento R3 (140mm)
ホイール
CRD-501 Carbon – Tubeless Ready – 50mm
タイヤ
Pirelli P ZERO Race TLR 26mm
付属品
Aerocore Bottle Cages

TEAM MACHINE R 01 F/S

価格

¥1,056,000(税込)

カラー

CARBON BLACK / COOL WHITE

重量

フレーム重量
910g
フォーク重量
395g
シートポスト重量
155g

フレームセットにも専用ボトルケージが付属します。

スイスアルプスの斜面、春のクラシック、グランツールで鍛え上げられたスーパーバイク

スクリーンショット (61)

フォーミュラ1で結果を残し続けているレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズとの共同開発によって生まれたTeammachine Rは、ただのレースバイクではありません。

開発の際にレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ・チームと話し合ったとき、掲げられた目標はシンプルなものでした。レッドブルのチームが持つ膨大な量の空力に関するデータを活用し、バイクに落とし込むこと。これまでの設計を流用するのではなく完全に新しく再構築したレッドブルのシュミレーションデータを、BMCが誇るエンジニアたちがディティールやカーボンレイアップに関する微調整を行うというプロセスが用いられました。これによってレッドブルのシュミレーションをBMCのものへと昇華させることに成功しました。世界最先端の空力技術を用いて戦うフォーミュラ1において磨かれたテクノロジーと、スイス製バイクの精密さが融合した一切の妥協が無いバイクが誕生しました。

もちろん空力を追求しながらもトータルのバランスは崩れていません。すべてのチューブ形状、カーボンレイアップ、そしてデザインの選択は、純粋なパフォーマンスを追求しています。その結果新型TEAM MACHINE Rはスピード、機能性、そして人目を引くデザインを1台に凝縮し、すべてを克服したレースバイクとなりました。

 

 空力を追求したこれまでにないデザイン

Halo Fork

これまでの常識を超える程ワイドになったフォーククリアランスを持つバイクはは、プロトンの中でもこのバイクだけです。ハイスピードでホイールが回転するとき、フロントホイールはかなりの量の乱気流を発生させる。その乱気流をフレームからシャットアウトし、空気抵抗を減らすために、フロントフォークの間隔を広げました。

The Mariana Bottom Blacket

ライダーのパワーを受け止め、バイクへと伝える自転車の心臓部ともいえるBB部分。この部分のデザインも他にないようなものになっています。レッドブルと共同開発を行った結果、デザインの限界に挑めるようになり、BB部の構造と空気の流れを再構築することが出来ました。パフォーマンスを崩さないよう極限まで面積が大きくされたBB部はフレームとリアホイールとの距離を縮める役割を果たし、エアフローをリムに密着させることができるようにします。

Deeper horizontal shapes

ご存知の方も多いとは思いますが、UCIのフレームに関するルールが緩和されこれまで成し得なかったようなデザインのより空力性能に優れたロードバイクを世に出すことが出来るようになりました。BMCもこの新規定に対する最適解となるバイクを造ることを目指しました。TT、トライアスロンマシンであるSPEED MACHINEの設計から得た教訓を生かし、私たちはヘッドチューブ、ボトムブラケット、シートステー接合部などの重要な位置で水平プロファイルを拡大しました。その結果、見た目が速くなっただけでなく、Teammachine Rはより幅広いヨー角でより効果的に反応できるようになりました。

例えばこのチェーンステー。水平なデザインかつスルーアクスルの受け部分が隠れるようになっており、空力性能への妥協のなさが伺えます。同ブランドのオールラウンドモデル、SLRと同じように専用ボトルケージも付属し、ボトルを指す前提での空力性能を追い求めています。

 

“Already A Race Winner”

スクリーンショット (62)

BMCがサポートするTudor Pro Cyclingは、このバイクによってすでに勝利を収めています。もちろん、彼らはこれ勝利だけで満足することは無く、次の栄光へと狙いを定めています。Tudor Pro Cyclingに所属する、このバイクで勝利を収めたアーヴィッド・デクラインは「目に見えて空力的な利点が分かるが、レースで用いるととにかく速い。明らかに分かるくらい速いんだ。」とこのバイクについて述べています。

 
 

 エアロに優れた機種を複数リリースし、攻勢をかけるBMC

スクリーンショット (63)

つい先日も、同じくプロトタイプのみ観測されていたTT,トライアスロンバイクである新型SPEED MACHINEがリリースされた後、満を持しての登場となった新型TEAM MACHINE。(こちらのリンクをクリックでSPEED MACHINEの詳細ブログに飛びます。)新規定下で最速を目指したこのバイクは、1秒を争うレース志向の方のみならず、より多くの方におすすめしたいオールラウンドなバイクに仕上がっています。

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