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【ギモン解消!!】ヘルメットのお手入れどーやるの??
by: ムカイ

ヘルメットのお手入れってどうやるの??

初心者さんはもちろん、経験者さんからも意外と訊かれることが多いのが【ヘルメットのお手入れ方法】

特に夏場はたくさん汗をかくので、しみ込んだ汗でニオわないかな…とか気になっちゃいますよね。ジャージはすぐに洗濯機に放り込めるけれど、ヘルメットは一体どうしたら…??なんてお困りの方も多いかと思います。ヘルメットのインナーパッドや緩衝ライナーは汗で結構ダメージを受けるので、きちんとメンテナンスをしてあげたいところです。

ヘルメットの大切な機能を維持し、長く使用するためにも正しいお手入れをしてあげましょう!! 今回は、ヘルメットの基本的なお手入れ方法をご紹介いたします!!

丸洗いは注意が必要

お話を伺っていると、「丸洗いしてる」って方も結構いらっしゃるんですが… 丸洗いは水温や確実な乾燥が必要など条件があるので注意が必要。メーカー様に詳しく聞いてみたところ、

・シャワーはOK(雨に当たるのと大差ない)
・水に浸ける場合、長時間は避ける
・洗濯機はNG!
・水温は水かぬるま湯、高温のお湯はNG
・汚れを落とす時は中性洗剤(中性ならシャンプーも可)
・水分をしっかり拭き取った後、風通しの良い日陰で十分に乾燥させる(直射日光、ドライヤーや乾燥機はNG!)

といった感じでした。ヘルメットの緩衝材は高密度の発泡スチロールなので水分が浸透しにくくなっていますが、長時間水に浸けるような状態では多少なりと内部に水が染み込む可能性があること、もし染み込んだ場合は内部までしっかり乾燥させないとカビの発生や劣化の原因になってしまうことから、より注意が必要。

とにかく大切なのは十分な乾燥なので、丸洗いする場合は特に気をつけてくださいね!

メーカー推奨のお手入れ方法

メーカーのヘルメット購入ガイドリーフレットで紹介されているお手入れ方法があるのですが、ヘルメットを傷める心配も少なくおすすめ。今回はこちらを実践してみた写真を添えてじっくり順を追ってご紹介していきましょう!

①汚れを落とす

水もしくは35℃以下のぬるま湯を含ませた柔らかい布でシェル表面の汚れを拭き取ります。汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた水かぬるま湯で。( ※クリーナー類は成分次第では使用できませんのでご注意ください。)

また、インナーパッドをすべて取り外し、ヘルメット内側も同様に。 汗が付着したまま残っていると劣化に繋がってしまいます。ヘルメットをかぶる際に、中にサイクルキャップやバンダナをつけておくとヘルメット内部への汗の付着を軽減でき、顔に垂れてくる汗もある程度吸い上げてくれるのでおすすめです。

インナーパッドはマジックテープでくっついているので、 ぺりぺりはがせます。 粘着性の強いマジックテープを使用しているものもあるので、その場合は慎重に、ゆっくりゆっくり丁寧にはがしてくださいね。

インナーパッドを取り外した後のヘルメット内側の汚れや汗もマイクロファイバータオルなどで拭きとっておきましょう!  

②インナーパッドの洗濯

①ではがしたインナーパッドは洗えます!!  

私の使用しているヘルメットのインナーパッドは汚れている部分がわかりにくい色と素材なので、汚れてしまったお店のサンプル商品のインナーパッドで実際にお洗濯してみました。

ぬるま湯を張った洗面器に中性洗剤を少量加え、やさしくもみ洗いします。 汚れのひどい部分には直接洗剤をつけてもみ洗い。

この時、ゴシゴシこすり合わせたり、グイグイと強くもみすぎると貼り合わせているパッドの層が剥離してしまうことがありますので力を入れすぎないように注意してやさしく洗ってあげます。(※洗濯機はネットに入れていたとしても剥離に繋がりやすいのでおすすめできません)

しつこい汚れは、爪の先で表面をそっと引っ掻くようにしてあげると落ちやすかったです。

③あご紐の洗濯

インナーパッドに匹敵するくらい汗の影響を受けるのが、ストラップ(あご紐)!!

首元でヘルメットの脱落を防止してくれるストラップ。 基本的に抗菌・防臭加工が施されていますが汗で塩の結晶が付着したり、ニオイがしないか気になる部分。 きれいにしておきたいけど、取り外せないストラップってどう洗うの??ってなるかと思います。

ストラップも、基本的に洗えます!!

写真は私が実際に使っていたヘルメットのストラップをお洗濯してみた時のもの。通常の繊維素材タイプのストラップはもちろん、KASKのソフトレザーストラップも洗えます!!

固定用のパーツは洗うにはちょっと邪魔なので取り外し、洗面器などに水もしくはぬるま湯をためてストラップを浸します。
中性洗剤を薄めて含ませ、やさしくもみ洗い。 繊維素材のストラップの場合は、シャンプーやボディソープでもOK。

汚れが落とせたら、泡が無くなるまでしっかりすすぎ洗いし、タオルなどでストラップ全体を包み込みながら水分を取り除きます。

④乾燥させる

汚れをきれいに落とせたら、風通しの良い場所でしっかり乾燥。 直射日光やドライヤー、浴室乾燥などは材質が傷む恐れがあるので避けてくださいね。

⑤保管

しっかり乾燥させたらインナーパッド・アジャスターなどをもとの位置へ戻し、直射日光が当たらず、高温多湿の場所を避けて保管! 落下の可能性のある場所や、逆さ置きは避け、水平なところに置いて保管してください。

もし内装の生地が剥がれてしまっていたりいくら洗っても汚れが落ちない場合、フィット感が悪く直接ヘルメットに頭が当たる感じがする…といった場合はインナーパッドの交換どきです。 店頭で<メーカー・使用モデル・サイズ>をお伝えの上お問い合わせくださいね。(一部お取り寄せできないものもございます)

なお、ヘルメットを使用し始めてから3年経過していればヘルメットそのもののお買い換えを推奨しています。 より軽く、涼しく、デザインも進化していたりするので是非新しいモデルをチェックしてみてください!

いかがでしたか? やってみたらとてもシンプルなヘルメットのお手入れ。 定期的にヘルメットのお手入れをして、快適なライドを楽しみましょう♪

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