新型MADONE SL6は万人受けするロードバイク【インプレ】
by: マツヅキ

こんにちは。大阪ウェア館の松月です。

先月、11/15に行われましたスタッフ試乗会にて、たくさんの自転車に乗らせていただきました！
試乗車をご用意いただいたメーカーさんや会場をご準備くださいましたスタッフの方々、誠にありがとうございました。
また、店舗はお休みをいただいておりましたので、お客様にはご迷惑おかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。

スタッフ試乗会で、注目度の高い新型MADONEを試乗してまいりました！
SLRとSLを乗り比べたのですが、私個人的にはSLが非常にコストパフォーマンスに優れた万人受けするモデルではないかと感じました！
ロードバイクを楽しむ方はレースに参加されない方がほとんどだと思いますが、このバイクはレースに出る方も出ない方も満足していただけるバイクではないかと思います！
そのままでも楽しめる仕様でありながら、カスタムの余地もありますので、走るだけでなくロードバイクを余すことなく楽しんでいただけるモデルだと思います。

TREK MADONE SL 6

ブランド：TREK
車種名：MADONE SL 6

SLRとSLでは見た目がほぼ一緒！？カラーリングも一緒のものがあります！

どっちがどっちかわかりますか？
エアロボトルがついている方がSLRです。
フレームカラーはほとんど一緒ですので、フレームで見分けをつけるのは非常に困難です。

一応見分けるポイントとしては、
シートポストとシートステーの後ろ側がマットブラックになっているのがSLです。
あと、チェーンステーのシフトワイヤーが出る位置が違います。
BB近くにハッキリと
SL6のロゴが入っているので、ある意味わかりやすいです。

見た目はほとんど一緒ですが、フレームに使用しているカーボンに違いがあり、SLRのほうが硬く軽くなっています。
SLRには900シリーズOCLVが採用され、SLには500シリーズOCLVが採用されています。
当然、トップグレードであるSLRにより硬く軽く作れるいい素材を使ってます。
実際フレーム重量で見るとSLRよりSLのほうが250gほど重いです。
しかし、私の感想だけで言えば、SLRよりもSLのほうが好みの人が多いのではないかと考えています。

SLRとSLを乗り比べた印象。

なぜ、トップグレードよりもセカンドグレードの方が”良い”と感じたかですが、「懐の深さを感じたから」です。

ダンシングの時に感じるちょっとしたタメ感が心地よかったり、コーナリングで思った通りのラインが取りやすいなど、車体の扱いやすさが非常によかったです。
加速時ももたつきや硬さなど感じることなく すぅっ と伸びてくれます。
巡行する際もいやらしさが無く、ペダルを踏むたびに跳ね返ってくるような硬さもありません。
速度維持も非常に楽で、MADONEらしい風抜けの良さを感じることができます。
振動吸収性もIsoFlowのおかげか非常に良く、多少の路面のひび割れであれば気になることはほとんどありません。
総じて非常に扱いやすいオールラウンドバイクでした。
トータルバランスに優れ、ロングライドを楽しむ方やレースに出てみたい方など、どんな方にもオススメできるロードバイクではないかと感じました。

試乗コースに登り坂が無いので、ヒルクライム時に車体重量がどのように影響が出るか気になるところですが、ホイールやパーツなどまだまだ軽量化する余地がたくさんありますので、車体を購入した後の楽しみとして残しておいても良さそうです。

脚力が一般人である私の感想ではありますが、お客様のご参考になれば幸いです。
また、こういった場を設けていただいた方々に深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

私が所属している店舗はウェアのみ取り扱いの「大阪ウェア館」となりますので、車体のお問い合わせは「大阪本館」までお願いいたします。