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2015/11/02 11:29
CAAD10の登場からアルミロードバイクはまさに激戦の時代へと突入。
各社、軽量アルミバイクを開発してきております。
今回、インプレッションさせて頂きましたのもそんな一台。
乗り手が変わればインプレも変わる。そんな程度で読んで頂いて構いません!
Jamis ICON Pro (ジェイミス アイコン プロ)
ジェイミス?
ふーん。。。。とネームバリューでそう思わないようにして頂きたいのです。
アメリカンバイクでございます。
パッとみた感じ、あ。CAAD10に似てるなぁ~・・・違います。このバイクは思想が全く違います。
細身に見えるフレームパイプ形状とは違い太く剛性感あるフロントフォーク。
ヘッドサイズも 1 1 /8”-1.5″ とブレーキングやバイクを振ったときのよれにくさを。
このシートチューブ。
なんとこのご時世で34.9mmという時代の逆をいく太さ。
ジェイミスの開発陣の思想ではここを “しならせる” という考え方はNG だそうです。
一番よれてはいけないところ と言ってもいいそうな。
確かに関節の動きの始動部分を考えると一理あるようにも思えますね。
何より、他メーカーとは逆をいっているのが個人的に非常に気に入りました。
こういう自転車がないと面白くありませんねぇ。
ではどこで快適性?
トップチューブ
と
そして、なんとダウンチューブ だそうです。
CAAD シリーズと比べても確かに細身のダウンチューブ。
これまた独自の設計思想ですね。
BBシステムは 音鳴りの心配も少ないPF30 でございます。
では肝心の 走り それはどうなのか?
まず乗り心地
これは正直、驚くべき振動吸収性をみせました。
あえて路面の継ぎ目めデコボコ道を選びましたが
カーボンバイクと言われも疑わないレベルで高いです。
しかもタイヤは23Cですよ!
23Cで25C並の快適さを出せる高次元の高さ。シートチューブの34.9mmの剛性感は微塵も感じません。
加速性能
初速から低速。低速~中速 35km/h。(ガーミンを持っていきましたので速度計測もしておりました。)
スムーズだ。。。
特に低速から中速への加速感は気持ち良さすら感じます。
踏み込んでいるわけでもなく、回していると特にですねぇ。
このホイール(マビック アクシウム)でなぜこれだけスムーズなんでしょう。
振動吸収の高さと剛性のバランスが優れているのか路面に張り付いているかのようなスムーズさ。
下りのコーナー、ハンドリングも癖なく扱いやすい。
・・・
いいとこばかりだと胡散臭いので。
では時速50㎞/h台に乗せるのはどうでしょうか。
ガツンと踏んでみると先ほどまでのような伸びはみせてくれませんでした。
また、もがくレベルで踏まないとこの速度域までは持っていきにくいというのもありました。
上りでもトルクをかけてダンシングをするとも若干のもたつきを感じます。
ま。
ホイールがアクシウム ですからねぇ。
個人的にはトルク型よりも回転型のペダリングの方が素晴らしい反応をみせるなと。
もっと剛性の高いホイールをはかせると、間違いなくトルク型でも抜群の反応をみせてくれそうです
(あ。
毎度ですが、私の個人的インプレですので。
乗り手が変われば変わることももちろんありますよぉ。)
これを補ったともいえるのが
カーボンモデル XENITH
振動吸収はもちろんのこと、中速から高速への速度変化もスムーズ。
トルクフルに踏み込んでもよれる感もない。
ではこのバイクの総評は?
車体価格は¥199,000+税(現金支払いの場合10%クーポン付き)
この価格で私の感じた乗り味は 間違いなく買いの一台かと。
51サイズでトップチューブ529mm、ヘッドチューブ120mm
日本人にも落差がとりやすくポジションも出し易いジオメトリー。
ついているパーツも初期段階から申し分のないものがついてます。
快適性からツーリングはもちろん、加速性能からもレースにも。(ホイールを変えると尚よいかと。)
2016年度 オススメできるカッコいい ハイエンドアルミロード の一台 です。
大阪本館では
48.51.54の3サイズがあります!!
さらにこのBLACK カラーは日本オリジナルカラーなので国内限定なのです!!