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2016/02/09 17:16
数年前までアルミは終わった素材だと思われていました。
プロツアーでアルミを含む金属フレームが消え、カーボン全盛の時代に入りました。
コスト度外視で作ればカーボンはアルミを遥かに凌駕します。しかし可能な限り手に届きやすい販売価格でかつレースで勝負できるフレームを作るという制約下であればまだまだアルミは勝負できます。
2010年に発表されたCAAD10
昨年まで販売されていたこのバイクはそれまでのアルミフレームに対する評価を大きく変え、20万そこらならCAAD10の方がよく走るという評価を得るに至りました。そしてCAAD10は大ヒットします。
ここから各メーカーがアルミバイクに力を入れ始めます。
GIANTからTCR SL(現在はTCR SLRにモデルチェンジ)
TREKからはEMONDA ALR
COLNAGOからはSTRADA SL
どこのメーカーもCAAD10を意識した開発なのは明らかでした。
やっと他メーカーがCAAD10の対抗馬を開発した所でcannodaleはCAADの新モデルを発表しました。
cannondale
CAAD12 105
¥210,000+税
現金で10%カード・ローンで5%のクーポンが付きます。
大ヒットモデルCAAD10の後継モデル。モデルナンバー11を飛び越えて12としたところにcannondaleの自信を窺うことができます。
フレーム重量は1098g、シートポスト・フォーク・ヘッドパーツ・を含めた重量ではCAAD10に比べて200g以上に軽量化を達成。105完成車で8kgを切る重量。
試乗した完走はまさにオールラウンド。車体が軽くを加速が鋭い。剛性が高く力がしっかりと路面に伝わっている感覚がします。それでいて振動吸収性が良いとロードバイクに求められるすべての性能がバランスよくまとまっています。
CAAD10より10%剛性アップしたヘッド回り。ダンシングでハンドルを振ったときにしっかりと力を伝えてくれます。
またフロントフォークの剛性も高くカーブを攻めても怖くありません。
ヘッド回りは太く、シートチューブに近づくにつれて細くなるトップチューブ
必要な場所に必要なだけ。無駄な材料を使わず軽量化を図ります。
細くしなるように設計されたシートチューブと25.4mmの細めのシートピラーは優れた快適性を提供します。
薄くしたリアステー。しなることによって振動吸収性をUP
ホイールはMAVICのアクシウム。コンポはシマノ105
タイヤをグレードアップすれば直ぐにレース仕様になります。
試乗車も用意しております。乗っていただいたらアルミと思えない性能の高さに驚いて頂けると思います。
ご来店お待ちしております。