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2016/10/12 11:44
2016年度、私の実業団レース最終。
そして、E1クラス上位10位以内で来年の全日本選手権出場資格獲得。
昨年からの挑戦。
2年目はどうでしょうか。
車で6時間半程かけ石川県輪島市門前町に到着。
めちゃくちゃ遠い。
そして、到着寸前まで雨が降っていたようで路面はびしょ濡れ。
まぁ、明日のレース開始時間も似たような路面コンディションになると思われるので、ブレーキの効き具合、タイヤのグリップ力を測る為に試走へ。
機材面は問題ないかな?
それより、脚重たいな・・・。
ちょっと踏んだだけで乳酸が巡ってきてる・・・。
これはこれは・・・調整ミスったっぽいかも・・・?
今年は冬からこのレースに向けてやれるだけのトレーニングはやってきたハズ。
昨年よりは強くなったハズ。
調子の悪さぐらいでは大きく遅れることはないと思ってはいましたが・・・。
レース当日は昨晩の大雨により路面は超ウェットコンディション。
いよいよ、始まる。
12.6km×4周
一周目の最初の上りから既にかなり苦しい。
パワーメーターの数値はみてはいけない数値を出している。
上ってからのテクニカルコーナーはもちろんウェット。
安全マージンを確保しながら下る。
星野ブラザーズと私の3名は先頭集団にて生存。
2周目に突入する時点で人数は既に20名程に激減。
1周目よりも楽に感じる。
よしよしと思っていたところ、上りでアタックがかかる。
かなりキツイ。
ホッシー2号がジリジリと後退。
ここにいるのが、私を含め12名程。
そしてKOM(山頂ポイント)の500m程手前だったでしょうか。
集団から遅れ始める私・・・。
なんとか付いていこうと踏ん張っていたのですが、とうとう折れた。
気持ちが・・・。
その瞬間、急激にパワーダウン。
気持ちと同時に他のものも失ったように速度も凄まじく低下。
後ろに4.5名の追走集団が見えたのでそれに乗っかる。
今回のロードレースのポイントとして、上れば下りがあるということ。
ヒルクライムに限っていえば、一度上りで離されても、ペースで追えば再び前に追いつける可能性もあります。
が。
今回のようなコースの場合、上ったあとには下り。
つまり、上りで先頭集団から遅れてしまうと、下りと平坦では集団に追いつくことはほぼ不可能に近い・・・。
ここからは入賞ではなく、10位以内を目標に切り替える。
他力本願ではあるが、前から落ちてくるであろう選手を捕まえ、もしくはパスしていき、最終的にはスプリントに持ち込み10位には入ることを目標にする。
3周目の上りで、この集団が崩壊。
前に2人、私、後ろに3、4名。
ここで私の判断は前の2人に追いつき、再び、落ちてくる選手をパスしていく。というもの。
その下りで、明らかに下りが得意な選手が前を先行。
見る間に差が開いていく。
こりゃいかん、平地までにドッキングしなければと焦る私。
ヘアピンでインを突きすぎたかなと思った瞬間。
景色がグニャリと。
前輪が滑り低速ながら落車。
地面に思いっきり、エルボードロップを放ちながら脚は空へ。
痛恨の落車。
気持ちが焦りすぎてたんでしょうね。
10位以内こればっかりが頭の中を駆け巡る。
すぐに起き上がり、自転車が動くことを確認。
またがり、ペダルを回そうとするとチェーンが変に絡まっている。
上りで遅れた3,4名にも追い抜かれたし、焦りだけが加速していく。
ようやく、動き出した時には一人。
痛む脚も腕も、アドレナリンがでているからなのか、焦りからか痛みをあまり感じない。
後ろから1人、そこからまた後方から2人がやってきて新しいパックとなる。
上りでインナーローに入れると、スポークとプーリーが接触する嫌な音が。
あぁ、エンド曲がったか?
はたまたRメカどっか逝ったか?
なんにせよ一番軽いギアは死んだな・・・。
【その頃】先頭集団6名に絞られた中、ホッシー1号が奮闘。
最終周回の上りで、前の集団はペースがあがらなかったのか、合流に成功。
この時点で、更に前を走っているであろう2名(先頭集団から遅れた)を吸収できれば・・・
その中のトップをとることができれば10位の可能性はまだある。
それをモチベーションに最終周回をこなしていく。
前の2名は見えているのだけれど、その距離が縮まらない。
最終ストレートに入り、残り200mで駆け出すもおいつかず・・・。
E1:15位
これを目標に1年間やってきただけに正直ガックリきました。
こうしてこのブログを書いているこの時。
日が経つにつれ、ショックが大きくなってきているのも事実です。
私がやってきたことを努力と言えるのかはわかりませんが、その努力が報われないこともあるのがレースでもあります。
コンディションを合わせれなかったことは言い訳にもならず。
応援してくださった皆様。
ごめんなさい。
来年?また走れるなら頑張ります。
私、個人の結果は残念でしたが、ホッシー1号は6位入賞!
見事に全日本選手権出場資格を獲得!
ここ一発で見事にコンディションを合わせてきたことに感服しました。
ホッシー2号は昨年のプロ相手に戦ってきたポテンシャルは身を潜め22位。
復活に期待したいところです。
逝っていたのはエンドでした。
残りは来月のツール・ド・おきなわ市民210km。
まずはケガとエンドなおします。