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東京ヒルクライム OKUTAMAステージ参加‼ ~もっとパワーが欲しい~
by: 関 和貴

皆さんこんにちはワイズロード新橋店 関です。

 

 

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今回は先日参加した「東京ヒルクライムOKUTAMAステージ 2025」の様子をご紹介します。

 

 

まずは簡単にトレーニング内容をご紹介。

 

 

トレーニング

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練習は実走がメインです。

もはやホームコースとなりつつある飯能の刈場坂峠。

距離や勾配が程よく練習コースに最適です。頂上の景色もいいし!

下りは路面が悪いので注意。

 

 

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久しぶりに激坂の子の権現に行ったら雨の影響かコケと落ち葉で春より難易度が上がっていました!!

激坂でコケが生えていると少しでも重心や荷重を誤ると滑ります!

それはそれでいい練習になるかな!?

 

 

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その他ヤビツ峠にも行ったし、実際のレースコースの奥多摩周遊道路にも何度も行きました。

 

飯能にしても奥多摩にしても自宅の練馬区から下道で片道2~3時間かかるのでまったく時間の無駄!

ローラー台ならもっと効率よく短時間でトレーニングできますがなんともやる気が出ない、、、

 

 

機材・カスタム

 

基本的には春のHINODEヒルクライムと同じ仕様で行きます。

 

変更点はギア比。

HINODEのコースは20%超の激坂なので、50-34T・11-34Tの組み合わせで行きましたが、OKUTAMAコースはヒルクライムとしては勾配が緩く、激坂区間は無い為52-36T・11-30Tの組み合わせで行きます。

これも試走で十分確認して、スプロケットを30Tより軽くすることがありませんでした。

 

 

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スプロケットは新しくTNI製クロモリ削り出しスプロケットを手配。

デュラエースが223gなのに対し、TNIは186gと軽量で、耐久性はなんと2~3倍!!

一体成型なので剛性も十分です。

 

そして新品のスプロケにはタクリーノのロードギアをスプレー。

チェーンとの摩擦を防ぎ、駆動抵抗を抑えるケミカルです。

 

 

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ハンドルポジションは悩み中、、、

ハンドルが近く感じるのでとりあえずスペーサーを5mm下げます。

 

 

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今回もセラライトホイールとパナレーサー アジリストライト+TPUチューブの超軽量セットで行く予定でしたが、、、

(直前にセットアップした自分が悪いですが)チューブが2本とも初期不良でレースには間に合わず、、

 

 

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応急でパナレーサーのTPUチューブを使いました。

 

普及してきたTPUチューブですが、物によって、重量、扱いやすさ、空気の減り方などが全然違います。

パナレーサーは比較的扱いやすいです。

詳しくはコチラでまとめています。

 

レースに向けたカスタムやメンテは早めに準備しないといけませんね。

 

 

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以前紹介した熱成型インソール

 

純正より少し重たいので前回のヒルクライムでは使いませんでしたが、今回は勾配が緩いコースなので使います。

ただ、通気性が悪く夏は少し暑いので、シューズの通気孔部分にドリルで穴をあけ通気性を改善!

 

 

レース

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当日。

このレースは朝が早い!!

 

 

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気温は18℃と快適。

 

 

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続々と選手が集まってきます。

 

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東大和店の高橋さんが声をかけてくれました!

これは心強い!!

 

今回のコースは距離約12.5km、獲得標高570m。

序盤約3kmはほぼ平坦で、その後は緩やかで一定の勾配が続きます。

路面もキレイで比較的カーブも少ないので、スピードレースになると思われ、単純なパワー比べになる予感、、、

 

 

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いよいよレーススタート!

集団前方をキープして走ります。

 

 

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写真3番手が自分。

いつアタックがかかっても対応できるように集団前方を取り、一時3~4番手まで上がってしまいました。

結局序盤はアタックというアタックはかからず、巡航ペースのまま上り区間へ。

先頭には出ないようにしていましたが、集団前方にいたので無駄な力を使ってしまったかもしれません。

 

 

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上り区間に入ると、見通しの良い一定ペースの上りなのであとは体力勝負。

しばらくは先頭集団内にいましたが、どうも調子が良くない。しんどい。

比較的リラックスしたメンタルでレースに臨めていますが、どうしても自分のテンポを乱されてペースが上がってしまうのが悪い癖。

 

 

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先頭集団を見送ってペースを落ち着けます。

第2集団もペースが速く、ジワジワ離されてしまします。

少し順位を下げると周りのレベルも自分と同じくらいになってきた。この集団内では抜かされずに行きたい。

 

よく見ると前回のHINODEで順位が近かった人もチラホラいます。

後半になり、心肺も落ち着いてきて調子が戻ってきた!

 

前方から落ちてくる人を数人抜かしつつラストスパートに足を貯めます。

自分の周囲には数人、自分は先行できていて、後ろもしんどそう。

すでに総合順位は相当下ですが、この集団内では勝ちたい!

 

ラスト1kmは一瞬下りがあって上り返し。

下りは試走ではアウターに入れていましたが、本番では体力が限界なのとチェーン落ちしたら最悪なのでインナーのまま。それでも全力でペースを守ります。

最後の上り返し、後ろには1人、長めのスプリントを仕掛けます!

しかし後ろの選手の方が体格が良く、ゴール手前で刺されてしまいました。

 

残念でしたが全力を出し切って気持ちよくゴール!

勝負した選手と一言ですが健闘を称えあいます。

 

 

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34:05 総合44位でした。

2015年に出たときはこれより遅いタイムで29位だったのにレベルが高くなっている!

 

入賞できなくてもネット上でこんな完走証が貰えるのは嬉しいですね。

 

 

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データを確認。

一応全区間で自己新。

 

 

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30分の自己ベストパワーで2位を更新できました。

1位はローラー台なので実走では1番のパワーです。

 

FTPは261Wで自分の中では良い方。

数年前よりより20Wは上がっています。

 

パワーウエイトレシオは4.6前後。(FTP÷体重)

4.0を超えていれば一般的にはヒルクライムが速い方だと思いますが、最近はアマチュアのレースでも5.0以上無いと入賞できないですね、恐ろしい、、、

 

全力出したって勝てないんだからこれはもうしょうがない!!

 

 

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高橋さんはなんと年代別3位入賞!おめでとうございます!

普段はロングライドばかりでトレーニングはしないとのこと。

 

やっぱり距離を乗ることは大切ですね。

そういえば東京に来てから全然ロングライドしてないかも、、、

 

高橋さんのレースレポートはコチラ

 

 

 

NEXT

東京ヒルクライムシリーズ、次のステージは10/5のHINOHARA!

奥多摩周遊道路を反対から上るコースですが、距離が21kmと長いのが特徴!

スタートから8kmまでは平均勾配1.5%とほぼ平坦。

14km地点までも平均勾配2%と前半はほぼロードレースです。

 

12km地点からゴールまでの平均勾配が5%強。

コース全体を通した平均勾配は3.5%です。

 

これは短距離 激坂のHINODEコースとは真逆のコースですね。

軽量クライマーの自分にははっきり言って相性が悪いコースです。

が、距離が長ければ位置取りや補給などテクニックで補える部分もあるはず!

コースに適したトレーニングを考えて頑張りたいと思います。

 

 

ヒルクライムの初参加やタイム短縮を目指している方は是非ご来店ください。

必要なメンテナンスやカスタム、その他テクニックなどご案内いたします!