
新しいスタイルを提案するフラッグシップショップ!
ワイズロード 新橋店 Y'sRoad Shimbashi
[英語対応可]
2025/04/08 23:59
人生で2度しか行ったことがない兵庫県に、2週間のあいだに2回行くことになるとは思ってもみなかった。10日ほど前にアワイチをしてきたばかりですが、今度は丹波でグラベルイベントに参加してきました。
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自転車タイヤの世界的なメーカー、パナレーサーは兵庫県の内陸、丹波市に本社工場を構えています。今やグラベルタイヤの代名詞ともいえる『Gravel King』のシリーズも、この丹波地方の林道などでテストされ、世に出回っています。
そんなGravel Kingを育んだ丹波のグラベルを走って、丹波の魅力を紹介するイベントとして昨年開催されたのが『グラベルキングライドin丹波』。わたくしは、さすがに移動距離が長いこともあって昨年の参加は見送ったのですが、かなりの好評だったと聞き、今年は参加することにしました。
東京から朝7時の新幹線『のぞみ』を使うと、パナレーサー最寄りのJR福知山線 石生駅には12時ちょっと過ぎには着いてしまう。ちょっと時間が余り過ぎるなと考え、地図を眺めていると、隣町の丹波篠山市が目に入りました。実は20年ほど前に1度だけ行ったことがあるので、早く着いた分は篠山観光することにしました。
城下町には所々、古い町並みが残っています。訪れた日は城内でお祭りが開かれていましたが、少し離れた河原町の通りは明らかに整備されているとはいえ、雰囲気もありなおかつ意外と観光客が少なくていい感じ。
そこから郊外を少し回って、篠山にある巨樹などを訪れつつ、丹波市へ移動しました。
左から
日置のハダカガヤ(実に殻がない変異種) / 寸原のケヤキ(県内3位のケヤキ) / 追手神社の千年モミ(日本最大のモミ) / 柏原の木の根橋(木の根が橋のように川を渡っている)
前日も実はロードバイク向けのツーリングイベントを開催していたため、ちょっと会場を覗いてからホテルにチェックイン。熱いお風呂で体をほぐしました。
当日は明け方、雨予報。気温は10℃から、後半天気は回復し20℃まで上がる予報。ちょっとウェア選びには悩む。ベースレイヤーはメッシュ長袖、ジャージとビブショーツはCASTELLIの長袖起毛、メリノのレッグウォーマーを装着し、レインジャケットを携行。結果として暑すぎることはなく、下りではジャケットが必要な時もあり、まあまあ正解を引き当てました。
それにしても、ホテル出発時は降ってなかったのに、出てきた途端に降り出したのには笑うしかなかった。グラベル、ドロドロになってなければ良いのだけど。
工場敷地が今回のスタート&フィニッシュ。場内にはパナレーサーさんはもちろん、キャノンデール(インターテックさん)、リドレー(ミズタニ自転車さん)、DAVOS(フカヤさん)といったブランドが出店していました。
出発30分前くらいだろうか?出店しているキャノンデールのブースで呼び止められる。TOPSTONE CARBONの参加者さんの右STIレバーが動かなくなったらしい。生憎今回のイベントはメカニカルサポートが出ていなくて、ショップスタッフのわたくしが呼ばれてしまった。いや~、お店で技術系の仕事はしていないんですけど(笑) GOKISOさんに工具を借りたりして(ありがとうございます!)なんとか直したけど、肝心のライダーズミーティングを聞きそこなった。大丈夫かな?
今回のグラベルライドは3カテゴリーで実施されます。『ショート』は基本的に初心者対象のツアー、『ミドル』は十分グラベル慣れしたライダー向け、『ロング』は上級者向けといった感じでしょうか。
わたくしがエントリーしたのは定員30名の『ロング』。
実はスポーツエントリーのずーーーーっと下のほうにカテゴリーごとの概要が書いてあったのに見落としていまして。
『内容:グラベルイベント最恐クラス/粟鹿林道。さらに、険しいグラベル区間を延長した本格的なグラベル区間を走破することでグラベルキングの性能を存分にお楽しみいただけます。
・走行距離100km/獲得標高2,500mUP予定(グラベル率 約30%)』
あ、これヤバいやつだ。しかし確認すると、ほぼ中間の52kmポイントで足切りがあって、以降はミドルのコースでフィニッシュに戻れるらしい。エントリー枠少ないのをチョイスしてしまって申し訳ないですが、いざとなったらそうしよう。
で、まずは7時すぎ、ロングのライダー30名弱がスタート。続いてミドルのライダーが出発という流れで、どうせミドル勢に追いつかれるだろうと思いつつロングの後尾で出発。いつも通り写真撮りつつまったり行きます。
舗装で2つ峠を越え、丹波市から朝来市へ入る。峠を下りきるちょっと手前から、本番の粟鹿(あわが)林道へ突入。エイドを挟んで6km600upのはじまり。このエイドまでにはミドルクラスの速い人たちにはだいぶ追いつかれていました。
粟鹿林道は道幅は広い林道。基本的には砕石を敷いた林道で、ただし路面は固められ斜度の割にダンシングしてもスタックは少ない。しかし最初からかなり斜度がきつい……。
懸念していた明け方の雨は、こんな路面なので水捌けはすこぶる良く、むしろ埃が立たない分良かったとも言える感じ。土の露出はほとんどなく、ところどころコンクリ舗装もあるので、なんか砂利をコンクリで固めたのか?と思うくらい路面は硬かった。
下の方ではサクラも咲き始めていたのに、登ってきたら残雪があるのはちょっと驚いた。2週間くらい前の試走では確かに路面を雪が覆っている場所もあったらしい。
あー、遂に後から来たキャノンデールチームに捕捉されてしまった。写真はキャノンデール広報のカズさんこと山本和弘さん。新型SUPER Xの試乗車で参戦していました。
わたくしもカズさんに写真撮っていただきました。走りやすそうなラインを探して慎重に進んでいます。しかしアレだな、まじで痩せろ。
今回もCannondale SUPERSIX EVO CXをGRX Di2グラベルカスタムしたバイクを使用しました。
タイヤはPanaracer Gravel King X1、昨年の限定パナレーサーパープルです。まだ発売されて1年なのですが、今回このカラー装着しているライダーは私しかいなかったみたい。めちゃくちゃ目立ってたし、パナレーサーの社員さんからもたくさん声をかけられました。
こちらはわたくしのバイクと同じフレームかつマイナーチェンジモデルのSUPERSIX EVO SE 1。すでに新モデル発表されていますが、お値引きありなのでご検討ください。ただし新橋店改装休業の関係でお時間いただきます。
やっとこさピークのエイドに到着。
ここにはキャノンデールとグラベルといえばお馴染み(?)グラベルソファーが設置されていました。このグラベルソファー設置については壮絶な苦労があったそうで……
グラベルソファ設置中に脱輪で動けなくなってしまいました… 明日はソファないかもしれません https://t.co/OtCOoVxd9t pic.twitter.com/vZVeZ5DIuG
— キャノンデール【公式】 (@CannondaleJapan) April 5, 2025
無事お戻りになられて良かったです。
そしてこのポイントにはもうひとつ見どころが。
天空の城として最近よく聞く『竹田城跡』が見えます。ええ~、こんな場所だったんだね!
ピークまで来たのであとは下るだけ……と思ったのですが、下ったのはほんのちょっとで、また登りが始まる。けっこう心折れそうw
ようやく本当の下りがはじまり、ダム湖が見えてきた。
そのダム湖の下の広場で昼食エイド。おいしいカレーが出てきました。飲み物は水かコーラかと問われたので迷わずコーラ。「皆さん100%コーラ選びますよ」そりゃそうでしょ、めっちゃ疲れたし(笑)
さて、52km地点のこのエイドが分かれ道。ここを12時半までに出発しないと、ロングのコースには入れない。だいぶ疲れたとはいえ、実は今回脚の調子はとても良い。腰はちょっと痛い。体力的にはまだあるのだが……ちょっと精神的には疲れちゃったので、ミドルコースへの変更を申し出ました。
ここからフィニッシュまでまだ30kmほどあるのですが、なんか下り基調だし、平坦も割と向かい風でも足が回るし、かなり余裕をもって14:40頃にフィニッシュしました。近年ここまで余力残してフィニッシュしたのは記憶にないな……。
ドロドロに汚れることを予想して、前日のうちにラバッジョさんの洗車を予約してたんですが、予約時間よりかなり早く戻ってしまった。それほど汚れはしなかったものの、やっぱり輪行で持って帰るし、ホテルでも屋内に入れさせてもらったので、キレイにしてもらえて良かったです。
洗車待ちの間に食べた地元のラーメンが美味しかったです。見るからに辛そうなのですが、ぜんぜん辛くないどころか、甘味旨味があるスープで、トマトと酒粕を使っているみたい。まあ、見た目どおりに味は濃いです。通販で買っちゃいました。
ということで、兵庫県の内陸部・丹波まで遠征してのグラベルライド。めちゃくちゃしんどかったけど、好評が納得の景色や環境の良さでした。
パナレーサーの社員さんもたくさんイベントに関わっておられて、ホスピタリティの高いイベントでした。惜しいなあ、大きなイベントにできないのは、たぶんこのエリアにあまり宿泊施設がないからだろうな、と想像しました。
パナレーサーの皆様、丹波サイクリング協会の皆様をはじめ、関係されました皆様、地元の皆様、楽しいイベントをありがとうございました。一緒に参加いただいた皆様もありがとうございました。
わたくしの次回イベント予定は『富士グラベル』です。よろしくお願いします。
今まで無駄に長い駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
新橋店改装に合わせてキャノンデール ショップインショップも解消する運びになり、わたくし間野も府中多摩川店に異動することとなりました。
府中多摩川店ではキャノンデール担当という肩書ではなくなりますが、まあ渋谷本館から6年間やってきたことをあっさり止めるのもおかしな話なので、今後もキャノンデールのことはいろいろご紹介していきます。今後ともよろしくお願いいたします。
新橋店では大きな改装を行いますが、キャノンデールの自転車は規模感が変わるだけで、今後も取り扱いしますので、ご安心ください。
8th April 2025
ワイズロード新橋キャノンデールコーナー まのゆうすけ
店舗改装のお知らせ(休業と修理等受け入れについて)
改装休業期間 4月9日(水)~23日(水)
4月24日(木)からリニューアルオープンです。ご期待ください!
※ブログの商品情報は掲載当時の情報です。
完売していたり、価格やポイント還元率、商品の仕様が変更されていることもありますので、予めご了承ください。
在庫状況等の最新情報は、大変お手数ですが店舗へお問い合わせください。
【5月の新橋店イベント情報はこちら!】
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〒105-0004 東京都港区新橋4-11-1 A-PLACE新橋 B1F, 1F
TEL : 03-5422-1394
営業時間 : 平日12:00~20:00、土日祝11:00~19:00
定休日 : 毎週水曜日(祝日を除く)
4月9日から23日まで改装のためお休みします。
作業は完全予約制とさせていただきます。
〒105-ooo4 A-PLACE Shimbashi B1F&1F、4-11-1 Shimbashi Minato-ku,Tokyo
TEL : 03-5422-1394
open : weekday 12:00~20:00, holiday 11:00~19:00
Bussines Holiday : Wednesday(except National Holiday)
Temporarily closed for store renovation from April 9th to 23rd.
Maintenance services are by appointment only.