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ワコーズ認定スタッフが紹介する! 自転車用【オイル】の選び方
by: 関

皆さんこんにちは、ワイズロード新橋店 関です。

 

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先日、ケミカルで高い人気を誇るワコーズの本社にお邪魔してケミカル全般、およびワコーズ製品について勉強させていただく機会がありました。

 

 

ワコーズといえば、車用品で高い人気を誇るケミカルメーカー。

自転車用品としても古くから根強い人気があり、プロショップの多くも作業用として使うほど高い性能と信頼があります。

 

今回は、ワコーズ製品約250品目の中から自転車に関連する製品について、深く、詳しく、できるだけわかりやすく紹介していきたいと思います。

 

すぐに使いたくなる身近なチェーンオイルなどから、知る人ぞ知る(?)業務用まで紹介するので、意外と知られていないチェーンオイルの選び方や、当店のオーバーホール時のこだわりなどを知っていただけるはずです!

 

今回はオイル編!

 

 

潤滑剤(オイル・グリス)とは

チェーンに注油が必要なのは、皆さんご存じでしょうか?ご存じですよね??

自転車にはたくさんの金属部品が使われています。それらに潤滑剤が一切ないと、すぐにすり減ってしまったり、すぐサビてしまいます。

オイルやグリスは滑りを良くし消耗を減らし、温度を下げ、サビを防ぎ、水分などからパーツを密封し、表面をクリーンに保つなど様々な仕事をしています。

 

 

 

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例えば、チェーンは小さな金属部品の集合体です。

金属同士が直接擦れると摩擦ですり減ってしまいます。

チェーンオイルは金属表面に薄い膜を作り、金属同士が直接擦れるのを防いでくれています!

 

チェーンオイルは定期的に注油する必要がありますが、一度オイルが無くなって金属同士が擦れてしまうと、表面が目に見えないレベルでどんどん削れて行きます。また注油すればそれ以上はすり減りませんが、一度すり減ったりサビた部分はもう元に戻りません。ですので定期的に注油して常にオイルを切らさないことが大切なのです!

 

 

オイルは性能を左右するベースオイルに様々な特徴を持たせるための添加剤を調合して作られています。

オイルの設計によって、耐久性やどんな負荷に適しているか、乗り心地や静音性など、機能やフィーリングが決まります。

 

使用する箇所や用途によって適したオイルは変わりますので、この記事で自分に合ったものを見つけてみましょう!

 

 

 

チェーンオイル

注油のタイミング

ご自身で行うメンテナンスの代表格がチェーンの注油です。これをやる・やらないで自転車の性能や交換時期が大きく変わります!

前述のとおり、こまめに注油してオイルを切らさないことが大切です。

オイルの耐久性はパッケージに書いてあることが多いですが、300kmまたは1か月に一度を目安にするとよいでしょう。

 

正しく注油できていれば、チェーンはとても静かに駆動するはずです。

注油を怠るとだんだん「シャラシャラ」音が聞こえてきます。この音が聞こえたら注油がちょっと遅かったサイン。すぐに注油して、次回はもう少し早く注油しましょう。

さらに放置すると、「キシキシ」、やがて「ギシギシ」聞こえてきます。これは完全に手遅れ!ただちに注油が必要で、サビや伸びがあればチェーン交換が必要です。

 

正しく注油すれば、チェーンは4~5000km以上(1~3年くらい)使えることもありますが、放置すると2~3ヶ月でサビてしまうことも、、、とても大事なメンテナンスです。

 

 

チェーンオイルの種類

さて、ここからが本題!

 

チェーンオイルは様々なメーカーからたくさんの種類が販売されていますが、大きく分けると「ドライ」「セミウエット(ハーフウエット)」「ウエット」「ワックス」の4種類に分ける事ができます。

 

ドライ

オイルがコーティングのように乾いて文字通り表面がドライになるタイプ。汚れにくいのが特徴で晴天時にオススメ。オイルが汚れないので意外と注油時期に気づきにくく、こまめな注油が必要な点に注意。

 

ウエット

イメージ通りの液体オイル。高負荷や多少の雨天にも強く使い勝手が良い。競技にもオススメ。汚れは少し目立つ。

 

ハーフウエット

ドライとウエットの成分や特徴を併せ持っていて使い勝手や雨天にも強い。単純な潤滑性能はウエットの方が良いことが多い。

 

ワックス

チェーンを脱脂してワックスを塗るタイプ。汚れにくいが施工と清掃が難しい。

 

ほとんどのチェーンオイルはこの4種類のどれかに当てはまり、製品によってさらに特長は様々です。

 

ワコーズでは、様々なメリット・デメリットを検討したうえで「ウエット」「ハーフウエット」にこだわって製品をラインナップしています。

 

ウエットタイプが潤滑性能が高く、誰でも使いやすいと考えているからです。

ドライやワックスタイプは汚れにくいのが特徴ですが、それゆえに注油時期がわかりにくく、タイミングを逃している方が多くいるという事、成分的にチェーン内部にたまった汚れがクリーナーで落ちにくく清掃が困難なことも理由です。

 

 

チェーンルブ

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万能型チェーンオイルの決定版!チェーンルブ。

まさに万人にオススメのチェーンオイルで、初心者さんなどにおススメどれですか?って聞かれたら真っ先に紹介するのがチェーンルブです。

 

チェーンルブはハーフウエットタイプで軽い負荷にも高負荷にも対応する成分が組み込まれているので、普段使い、サイクリング、トレーニングなど肌広い用途に対応できます。

 

さすがはワコーズ。チェーンルブはバイク(モーターサイクル)にも使用可能!バイクの高負荷にも耐えられるので、本格的なライドや、パーツに負荷のかかるE-BIKEにもご使用いただけます。

 

大きな特徴の一つが「水置換性」という機能。

通常油は水にはじかれてしまいますが、水置換性機能付きのオイルは水を追い出してしっかり金属表面に張り付いてくれます。

なので、雨天走行時もオイルが流れてしまいにくく、洗車した後チェーンが濡れていてもオイルを注す事ができ、非常に便利です!

 

耐久性は約3~400kmまたは月に一回が目安です。

 

スプレータイプでまんべんなく注油しやすく、誰でも使いやすい成分で、水置換性によって洗車後すぐ使えて、雨天にも強い。

まさに 迷ったらコレ! なチェーンオイルがワコーズ チェーンルブです!

 

 

チェーンルブリキッド シリーズ

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より走行性能に特化したのがチェーンルブリキッドシリーズです。

走行性能に特化している分、水置換性はありませんがよりスムーズで力強いフィーリングが得られます。

水置換性がないので、洗車後はチェーンをよく乾かしてから注油しましょう。

 

チェーンルブリキッドは用途や好みに合わせて、 スピード・パワー・エクストリームの3種類があります。

 

チェーンルブリキッド スピード・パワー

チェーンルブリキッド スピードとパワーは走行性能に特化したウエットタイプのチェーンオイルです。

ワコーズ本社での試験で優秀な結果を出した試作品を元選手のワコーズスタッフが実走テストして数値性能だけでなく気持ちよさやフィーリングにもこだわって設計されたオイルです。

 

スピードはオイル皮膜が薄めでダイレクトな踏み心地、漕ぎだしから軽いのが特徴。

パワーは皮膜が厚めでクッション性がある踏み心地、高負荷で気持ちいいのが特徴です。

 

 

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上がスピード、下がパワー。

スピードは粘度低めで伸びがよいです。

パワーは粘度が高く、水滴のようになっています。

 

 

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傾けると粘度の違いがよくわかります。

 

おおよそですが、

スピードは100~1200Wで気持ちよく走れる設計で、

パワーは200~1500Wくらいで気持ちよく走れる設計だそうです。

 

体重の軽い方、パワーの低い方、サイクリングならスピードがオススメ。

トレーニングやレースでは、1200W以上を頻繁に出すガチスプリンター以外はどちらのオイルでも問題ないので、粘度が低くシャキシャキ回せてダイレクト感があるスピードか、クッション感と安定感があり駆動音も静かなパワーか、乗り心地の好みで選ぶのがオススメ。

 

スピードとパワーは混ぜてフィーリングを調整することもできます!

2つ買って中間を作ったり、自分だけの配合を考えるのも面白いです。

 

耐久性は約3~400km

 

 

エクストリーム

雨天や泥跳ねなど、悪条件にフォーカスされているのがチェーンルブリキッド エクストリームです。

ハーフウエットタイプでウエットの成分が雨で流れてしまってもドライの成分は残ってくれる設計で耐久性が高いのが特徴です。

耐久性は5~600kmとワコーズのチェーンオイルの中で一番の耐久性!

雨天時も含むロングライド、ブルべ、シクロクロス、MTBなど、悪路や悪天候の中でも使う用途に最適です。

 

エクストリームを塗布するときは、事前にチェーンを掃除し、余分な油や汚れを落とし、完全に水気を切ってから塗布することで最高の性能を発揮できます。

チェーン一コマごとに1~2滴とたっぷり目に注すのもポイント。

注油後は6時間以上放置してから余分なオイルを拭き取りましょう。

*エクストリームはスピードやパワーと混ぜる事ができないので注意。

 

 

 

汎用オイル

ここからはチェーンには適さない種類のオイルです。

 

ラスペネC・ラスぺネミニ

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スプレータイプの浸透潤滑剤。

固着したネジの取り外しや防錆、パーツの駆動部分の潤滑などあまり負荷のかからない部分に使うサラサラなオイルです。

水置換性があり濡れたパーツにも使えます。

我々修理スタッフの間ではよく、「困ったらラスぺネ」を合言葉に固着したネジにはとりあえずラスペネをかけて放置すると高確率で解決するので非常に重宝しています。

ラスペネCとラスペネミニの中身はほとんど同じですが、ラスペネCは業務用サイズで液体のままびゅーっと出てくるタイプ。ミニはコンパクトで霧状に出てくるタイプです。

ちょっとメンテに使うならミニのサイズがオススメ。

 

変速機の可動部やサビてほしくないネジの頭などにスプレーしてから余分なオイルを拭き取りましょう。

布にオイルをつけてサビてほしくないパーツに塗るのもオススメ!

サラサラでホコリなどが付きにくいのも特徴です。

 

オイルの飛沫がブレーキに飛ばないように注意。

*チェーン用には適さないのでご注意ください。

*新車に近いバイクは可動部にしっかりグリスが塗ってあるのでむやみに注油しない方がよいです。数年乗ったバイクや動きが悪いと感じたり、サビそうなときは注油してみましょう。

 

メンテルーブ

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サラサラで浸透性に優れるラスペネに対して、潤滑性能と密着性が良く、ラスペネよりトロっとしているのがメンテルーブです。

ラスペネはチェーンや負荷のかかる部分には向きませんが、メンテルーブはチェーンなど高負荷な箇所にも使えるほど潤滑性能が良く、密着性が良く粘度もあるので耐久性もラスペネより優れます。

 

ワコーズでは変速機などの潤滑に、こまめに洗車する方にはラスペネをお勧めしていますが、クロスバイクなど雨天含めてラフに使うバイクや、こまめに注油しない場合はメンテルーブの方が良いとのことです。

 

当店のオーバーホールでは、より耐久性が高く動作も十分軽いメンテルーブを変速機やブレーキの可動部に使っています。

 

 

フッソオイル

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シリコンの7倍もの耐久性があるフッ素を使用した潤滑剤。

樹脂パーツを痛めないので様々な箇所に使う事ができます。

使用する箇所をよく清掃してから使うと効果を最大限発揮できます。

アウターワイヤー内に使用するのオススメ。

 

 

シリコンルブ

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純シリコンの潤滑剤で、溶剤を使っていないのでゴムや樹脂パーツに使用でき、コスパが高いのも特徴。

STI内部の歯車やアウターワイヤー内部の潤滑にオススメ。

 

 

 

 

ここまでご紹介したのがワコーズ約250品目のうち自転車整備にオススメなオイル系製品です。

 

チェーンオイルは(個人的に他社製品も含めて)迷ったらチェーンルブが本当にオススメ!

性能も使い勝手も良くて、チェーンも比較的汚れにくい!

レース用バイク以外には自分のバイクにもよく使うし、当店での整備でも使用しています。

 

自分はレースや気持ちよく走りたいときにチェーンルブリキッド パワーをよく使います。

スピードとパワーはホントに好みの差だと思いますが、ヌルヌル動いてクッション感があるパワーを気に入って使うことが多いです。

 

また、シクロに出る時や、ヒルクライムでは雨が降る時も多いので雨予報の時はエクストリームをつけて行けば安心です。

 

 

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注油が簡単でオールマイティーに使いたいならチェーンルブ、

 

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雨や路面が悪いときはエクストリーム

 

最高の走行性能を求めるならスピードかパワー

 

このように選んでみましょう。

 

 

また、前回ご紹介したような「洗車」をこまめにおこなうなら、ラスペネかメンテルーブはどちらか持っておくと非常に重宝します!

*フッソオイル・シリコンルブは取寄せ品です。

 

チェーンオイル選びや洗車など、ケミカルで迷ったらワコーズ認定スタッフのワイズロード新橋店 関にご相談ください!(テックにおります)

ワコーズ以外の製品も含めて選び方をご案内いたします。

 

 

次回は明日、洗車に欠かせないクリーナーや新車のようなツヤを復活させるコーティング剤を詳しく紹介します!

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整備に関して

修理・カスタムは予約優先で受付中!飛び込み修理も対応いたします。
パンク修理から点検、カスタム、オーバーホールまで幅広くご相談ください。
混雑時はお待たせする場合がございますので、お電話での事前予約がおすすめです。

 

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日本最大級のトライアスロン館 1F

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オリジナルフィッティングサービス:バイオレーサー

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新橋ブランドコーナー

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この他にも
TREKCANNONDALEBESVBROMPTON強化コーナーがあります

ウエア、パーツ、ホイール

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Keeper

このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

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KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

 

【EX KeePer】20,000 円(税込)

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自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

【ECO プラスダイヤモンドキーパー】10,000 円(税込)

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コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

 

【ダイヤモンドキーパー for Bicycle】5,000 円 (税込)

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カーコーティングで高い評価をいただいているダイヤモンドキーパーをベースにし、自転車への施工に適したコーティングとして開発されました。防汚能力を持つ強靭な高密度ガラス素材でコーティングすることで、ノーメンテナンスで 3 年間大切な自転車の塗装を守ることができます。

新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 


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