#RideCannondale 春のニセコグラベル参戦!狙ったかのように……
by: 間野友輔

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ワイズロード新橋キャノンデールブランドストアの間野です。

この週末、皆様いかがお過ごしでしたか?

関東近辺でも『白州の森バイクロア』『アルプスあずみのセンチュリーライド』『グランフォンド小諸』などといった大きなイベントが集中開催された週末でしたが、わたくしは今年も北海道へ渡り、ニセコグラベルSpring Rideに参加してきました。

ここまで(いつも通りですが)乗り込み不足でしたが、まあ、去年は帯状疱疹直後でまったく動けなかったことを考えると大丈夫だろ、と楽観かまして北海道に乗り込みましたが、まあ大変でした。

 

ニセコグラベルとは?

札幌の南西、世界に誇るリゾート地帯『ニセコ』を舞台に、数々のグラベルルートを縫って開催されるライドイベントです。2020年までは地元ローカルの細々としたイベントでしたが、2021年から全国的に参加者を募り、2022年には春秋2回の開催という大規模化を実現。質・規模とも現在、日本最大のグラベルイベントだと思います。

わたくし間野は2021年から3回参加。21年分のみ諸事情によりブログがありませんが、昨年のブログもぜひご覧ください。

 

前日ライド

今回も前日入り、翌日戻りの2泊3日。飛行機は時短だけどいろいろ面倒くさいので、今回も新幹線と在来線でニセコの中心都市・倶知安(くっちゃん)へ。
ルートについては以前のブログを参照してみてください。

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毎回撮っている絵面ですが、倶知安駅のフォトボード前にて。
過去3回はTopstone Carbon Leftyを使用しましたが、今回はSupersix Evo SEにて参戦します。ニセコグラベルの場合、それほどハードな下りがないことと、軽量化がチョイスの理由です。

 

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ホテルに荷物置いて、16時から3時間弱、周辺ライドへ。
羊蹄山くっきり見えるし、風はちょっと涼しいくらいで快適。今日はライド日和だ!

過去3大会では、ニセコ連峰の南側、蘭越町を中心にルートが引かれていましたが、今回はじめて羊蹄山北麓がルートに。自分もこっち方面は前日ライドなどでもあまり来ていないので、大会コースを若干外す感じで北麓を散策します。

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まずは尻別川沿いに上流へ。ここもグラベルなのかなと思ってたら、意外と整ったサイクリングロード。たまに冬の雪捨て場の名残で土砂が散乱してたりしますが。

 

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雪解けはだいぶ進んでいますが、まだ雪解け水が多い時期。尻別川もけっこうな水量で中州が沈んでいるような場所もあります。

 

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田畑の準備もすすんでいます。こういう季節は本当に好きだなぁ。

 

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GoogleMapを見てて、この用水路沿いが怪しいなと睨んでた場所。わたくしはルート引く際にはStrava Global Heatmapも参考にしますが、ぜんぜん踏み跡がない。変だなあと思ったけど、行ってみたらなかなかのナイスグラベルでした。用水路の管理用道路にも見えるので、ひょっとしたら最近まで開放されていなかったのかも。

 

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羊蹄山の北東斜面に畑が広がるエリアがあるので登ってみた。登りはずっと舗装の急傾斜で、あれ?グラベルないのかな?と思ってたけど、登り切ったらグラベルに。下りグラベル最高!
正面の特徴的な山は尻別岳。

 

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ぼちぼち日が沈むけど、だいたい予定通り。

 

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新緑の森の中を抜けるグラベルは本当に気持ち良いです。

 

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帰り道に謎の青い自転車マークを見つけて行ってみたら、サイクリングルートの案内看板でした。前にも見た気がするけど、地図は初めて見たかも。

 

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こんな感じで暗くなる前に約40kmライド。空気も心地よく最高の前日ライドでした。よし、前日しっかり楽しみ切ったぞ!

 

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さて、なんでこんなに前日ライドを満喫して優勝!みたいな勢い出してるのかと言うと……

 

 

NISEKO GRAVEL 2023 Spring Ride

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開催当日はがっつり雨。北海道だけ雨。この日だけ雨。まぢかよwww
しかも雨時々曇りみたいな予報だったのに、土砂降りなんですけど。

誤解されがちですが、グラベルライダーやっててても、元シクロクロッサーでも、ドロドロに汚れるのは好きではないです。後始末大変だし。特に自分のクルマで来ていない今回はホテルに入れるのだって気を遣う。でもしょーがないよね、まあ楽しみますよ。

 

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 今回のスタート/フィニッシュは倶知安町の中心にある公民館。
これまではちょっと離れた場所からのスタートが多く、レンタカーを借りないと不便な場合も多かったので、これは大助かり。市街地からのスタート/フィニッシュはUNBOUND GRAVELっぽくて良いという意見も。

 

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冠スポンサーのパナレーサーさんが販売ブースも設置。シーラントが足りないなんて時には大助かりですね。

 

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 今回もソロ参戦だったのですが、スタート直後にキャノンデールジャパンの秋吉さんと出会い、またサイクリングメディアのLa Routeさんのおふたりと4人で多くの時間を走行しました。といっても、わたくしと違って脚があるお三方なので、登りで離され下りで追いつくというのを繰り返し、最終的にはサヨウナラ~しましたが(笑)

 

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LAB71はSUPERSIX EVOだけではない!
秋吉さんが持ち込んだのが、LAB71 TOPSTONE CARBON!実車はじめて見た!

こちらは申し訳ございませんが、弊社完売です。秋吉さんによると、走りの性能に振っているせいか、KINGPINリアサスペンションは通常モデルよりも動きが少ないようです。ほほう、興味深い。

 

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 エイド兼チェックポイントは2回(同じ場所)。
暖かいお茶をいただきました。ここまで舗装だったので速度も速くて写真がありません。カメラ出すの躊躇う雨だったし。

 

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 冷えちゃうのでどんどん出発していきます。今日の参加者けっこう早い。チェックポイントのチェックがほとんど埋まっていた。

 

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 本日最初のグラベルセクションは尻別川の土手道。これ、雨じゃなかったら走りやすかったヤツだ……。ぬかるんでドロドロ、センターの草の上は泥はねしないけど重くて体力奪われる。

 

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本格的なグラベルセクションに突入。これこれ、雨のライドって憂鬱だけど、雨に濡れた新緑の森って美しいのよ。

 

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林や畑を縫ってグラベルが続く。起こしたばかりの土の畑はじゃがいも畑かな?そういえば倶知安の町ではスキーしているじゃがいものゆるキャラの絵をあっちこっちで見かけるのですが、その子のグッズはどこで買えますか?(笑)

 

しかしこれだけ泥を巻き上げていると、バイクにも不調が生じるわけで、ブレーキに泥が入って音を立てるようになってしまいました。そこで……

水たまりで水を掬ってブレーキを洗う図(写真3枚目)

 

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2回目のエイドでは豚汁が待っていました。マジ旨い。生き返るこの塩分。この感動を皆様にお伝えしたくてカメラを取り出したら、レンズの上に豚汁零しました。いちおう防滴仕様だけどさ、東京戻ったらメーカーメンテナンス送りだな……。

 

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今回の最高地点、約450m。最終グラベル区間へのアプローチなんだけど、当初ルートになかった。どうやら当初ルートが急勾配すぎて雨で危険なので迂回ルートを取ったらしいんだが、ここまでも相当鬼畜な登りだったぞ。ここでパック崩壊。もう2度と秋吉さんとお会いすることはなかった……。ちなみにルート変更知らなかったので実は逆走で前日も来ている(笑)

 

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 いよいよ最終グラベルセクション。急傾斜のみ舗装され、あとは整ったグラベルが続くナイスグラベル。ただ、もうここまでで体も機材もボロボロであります。重い、重いったらありゃしない。レンズも曇っちゃったよ。

下りは直線なので躊躇なくかっ飛ばしますが。

 

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 グラベルセクションを終えて麓に降りてきました。振り返ると羊蹄山の裾野がだいぶ見えるようになってきた。

 

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そう、雨あがってるんです。グラベルを終えたら上がりやがった。あんだけ降ったのに、もう乾いてやがる。

 

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 というわけでフィニッシュしました。後からTwitter見てたら、不参加勢が地獄じゃね?とか言ってらっしゃるんですが、まあグラベルライドとしては過去一ドロドロですが、言うほど地獄じゃなかったですよ、うん、楽しかった。気温も15℃くらいだったから、それほど寒くないしね。0℃前後の雨の野辺山シクロクロスに比べたら大したことないです。(比較対象が間違っているw)

この時期の新緑が雨に濡れた色って、ほんとうに美しいんです。そんな景色見ちゃったら、雨でもグラベルライド行きたくなりますよ。

 

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1台しかなかったのでだいぶ待ったけど、高圧洗車機あったので、なんとかホテルに持ち込めるだけは綺麗にできました。帰ったら分解清掃だな~。

 

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※行きのホテル→スタート地点の約2kmを含む

というわけで、ハードコンディションでしたが、このコースレイアウトだったのが救いというか、なんとか楽しめるライドで終わりました。雨の中、エイドや立哨などいただきました運営の皆様には感謝しかありません。ありがとうございました!

 

今回のバイク

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Cannondale SUPERSIX EVO CX GRX Di2カスタム

グラベルレースにもシクロクロスにも使えるSUPERISX EVO CX/SE。
シクロクロス仕様パッケージだったEVO CXをフルカスタマイズしてグラベル仕様にしています。コンポーネントはシマノGRX Di2、ホイールはSCOPE CYCLING R4D(Aiオフセット仕様)、タイヤはPanaracer Gravel King SK 700×38Cの限定パンジー。

詳細は

サイズ51、54在庫ございます。カスタマイズ相談も承りますよ!

こちらは在庫1点限り、カスタムしなくてもグラベル用にアッセンブルされているEVO SEクールミント。23年のUNBOUND GRAVELでは200マイル3位に入ったラクラン・モートン選手や、XLクラスに参戦したテッド・キング選手もこのモデルを使用していました。

 

キャノンデールのご注文は新橋で!

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新橋店はキャノンデールのコンセプトストアです!
珍しいモデルなども含め、バリエーション豊富な在庫をご用意しております!

グラベル大好き、シクロクロスも昔齧ったキャノンデール専任スタッフ間野が皆様のお越しをお待ちしております(*^^)v 

 

 

cannondalelogobanner

22nd May 2023

ワイズロード新橋キャノンデールブランドストア まのゆうすけ

 

 

 


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