2022/05/18 00:57
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストアの間野です。
今年のグラベルイベント参加第1弾!北海道はニセコ地域で開催された『NISEKO GRAVEL Spring Ride』に参加してきました!
昨年から全国に参加者を募るイベントとしてリスタートしたNISEKO GRAVELですが、昨年は8月上旬の開催で非常に酷暑だったため、今年は時期を秋に変更。しかしテストイベント的にこの5月の開催もすることとなり、当初は50名の定員枠で募集、追加で100名規模のイベントになりました。
実はわたくし、昨年も参加していたのですが、とある事情でレポートは差し控えさせていただきました。もともと学生時代は北海道でキャンプツーリングをよくしていましたし、ニセコという地域が素晴らしいのは知られていることでしたので、秋もぜひ参加したいと思っています。
目次
飛行機で新千歳空港に降り、レンタカーを借りてニセコに向かうのが一般的だと思います。ただ、2013年にツール・ド・北海道でニセコを訪れた際の経験で、空港から100km下道で運転するのは怠いな、と思ったのと、今では函館まで新幹線が通っているので、去年も今年も、朝一番の北海道新幹線で向かいました。写真は新函館北斗駅。
新函館北斗から長万部(おしゃまんべ)までは在来線特急『北斗』で。ここで1時間待ち合わせして
こちらの1両編成のディーゼル汽車で、ニセコ地域の中心地・倶知安(くっちゃん)へ約1時間半。
到着したのはほぼ15時。ホテルにチェックインして、体を慣らしに羊蹄山一周してきます。
バイクは今回もTOPSTONE CARBON Lefty Force 22で、ホイールは650B×43のパナレーサー・グラベルキングSKです。
到着したこの日は、予報では雨が止むはずだったのですが、ずっとどんよりして小雨がパラパラと降っていました。到着後に若干のトラブルで時間を使ってしまったので、日没までの時間を考えると、周辺のグラベルに入る時間はなさそう。舗装路のみで周回してきました。
しかし寒い。だいたい6℃くらいで5℃台まで冷え込む時間もありました。標高は150~300mくらい。
どんよりと低い位置に垂れ込める雲。
地域の主峰・羊蹄山はまったく見えず。
去年はここから登った先のグラベルに入って……
ここから出てきたんですけどね。今回は日没の関係で断念。
いやあしかし、新緑なので森の中は美しいです。
この日見えた羊蹄山はこんな感じ。
明け方まで降ってたっぽいですが、ホテルを出る頃にはしっかり止んで、少し路面がウェットな状態。スタート地点まで約30km。レンタカー借りてないので、自走か、もしくは最寄り駅まで4駅輪行するか。今回はイベント本番の走行距離が44kmと短いこともあったので自走することにしました。ちなみに一日6本くらいとめちゃくちゃ汽車の本数は少ないけど、乗れる便はありました。
途中、去年のコースにもなっていたグラベルを寄り道してみたり。
振りむけば羊蹄山はやっぱり隠れている。
雪解け水で水量が多く、中洲の木々が水没している尻別川。
スタート地点の蘭越町・蘭越ランラン公園に到着。やっぱほとんどの人がクルマだよね~。
NISEKO GRAVELはキャノンデールも協賛するイベントです。今回、キャノンデールジャパンから山本カズさんとメカニックの秋吉さん、バイシクルクラブ誌編集長の山口さん、YouTuberのけんたさんが未発売の新型TOPSTONEで参加していました。
けんたさんが乗ったのは、新型TOPSTONE CARBON 2 Lefty
秋吉さんはGRX搭載の新型TOPSTONE 2。ホイールをHollowgram 35に変更しています。
山本カズさんはSmart Sense搭載の新型TOPSTONE CARBON 3に、ホイールはHollowgram 45SLを使用。このバイクで6月初旬の北米Unbound Gravelに参戦するとのこと。
いやまじカッケー!
というわけでようやく本大会のコースに入ります。
コースの後半は前回大会でも走った部分が多く重なるのですが、前半は今回の新規コース。蘭越の市街地からすぐに入る丘陵の比較的アップダウンの少ないグラベルで、ウォームアップに最適。もちろん新緑の森も美しいし、意外と路面も濡れていなくて心地よい。
後半は写真撮る体力なくなってくるので前半は撮りまくる(笑)
真っすぐのコースも気になる……
ニセコ連峰もくっきりと見えてきた
この路線に乗ってきたんですが、車中から見る景色も美しいので、おすすめです。道路だと分からない魅力があります。2030年には新幹線が通って廃線することが決まっているので今のうちです。
これから作物を植えるために起こされている畑。水田にも水が張られ、内地とは違う遅い春景色。
去年も通った、昆布温泉にある甘露水という湧き水。去年飲んだらびっくりするくらい甘くて美味しかった。下り途中で素通りする参加者多かったけど、勿体ないなぁ。
コース中でも標高が高い場所まで登ってきてのグラベル。道は広くてきれいだし、アップダウンはあるけどきつさはない。ここまでの登りは正直、運動不足にはきつかった。eバイクの参加者にはガンガン抜かれるし……。でもここまで来たらこっちの本領発揮だもんね♪
残雪と新緑、サイコー!
もいっかい舗装でちょっとだけ登ったら、あとはラストのご褒美下りグラベル!
……楽しすぎるのと、危ないのとで写真はありません(笑)
撮影しながら先行していたキャノンデールチームと合流して、サドルトークしながらゴールへ向かいます。
最後の下りでちょっとだけ泥がついたバイク。お疲れ様でした~。めっちゃ楽しかった!
ちなみに今回から装着したサドルバッグ、OLTRIEBのサドルバッグ2(4.1L)なかなか良かったです。サイズはいくつかありますが、このサイズなら泥除け代わりにもなりますね。今回は使わなかったアウタージャケットと緊急用のウルトラライト輪行袋を入れて、まだ余裕がありました。まあ、他にもバッグ過剰装備状態ですけど。
Deuterのフレームバッグには補給食を入れています。バナナが入るのが重宝してます。
体力的にヤバかったら輪行しようと思っていたけど、イベント終わったの13時で時間はたっぷりあるので、自走でホテルまで帰ることにしました。でも大抵気が抜けているので、ぜんぜん踏めないんだよね。
ニセコの道の駅の向かいにある『The POW BAR Cafe』に寄り道。
去年のNISEKO GRAVELで知った、ニセコ発の補給食『The POW BAR』の製造元が運営するカフェです。残念ながら弊社非取扱。
ランチの時間は終わってたので、お茶とパウンドケーキをいただきました。正直疲れで頭痛もしてきていたのですが、この休憩で回復。
北海道のコンビニといえばセイコーマート。変わったものを探してたらこんなアイスが。けっこう霜張ってるので売れてないっぽいけど、甘すぎず、でもちゃんとかぼちゃの甘味があって美味しかったです。
ちょっと寄り道して、今回最後のショートグラベル。
やっぱ北海道はいいなぁ。もうちょっと休みもらってのんびり来たいな。
帰る日の朝になって、羊蹄山やっと全部見えました。
この投稿をInstagramで見る
……というわけで新型TOPSTONE CARBONが登場するレポートもお楽しみに。
次回9月4日開催の秋のNISEKO GRAVELに、新型TOPSTONE CARBONのデリバリーは残念ながら間に合いませんが、店頭在庫の貴重なSUPERSIX EVO SEや、アルミモデルのTOPSTONEなどご相談承ります!
傷がつきにくくなるガラスコーティング『ガラスの鎧』と汚れが付きにくくなる『カガミの甲冑』は、オフロード遊びするグラベルロードにはお薦めしたいです。(道玄坂限定)
グラベル・シクロクロス大好きなキャノンデール専任スタッフ間野がご案内します!お待ちしております(*^^)v
18th May 2022
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストア まのゆうすけ