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2025/02/13 18:00
こんばんは、新宿本館のまつのです。今回はSHIMANOのロードコンポーネント“DURA-ACE”のおはなしです。
目次
ギアやブレーキなどのパーツの集合体はコンポーネントやグループセットと呼ばれ、DURA-ACE(デュラエース)はSHIMANOのロードコンポーネントのフラッグシップモデルです。SHIMANOロードコンポーネントはグレードがあり、トップグレードのDURA-ACEには最新の技術が採用され、時期を追うごとにセカンドグレードのULTEGRA(アルテグラ)、サードグレードの105(イチマルゴ)へと下位のグレードにも採用されていきます。いち早くパーツとしてのエアロ性能に着目するなど様々な試みがなされてきたDURA-ACEは、SHIMANOの歴史と共にあるといっても過言ではないでしょう。今回はそんなDURA-ACEのなにが凄いのか?軽さ?変速精度?改めて振り返ってみましょう。
現行の9200系DURA-ACEはDi2仕様のみとなっています。油圧ディスクブレーキの場合、レバーはボタン電池から給電され、変速機はバッテリーを繋げて給電します。つまり電源は3つ。リムブレーキの場合は全て有線で接続しバッテリーから給電します。
現行のDURA-ACEのギアはフロント(前側)2段×リア(後側)12段の構成となっています。これは前モデルの2×11段よりもリアが1段増えています。業界では他社が先行してリアの12速化を行っており、かなりの後発となりました。後々発売されたULTEGRA、105もそれを追うかたちでリア12速化されています。
リアのカセットスプロケットの歯数(歯の数)は、11-30Tのクロスレシオの他に、11-34Tのワイドレシオのラインナップが用意されます。歯数は大きい方が軽いギアとなりますから、同じ12速でありながらもワイドレシオの方がよりギアの設定を軽くでき、クロスレシオの方が範囲が狭い為、より細かくギアの調整が可能です。
フロントチェーンリングの歯数は46-36Tというかなり小さなギアから54-40Tとかなり男前なギアまでラインナップされています。その中間にあたる50-34Tと52-36Tが完成車の付属としては一般的です。
クランク長は160.0mm、165.0mm、167.5mm、170.0mm、172.5mm、175.0mm、177.5mmがラインナップされており、身長÷10、例えば身長170cmの方は÷10=170mmがひとつの目安とされていましたが昨今でのロードレースでは短めのものを選ぶトレンドもあり、豊富なラインナップから選択ができるようになっています。長い方がトルクがかかりやすく、短い方が脚の上下運動が減るため回しやすいというイメージでしょうか。
油圧のレバーは頭部分にオイルタンクが入るため大きくなりがちですが、電子ユニットの小型化によりレバー自体の小型化に貢献。ブラケットを握った際に小指、薬指、中指の3本で綺麗に握れるサイズ設定となっています。若干内向きな形状でレバーの根元にフードがあることによりミスタッチを抑制します。シフトボタンも凹凸が大きくなりミスタッチを抑制、極限状態でも確実な変速操作が可能です。
ワンピースで肉抜きされたブレーキキャリパーは軽量性と剛性に優れます。前作よりも10%拡大されたブレーキクリアランスと、熱変形に強いディスクローターによってブレーキのスレを抑制します。
フロントディレイラーのパワーを向上させることにより小型化に成功、空力的にも向上しているでしょう。
リアディレイラーにシステムが集約され、変速モードの調整や給電等が可能となっています。
ローターやブレーキ等MTBで培ったノウハウをロードに応用し、完成された12速コンポとなっています。当店でもバラ完等のご注文を承ります。店頭でお待ちしております。
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