【まつののCicli通信】ゆるポタ勢にとってのパワーメーターって？！
by: 松野海丸

こんにちは、新宿本館まつのです。今回は、ゆるポタ勢こそパワーメーターを。というおはなしです。

1 パワーメーターとは
2 パワーメーターのメリット
3 対応したサイクルコンピュータが必要
4 両足メーターと片足メーターがある
5 パワーメーターの種類
6 おすすめのパワーメーター
7 捗るアイテム

パワーメーターとは

パワーメーターとは自転車を漕ぐときの力を計測するアイテム。ケイデンス（足の回転数）×トルク（ペダルを介してクランクに回す力）で求められる数値がパワーになります。“ペダリングを数値化できる”のがポイントです。

「レースガチ勢じゃないからパワーメーターはいらないかな」「ゆるポタ勢だしスピードメーターでいいんじゃないか？」なんて思う方もいるでしょう。パワーメーターはスピードメーターやケイデンスメーター等他のメーターと比較して高額なのがネック。そこまでして導入するのってどうなの？なんていうハードルがあります。でも、ゆるポタ勢ほどパワーメーターを導入すると捗りますよ！！

パワーメーターのメリット

パワーメーターのメリットは、天候や道の道の勾配などの外部要因にほとんど影響を受けずに、純粋に自分の漕ぐ力を計測できることです。例えば、スピードメーターは現在どれくらいの速度が出ているか測定するものですよね？では、同じ時速20kmで走るとして、下り坂と上り坂、必要なパワーは違いますよね。例えば一定のペースを保って走行したい場合、スピードよりもパワーを基準にする方が確実であるということが出来ます。「上り坂でスピードが落ちても、パワーが保てていればこれ以上踏む必要はないか」などということが確認できるんですね。また、機材のアップグレードによる恩恵もパワーという数値で確認できます。「〇ワット節約できた」など効率を確認することができるわけですね。よってレース勢は勿論、ゆるポタ勢にもパワーメーターは活用性の高いアイテムであるということができます。

対応したサイクルコンピュータが必要

パワーメーターを導入するには対応したサイクルコンピュータが必要です。選ぶ際は対応しているかなどをよく確認した方がよいでしょう。ブルートゥースやANT+接続に対応したモデルが基本で比較的高級なサイクルコンピュータを選択する必要があります。接続規格とパワー表示に対応しているか確認しましょう。メーターと同じブランドのサイクルコンピュータがあればそちらを選択すれば間違えは無いでしょう。

両足メーターと片足メーターがある

パワメーターは両足にセンサーを有するものと片足のみにセンサーを備えたものが存在します。パワーメーター1つでは片足のみの計測になるため、片側の計測値を2倍にして両足の数値として判断します。ペダリングの左右差を把握するなどより細かくデータをとりたい場合は両足対応のものがオススメですが、その分高価になります。予算にあわせて選ぶとよいでしょう。