【スタッフブログ】カーボンクランク×軽量パワーメーター！【CYBREI×SIGEYI】
by: 服部匠太郎

こんにちは。新宿本館の服部です。

今回も私の購入品のご紹介です。

CYBREIカーボンクランク DUBシャフトモデル×SIGEYI AXO SL パワーメーター

最近話題の中国系ブランドのカーボンクランクとパワーメーターになります。

まず、CYBREIは2021年にできた中国の新興メーカーでありながら、当店ではお取り扱いはありませんが、某元祖パワーメーター純正クランク採用されたり、今年のジュニアの男子ロードレース世界チャンピオンも使用するなどすでに実績を上げている今注目のブランドです。

カーボンクランクと言えばSRAMやROTOR等大手ブランドの選択肢もありますが、こちらを選んだ理由としては、162.5MMのクランク長のラインナップがあったため。他のブランドでは162.5MMという長さは中々ありません。私は身長170cmくらいで現在165MMのクランクを使っており、特別長いと感じているわけではありませんが、踏むより回すペダリングが好みの私にとってすこしクランクを短くしたら乗りやすくなるのではと思ったからです。

そこに合わせるSIGEYIのパワーメーターですが、こちらも同じく中国の新興ブランド。パワーメーターだけでなく、ダイレクトマウントディレイラーハンガーなども作っており、実は国内展開されていなかった４年ほど前からハンガーは使っていました。自分が見知ったブランドであると言う事も理由のひとつですが、その他にもスパイダー型であるというのも大きな決め手です。スパイダー型は某元祖パワーメーターもこだわり続けた形式であり、その特徴というとなんといっても堅牢製。スパイダー型は車体の外側に飛び出さない形状のため、ぶつけたりしにくく、センサーと計測部がしっかりと外装に覆われているため水や油でセンサーが壊れてしまう心配もほぼありません。

重量

気になる重量ですが、クランクが実測310g、パワーメーターが79g。使用しているアルテグラのチェーンリングとポルトが163gでしたので、クランクセット重量552g！！アルテグラクランクセットのカタログ重量が711gとのことなので、219gの軽量化になりました！量り忘れてしまいましたが、実際のバイク重量に関してはbbはシマノからスラムに交換したので200gくらいの軽量化になったのではと思っています。

インプレ

実際乗ってみるとまずはクランク長変更による違和感がありましたが、しばらく乗っていると慣れて気にならなくなりました。クランク長がわずかにですが、短くなったことにより下死点、上死点の動きがよりスムーズになり、可動域の中でより長い時間パワーをインプットできるようになった気がします。クランク自体の性能としては、使用されているＴ1000カーボンの影響か、DUBシャフトの影響か高い合成を感じます。表しにくいですが、スプリントやダンシングで強くペダルを踏みこんだ時にバイクがよりシャキッと動いてくれるような感覚があります。パワーメーターに関しては厳密にデュアレコしたわけではないのでわかりませんが、今まで使っていたパワーメーターとくらべて感覚にはなりますが、特に上振れ下振れは感じませんでしたので精度も問題ないでしょう。

最近のバイクは完成車パッケージ状態でもかなり性能が高いので、カスタムの余地を見つけるのが難しいですが、カーボンクランクという新たなカスタマイズの選択はいかがでしょうか。カスタムのご相談、店頭にてお気軽にお声がけください。