【2016GIANT】新型ﾌﾙｶｰﾎﾞﾝにULTEGRA。なのに価格は２５万！！
by: 池田哲也

またまた入ってきました2016年の注目モデル。

毎回同じこと言ってると突っ込みが入りそうですが今回は私が今年一番注目している購入候補の筆頭をご紹介いたします。

ＧＩＮＡＴ

ＴＣＲ　ＡＤＶＡＮＣＥＤ　１　ＫＯＭ

￥２５０，０００－(税抜き）

(現金の場合は１０%のクーポン付ます)

前回アルミモデルの紹介の時も話しましたがＴＣＲこそがロードバイク界のスタンダート中のスタンダート。あらゆるシュチュエーションに対応するオールラウンドモデルのど真ん中。

最近ではエアロモデルでありながら軽量な「ＰＲＯＰＥＬ」の陰に隠れていましたがこのたびのモデルチェンジで「ＴＯＴＡＬ　ＲＡＣＥ　ＢＩＫＥ」として再び主力バイクの座に返り咲き。

連日大変な激戦が繰り広げられている「ブエルタ・エスパーニャ」で現在首位のジャイアントアルぺシン「トム・デュムラン」もこのバイクで超級山岳３連戦を乗り切るなど、グランツールの過酷な山岳ステージも乗り切る快適性とレスポンスの良い走りを兼ね備えています。

さらに今回の大きなテーマはクライミング性能の向上。

すでに他社を上回るレベルにあった剛性を維持しつつ軽量化。さらにチームとともに徹底的にフィーリングを煮詰めることでクライミングバイクとしてかつて無いレベルに到達しました。

前作と比べてみると、、、、

２０１５年モデル

２０１６年モデル

写真だとわかりにくいですがフロントフォークとシートステー、そしてシートチューブ回りがかなりスリムに。下半分のパワーラインは従来通りのボリュームなので細さがさらに際立つ形に。コンパクトなスローピングフレームと合わせて非常に鋭く加速しそうなかっこいいフォルムです。

フレームはカーボン原糸から自社で生産する自慢のフルカーボン。

見るだけでしなやかさが伝わるスリムになったシートステーとシートチューブ、そしてトップチューブ。スリムになったことで当然軽量化も達成しています。

従来の半分ぐらいのボリュームになったように見えるシートポスト。

見た目にはただ細くなっただけのように見えますがＤＥＦＹなどに使われているＤ－ＦＵＳＥテクノロジーを応用することで快適性を大幅に向上させた「ＶＡＲＩＡＮＴシートピラー」にグレードアップ。加えてフレームのシートチューブが以前より短くなりよりシートポストがよりしなりやすく。合わせ技で快適性を旧型DEFYに迫るほど向上させています。

シートクランプは臼を使ったおなじみの固定方式。面積も広めで体重の重いライダーもしっかり受けてメてくれそうです。