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【ぷち旅行】伊豆大島へ!【ビビッド大島オペレーション】
by: 松永 剛

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シルバーウィークと名付けられた秋の大型連休の真っ最中ですが、皆さん自転車乗ってますか?

SNS等を眺めていると、各地で開催されているレースに参加したり、あちこち遠征してのサイクリングを楽しんでいらっしゃる方が多くてうらやましい限り。連休中は天気も良さそうなのでたっぷり楽しんで頂ければと思います!

さて、そんな自分ですが、シルバーウィークの前の週の平日の休みの間に、伊豆大島にサイクリングに行ってきましたのでフォトレポートをお送りしたいと思います!

伊豆大島は東京から船、もしくは飛行機で比較的簡単にいける場所にある、東京都大島町にあたる離島です。『大島一周道路』というぐるっと回れる道路が整備されており、これで1周すると約40km、距離で言えば比較的簡単に走れる距離なのですが、火山の噴火で形成された島で、とにかく平地が少なく、一周道路も常に登っているか、下っているかという感じで距離の割には走り応えのある道路です。
ロードのトレーニングに訪れる方もいるようで、本格的なヒルクライムも楽しめる島です。

そんな伊豆大島に、実際の行程に沿う形でレポートをUPしていきますので、バーチャルトリップ気分で見ていってくださいね!(写真多めでお送りいたします!w)

 

まずスタートは東京の竹芝桟橋。今回、伊豆大島へのルートとしていくつかある中で自分が選んだのは、往復とも船で行くパターン。そして往路は、竹芝を23時に出航し、翌5時に大島に寄港する大型船を選択。 

 

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竹芝桟橋の最寄り駅は、JRでは浜松町駅です。

当日は半休をもらっていたので、夕方まで新宿の店で仕事をして一旦横浜の自宅にもどって、晩御飯を済ませて9時前に出発。一路電車で浜松町駅を目指します。

 

 

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浜松町駅から800mほど、輪行状態のまま歩いて、竹芝桟橋の客船ターミナルへ。

道中、駅へと向かう浴衣姿の若者たちとすれ違いましたが、今回乗船する東海汽船の『さるびあ丸』は、伊豆諸島への航海の前の夕方に、納涼船として東京湾内を短時間クルーズしているんですね。すれ違ったのはその乗客たちです。

さて、乗船ターミナルで事前にネットで予約していたチケットを発券。さるびあ丸には、どこまで乗るかの他に、客船のランクでも運賃が変わります。またネットで事前予約しておくと、結構割引になります。

 

 

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今回は『特2等』。どんな感じなのかはまた後ほど紹介しますね。

さて、出発まであと少しです。回りを見渡すと、つりの道具を持った人達、登山っぽい格好の人達もいますね。輪行をしている人・・・いました!

 

出航の20分ほど前になると乗船です。結構あわただしく乗船していきます。

ちなみに、輪行袋に入った状態ですと、料金は無料!自転車そのままの状態でも持って行くことが出来ますが、その場合は1,500円が必要になります。

 

 

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こんな感じで客室のロビーみたいなところに場所を確保してくれています。係員の指示に従って譲り合って置きましょう。今回は5名のサイクリストが乗船していました。(全員大島で下船した模様)

 

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今回の『特2等』の客室はこんな感じです。寝台列車のようなベッドがあります。広さは身長180cmの自分でも突っかかることのない長さのベッドで快適。毛布と枕は無料です。敷布団というか床がちょっと硬いので、さらに快適性を求める方は100円で追加の毛布を借りて下に敷くと良いかもしれません。
空きが多ければ、上の段を使うことがないのでそれほど他人の騒音などは気にならない感じです。

荷物をベッドにおいて(貴重品はしっかり持って行きましょう)船内を散策してみました。

 

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各等級ごとにフロアが分かれています。また『特』が付いていないところは基本的にザコ寝。金額はそれほど変わらないので、ゆっくりしたい人はベッドのある『特等』、仲間で一緒に過ごしたい(うるさくするのはダメですよ!)方は雑魚寝の部屋でも良いかも。大島の場合は乗船時間にしてわずか6時間ですが、それぞれの楽しみ方にあわせて選んでみてはどうでしょうか。

 

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出航してすぐに、東京湾のレインボーブリッヂをくぐります。なかなかいい眺めなので、ナイトクルージングを楽しむのも良いかも。出航してしばらくは、屋上ふくめた甲板に出ることが出来ます。
羽田を過ぎたあたりから陸もちょっと離れるので皆さん席(ベッド)に戻っていきます。

 

船内にはシャワーや食堂などもありますが、今回は出発前に済ませてきたので利用はしませんでした。

 

しかしこういうものがあると・・・誘惑に負けますねw

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三浦沖をクルージングしながら、冷凍食品の自販機で買ったたこ焼きと、缶チューハイで一人晩酌w
ちなみにお酒の自販機がありますが、購入には自動車免許証で年齢確認を行うシステムなので、免許を持っていないと買えませんのでご注意を!w

 

さてそんなこんなしているうちに日が変わってしまって、あわててベッドに戻って睡眠モードへ。

予定通りならば明け方5時には大島北端の岡田港に着くはずです。意外と寝る時間も短い。ということでお休みなさいませ~~

 

明け方4時頃に、船底に波が当たる音で目が覚めました。ちょうど現地に向かっていた9月15~16日頃は、距離は相当離れていましたが、太平洋上に台風が発生していたので、その影響で外洋はやや波がある状態。大型船とはいえ、全く揺れないわけではないのでここは仕方ないところです。ゆらゆら揺られて横になっていると若干目も回るので、トイレや洗顔をしてきたり、島に上陸してすぐに走り出せるように着替えを済ませているうちに大島岡田港に到着。予定通り5時きっかりに接岸、下船しました。

輪行の他の方も全員大島で下船される模様。自分は今回MTB用のSPD履いていましたが(結構船内では滑る)、他の方はスニーカーなどラフな感じでした。意外とゆるふわサイクリングな感じでも認知されているのかしら?

 

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 岡田港はまだこんな感じで真っ暗。じきに日も昇ってくると思いますが、まずは明かりのある客船ターミナルのほうにそのまま移動。そこで輪行を解きます。

 

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 ちょっとづつ空が明るくなってきますが・・・雲が多いですね。予報では昼過ぎから夕方にかけて雨の予報でした。さてさてどうなることやら。

 

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 輪行を解いて、ボトルに飲み物を入れ替えたり、付属品をいろいろ準備しているうちにだいぶ明るくなってきました。他の輪行の方たちの姿は既になく(笑)。

今回のお供は入手してしばらくたちますが、なかなか乗る機会に恵まれていない、2015年モデルのLOOK 675 ULTEGRA。ハンドルバーをTHOMSONのカーボン、シートポストをERGONのCF3(板バネ構造の振動吸収性の高いピラー)に変えています。ハンドル回りにはREC MOUNTのマウントで、SONYのカメラとCAT-EYEのサイコンを装備しています。直前に今回の坂の多い大島に合わせて、ロー32Tのスプロケと、TNI SPEED PULLEYを装備しました。

 

ということで、まずは大島一周道路を北端の岡田港から時計回りに回っていくことにします。

 

まずは標高0メートルの岡田港から、一周道路のあるところまでいきなりの上り坂。1kmで80mほど上ります。短いのでまあ、そんなに大変ではありませんが。

そこから、最初のチェックポイント(?)の大島公園に向かいます。
椿で有名な伊豆大島ですが、大島公園にはそういった椿園があったり、ちょっとした動物園のようなものがあったりする場所です。

 

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大島一周道路の各所にはこういう感じでバイクスタンドが設置されていたり、空気入れや工具の貸し出しがあったりします。ここの売店でも空気入れを借りることが出来ますが・・・この時はまだ午前6時過ぎだったので、売店も開いておらず、誰もいませんでした。もちろん、公園のトイレや自動販売機は利用可能。

一周道路を時計回りに走っていく場合、大島公園から、南端の波浮(はぶ)のエリアまでは、自販機などが一切無い(というか民家も無い)エリアなので、必要であればここでしっかりと補給などを済ませておく必要があります。

そしてここからは、一気に上りに入ります。一周道路の東側は、海抜300m台の高台に位置していますので、大島公園(大体80m)から200mちょっと登っていくことになります。斜度で大体7%ないくらいの上りが続きます。

 

 

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ひいこら言いながら登っていって、そこからは300m台の道を南下して・・・ってここでもあまり平坦ではないので細かく登ったり下ったりを繰り返します。途中、上り坂で野生の猿に茂みの中から威嚇されたりと、結構ドキドキです。

そして登っていくと、こんな感じの風景が見えてきます。一周道路の脇に沢のように木々が途切れていて、その下の地面は粗めの黒い砂利のような感じ。そう、これは噴火で流出した溶岩が細かく砕けたものです。

大島の東側、三原山山頂からこの一周道路までの間を埋め尽くす、溶岩流れた跡のエリアは『裏砂漠』と呼ばれています。国土地理院の日本国内で唯一『砂漠』という表記がされている場所です。
写真で見えるのはごく一部なのですが、ここから山頂のほうに向かっていくと、ものすごく広大な、月面のような世界が広がっています。

一部を除いて国立公園の特定保護エリアなので自転車を含む車両は乗り入れ禁止ですが、その様子を見に行くことは可能です。

 

 

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この『月と砂漠ライン』という道を数キロ登っていくと、裏砂漠の南端に入ることが出来ます。三原山の外輪山から、海へと向けて広がる、真っ黒なゆるい斜度の草木の無い大平原を見ることができますよ。

もちろん、裏砂漠エリアは徒歩での侵入は可能ですので(歩道のエリアが指定されています)、登山靴などを履いていけば歩いてまわることは可能です。結構広大なので、しっかりした装備をお忘れなく!

 

さて、一周道路にもどりましょう。

 

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ところどころにこんなカマボコみたいな土管が置いてあります。工事中で放置してあるわけではなく、万が一ここの道路を通行中に三原山が噴火したら、この中に入って飛んでくる噴石などから身を守る、というものですが・・・・噴石なら何とかなるかと思いますが、溶岩が流れてきたら・・・頑張って逃げてください(泣)

 

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一周道路の東側はこんな感じで肉厚のある葉の樹木に覆われています。なので正直視界はそんなに良くは無いんですが、大島は風が強いことでも有名ですが、このエリアは密集した樹木のおかげで風の影響は受けにくく走りやすい印象です。

東側のエリアは先ほども書いたように、大島公園~波浮までのエリアには一切民家などが無いので、車の通行も殆ど無いのですが、時々地元の方が軽トラックで通ったりしますので、気をつけましょう。

そして舗装が非常に綺麗な印象です。アスファルトのひび割れも殆どなく、安心して走れますが、所々に枝や木の実が落ちているところもあるので、踏んづけてパンクなんて事もあるかもしれないので、チューブ交換の装備はお忘れなく。あと、携帯が圏外ですw(結構不安になりますw)

 

さて、アップダウンを繰り返しつつ南下していきます。先ほどの『月と砂漠ライン』の分岐点を過ぎると、基本下り基調になります。

 

 

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数百メートルだけ、道路工事中で未舗装エリアがありました。慎重に通過していきます。

そういえばここら辺で、初めてロードに乗っている方とすれ違いました。自分とは逆方向の反時計回りで走っているようですが、荷物などもなく軽装で、トレーニングで島を訪れた方でしょうか?逆回りの方が上りがきつい印象です。

 

 

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結構な斜度で下っていくと、一気に視界が開けます。波浮の港が遠くに見える、島南岸の切り立った崖につづら折れで道が作られています。ブレーキを離すと一気に速度が上がりますのでご注意を!

 

ここを下りきった、海岸線のところにあるのが・・・

 

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筆島、と呼ばれる岩です。

 

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海面から筆先のような形状の岩が突き出しています。かつて、海底から噴出した溶岩が固まった物が隆起して、周囲のやわらかい堆積層が流されて岩だけ残ったという感じです。

 

 

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大島の東側はこういう感じで、結構切り立った崖になっており、人が近づきづらい地形に。なので集落なども無いんですね。写真でも一部崩れていますが、こうやって切り立っていくのでしょう。先ほどまで走っていた道路はこの崖の上に位置しています。

 

さて、波浮の港に向かいましょう。

 

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島の南岸にある集落です。こちらの港は岡田港や元町港とは違い、漁港がメインです。湾内には漁船が多く見られます。写真は見晴台からの眺めですが、綺麗な湾状になっていますが、実はもともと噴火口だったところに、津波が押し寄せて南側の土砂をさらっていって外洋とつながったという、なんともダイナミックな成り立ちの湾なのです。今では非常に静かな湾ですがw

 

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さて、先ほどの見晴台からの写真で言うと、対岸の高台の上にある集落にある『島京梵天』さんというたい焼き屋さんをご紹介します。

今回のツーリングレポートのタイトルの原型である『ビビッドレッド・オペレーション』というアニメ作品が2013年にOAされていました。近未来アクションモノですが、その舞台として大島がフィーチャーされており、主人公がこの波浮に住んでいるという設定でした。こちらの梵天さんも作品の背景として登場したり、その後の雑誌掲載イラストでキャラがたい焼きを食べているのが描かれていたり、声優さんが企画で訪れたりという、いわば『ビビオペの聖地』といえるお店です。2013年に訪れた際は、なんとタイミング悪くお休みの日で、お店の前で写真を撮るだけに終わってしまったのですが、今回はお店にうかがうことが出来ました!2年半越しだよ!しかも、当日は朝の8時過ぎに訪れた為、お店の開店は11時だったので諦めていたのですが、たまたま店内で仕込み中だったお店の方が気を使ってくださり、お店に入れていただいてたい焼きもいただくことが出来ました。『こういうのもめぐり合わせだよね!』と気さくな笑顔で対応してくださった梵天のマスターには感謝です!

 

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これが頂いた『玄米リゾットたい焼き』。中にはトマトソースで味付けされたリゾットとチーズがとろける、なんとも不思議な感じのたい焼きでした。朝から走ってきた自分にはありがたいエネルギーチャージ!
このほかにも通常のあんこが入ったたい焼きだけでなく、冷やしたい焼きなど十数種類のたい焼きがあります。是非波浮に訪れた際には立ち寄ってみては如何でしょうか?

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波浮の街はこんな感じの静かな町並み。上の灯台は『ビビオペ』の主人公の一色あかねの自宅がある場所。実際には龍王崎灯台があります。江戸時代の鉄砲場でもあります。
下は海のすぐ横にある(左の鳥居の先は階段を下るとすぐに海です)、『波布比咩命神社(はぶひめのみことじんしゃ)』。あかねと仲間の三枝わかば達が修行をした場所です。(話を見てない人には何のことやらですがw)

 

さて、最南端の波浮を後にして、元町港へ向かいます。ここからは島の西側の集落が点在するエリアを捕縄しています。相変わらずアップダウンの繰り返しで、距離はそれほど走ってきていないんですが疲れます。またちょうど風向きが北風で向かい風だったのでなかなか進まない・・・ぐぬぬ・・・

 

そして波浮から元町への中間点で、ちょっと開けたところでこんな風景を見ることができます。

 

 

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 千波地層切断面です。100~150年周期で大規模な噴火を繰り返してきた三原山の火山灰が積もっていく様子を道路に面した切通で見ることができます。高さは30m、距離で600mというこれまたダイナミックな地層面。途中うねっていたり、断層になっている箇所なども見れてなんとも壮大!
ちなみにここら辺りは歩道が整備されていますので、ゆっくり眺めたい方は歩道に上がりましょう。車道は路肩もなく狭いですが、ダンプカーやバスなども通るので、のんびりしているとちょっと危ないですのでw

 

さあ、元町まではあと少し!!がんばるぞい!!

 

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いや、あと少しだったけど・・・アップダウンが結構続いたよ・・・(汗

カメラやその他もろもろの荷物をドイターのバックパックに入れていたのですが、バッグ自体もそこそこ重量があって自転車より背負ってるもののほうが重いんじゃね?って感じだったので腰に来ました・・・

なんとか11時くらいに元町の客船ターミナルに到着し、とりあえず荷物を降ろして中のベンチで小休憩。コーラが喉にしみますわ~。

 

さて、天気予報では午後から雨になっていましたが、確かにだんだん雲が増えてきていました。

今回の宿泊は、なんと山の上にある『大島温泉ホテル』をとっていたので、ここからヒルクライムをしなくてはなりません。運動不足の自分にはここまでの行程でもだいぶばてていますが、果たして上りきれるのか!

 

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距離にして8km、標高差で490mのヒルクライムがスタート。ロードをばんばん乗っていらっしゃる方にはたいしたヒルクライムじゃ無いじゃん!といわれてしまいますが、日ごろゴンドラで登って下ってくるだけのDH専門の自分にはなかなかのヒルクライムです。

そして上り始めてしばらくしたら、天気予報どおりの雨・・・気温も下がってきてしまったので、ウインドブレイカーとレッグウォーマーを装備し、あとは気合で登っていきます!!

 

 

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途中、ほぼ1kmごとに足を止めて休憩を入れつつ、何とか登りきる事に成功!!しっかり雨ですね・・・

ホテルからは大島の三原山が一望できるのですが・・・

 

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こんな感じ。まだなんとか雲がかかっていないので見えますね。

チェックインが15時だったのですが、それより早く着いてしまったので、どうしようかと思っていたのですが、ホテルの方に相談したら、温泉だけ先に入ってもOKとの事。ありがたい!ということで、タオルを借りて早速温泉に。茶褐色のにごり湯が走って疲れた&雨で冷やされた身体に染み渡ります。あー頑張って登ってよかった!w

 

そしてロビーで15時まで待って、チェックイン。ちなみに今回、着替えなどを事前に小箱で宅急便でホテルに送る作戦を取りました。そんなに大物ではないですが、やや重量がある充電器とか、補給食の追加などを入れて送っておくと便利。帰りは不要なものをまた詰めて送り返します。

 

そして待望の晩御飯!!

 

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じゃん!!!

 

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大島の名産品である、椿油を使ったてんぷら(椿フォンデュ)です!なかなか楽しい&美味しい!
この他にも海の幸をたんまりと頂きました。

たっぷり食べて飲んで、ゆっくり部屋で過ごして(また温泉入って)。うーん極楽!

 

 

ちなみに伊豆大島は、土砂災害に見舞われた後、観光が下火になってしまったこともあり、観光協会で申請をすると割引になる制度もありますので、是非上手く利用して行ってみてはどうでしょうか?

詳細はこちらをご覧ください!

『GO TOKYO ~伊豆大島へ遊びに行こう!~』

 

 

翌朝~~

 

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これは酷い・・・(泣)

予報的中にも程があるくらいの雨です。風も強い・・・山頂付近はどっぷり雲の中。

 

予定では夕方の船で帰るプランだったのですが、自転車を持って雨の中観光するのはなかなか難しく、前日にたっぷり走ったのでそこそこ満足はしていたので、ここは欲張らずに、早々に帰ることにしました。ちょっと残念ですけども。

 

ホテルから港まではは下っていくだけなのですが、この雨と視界ではちょっと危険なので、ホテルで輪行バックに自転車を詰めてしまい、送迎バスで岡田港まで送って頂きました。15分くらいだった・・・昨日のぼりは相当かかったんですがw

 

岡田港でジェット船の時間を早めて(正確には夕方のをキャンセルして、午前の船を取り直した)、出航まではお土産を買ったり、大島牛乳のアイスクリームを食べたりして過ごします。

 

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岡田港に到着して1時間ほどで、帰りの高速船が到着しました。

 

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東海汽船が4隻所有する、ジェットフォイル(水中翼船)の中でももっとも新しく就航した『大漁』です。

実は岡田港で待っているときに、他に2隻も入港してきたので、同時に3隻を見ることが出来ました。ちょっとうれしいw

 

高速船でも自転車を運ぶことは出来ます。ただし、大型船のようにそのまま有料で預けることは出来ませんので、輪行袋は必須です。料金は¥1,000。

 

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こんな感じで客室の最後尾に置かせて頂く感じです。見ての通り、それほど多くの台数は置けません(おそらく5台くらいが限界?)。また船の乗船予約時に自転車の積み込みの予約が出来ませんので、場合によっては乗せられないこともあるかもしれません。

 

 

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ということで、ちょっと短い滞在になってしまいましたが、それなりに大島の自然は満喫できたと思います。まあ近いんでまた別の季節に遊びに行くのも良いかも!(3回目はいつになるかな~?)

あ、帰りの船は結構揺れました(ゆれるというか、波に船が突っ込んでいくので衝撃が結構くるんですよねw)

 

オマケ。

 

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ビビオペOA当時はまだリリースされていなかった、ねんどろいど『一色あかね』を大島につれてきました!
半ばこれが目的といっても過言ではないw

しかし走るの必死であまり他の場所で登場させられず。あかねーちゃんスマン!!w

 

その2。

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軽い痛チャリカスタムとして、ゼッケンプレートを作成。キャラは一番好きな『三枝わかば』。イラスト自体は以前刊行したビビオペコピー誌の表紙用イラストから。反対面には『ビビッド大島オペレーション』のロゴが入っています。

毎回行く場所にあわせてプレート作っていこうかな~w

 

 

ということで、大島プチツーリング(兼聖地巡礼)レポートでした!!長文になってしまったぜ!!(数日に分けて執筆しましたw)

 

また行きたいなぁ~。 

 

 

 

 

関連リンク

伊豆大島観光協会

東海汽船

大島温泉ホテル

島灯梵天

ビビッドレッド・オペレーション

 

 

 


 

 

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