【ＲＩＤＬＥＹ語り】８００ｇ台で組めば５ｋｇ台も目指せる!?
by: 池田哲也

今年のアニメは前半は面白い作品の数が多かったんですが、後半はしりすぼみと言った感じ。特に第４クール（９月から１２月）はつまらない作品のつまらなさが目立って来年がちょっと不安になってしまいます。

本題。

全ての人にとってあこがれの軽量バイク。意外と作るのは難しそうですが、車体を選べば（予算はともかく）割と簡単に作れるものです。今回はそんな一台。

ＲＩＤＬＥＹ

ＨＥＬＩＵＭ　オリジナルカラー

￥２５５，０００－　→　現金特価３０％ＯＦＦ￥１７８，５００－（税抜き）

（現金以外の場合は￥１９１，２５０－（税抜き）になります）

ベルギー生まれベルギー育ちのリドレー。

全てのモデルが石畳（パヴェ）でテストされるため軽量化には興味がないと考えられていた中でいきなり出てきたのがこのＨＥＬＩＵＭ。

石畳（パヴェ）を走れる耐久性を持ちながら当時としてはトップクラスの軽さを誇ったフレームとあって「リドレーすげ～」というイメージを高めたモデルです。

そんなＨＥＬＩＵＭも世代を重ね時々に合ったブラッシュアップを繰り返して進化。

このモデルも現在の流行りを十分に取り入れた魅力的な一台になっています。

フレームはリドレーが耐久性と乗り心地を両立させたいときに使う３０Ｔと２４Ｔカーボンの組み合わせ。

フレームは基本的に剛性を重視した横に平べったいＢＯＸ構造。

トップチューブもダウンチューブも横幅を広く取ることでペダリングやダンシングなどのねじれに対する強い構造に。これによりスプリントからヒルクライムの攻めるダンシングなど攻撃的な走りで最高の反応を見せてくれます。

写真では分かりにくいですがシートチューブ下部も横に広いＢＯＸ構造。

ＰＦ３０のＢＢと合わせてパワー伝達を限界まで引き上げています。

軽量モデルでも石畳を走るための乗り心地もばっちり確保しているのがリドレー定番の魅力。

リアステーはバネの様にしならせるためにスリムな扁平構造。

しなやかにしなることで荒れた路面でも衝撃を吸収。

シートポストも初代ヘリウムはインテグラルポストでしたがこのモデルは現代的に２７．２の細身のパイプで乗り心地を向上。是非、カーボンポストを使いたいポイントです。

リアエンドまでカーボン製で軽量化と乗り心地を向上させています。

実は全体の重量に大きく影響するフロントフォークは３４０ｇとメーカーによってはトップクラスの軽さに相当。

エンドまでカーボンでもちろん乗り心地もばっちりです。

シフトワイヤーは内蔵式でモチロン電動対応。

但しブレーキワイヤは外装式になりメンテナンス性は非常に高くなっています。

最後にお決まりの「ＴＥＳＴＥＤ　ＯＮ　ＰＡＶＥ」荒れた路面でもばっちり走れる強度と快適性を保証します。

その走りは軽さを生かした登りと加速がウリのオールラウンドバイク。

車体の軽さは勿論のことＢＯＸ構造のフレームが生み出す高いパワー伝達性で登りのダンシングやコーナーの立ち上がり。もちろん、スプリントから平地での急加速までどんな場面でも鋭い走りでこなすことができます。

ミドルグレードらしくトップモデルにはない優しさも持ち合わせているのが大きな魅力。実際、ブルべの達人三船雅彦選手はあえてトップモデルのＳＬではなくこちらのモデルを選んでいるほどです。

そしてリドレーらしく安定感とは抜群。地に足を付けたような独特の安定感で多少路面が荒れていても安心して走ることができます。

タイトルにある通りフレーム単体８８０ｇ。フォークも３４０ｇと軽量なボディーは５ｋｇ台も十分目指せる作り。

フレームセットを１，２００ｇとして具体的な目安としてはＤＵＲＡＡＣＥの機械式（２，０８０ｇぐらい）デュラのカーボンホイール（１，１１８ｇぐらい）、タイヤチューブは軽量なものでペア５６０ｇぐらい。ハンドル、ステム、シートポスト、サドルを各２３０ｇとすると５，９ｋｇぐらいと５ｋｇ台持っていく事が出来ます。（予算はおおむね７３万ぐらいでしょうか）

しかも、この組み合わせは比較的無難なパーツ構成を想定しているのでカーボンパーツやＳＲＡＭＲＥＤなどを駆使すれば５ｋｇ台中盤に載せることもできます。（そうすると大体９０万ぐらい）

もちろん、初めてなので１０５中心で３０万円ぐらいで組み上げることも可能。２台目として載せ替えもお受けしています。

飛び抜けた軽さと抜群の加速がウリのオールラウンド軽量バイク

是非この機会にお求めください。

この他にも当店ではリドレーのフレームから完成車まで多数在庫中。

代表モデルＮＯＡＨから