同じようで違う？２０インチホイールの違い
by: 福田竜太

こんにちは、新宿本館福田です。ここしばらくは雨が続きそうですね・・・昨日メールが入り、3月9日に行われるサーヴェロの試乗会に見事当選しましたという連絡ありましたがあいにくの雨。雨天中止、とのことなので半分あきらめております(´;ω;｀)これが本厄のパワーなのか・・・！

明日は晴れるようなのでその分秋葉原で豪遊しようかと思いますｗ

というわけで本日も自転車のお話しをしていきますよ！

最近は折りたたみ自転車をお探しのお客様が増えてきたような気がします。・・・と言っても私の感覚ですが、以前に比べるとかなり増えてるように感じます。今回は20インチを選ぶ際に必要なタイヤの規格の違いについてご紹介。

20インチタイヤは一口に20インチと言っても実は2種類あるのです。

それは、「４０６」と「４５１」というサイズの違いで、それぞれ互換性はありません。ですからタイヤ交換の際20インチのタイヤだからと言ってパッと購入してしまうとサイズが合わず、二度手間になってしまいます。そうならないためにも一度確認をしてみてください。

タイヤのフチの部分を見てみると、このように書いてあります。

「〇〇ー４０６」

「××ー４５１」

どのタイヤにも必ず書いてあります。ロードでもMTBでもです。

これを「ETRTO(エトルト)」と言います。タイヤを変える際には必ずご確認ください。

ではETRTOのことがわかったところで、どちらの方がいいの？という疑問が出てくると思います。

４０６と４５１の違いについて。結論から申します。タイヤのサイズが違います。

同じ２０インチと一口に言いますが、実はホイールの直径が違うのです。この数字は直径を表しておりますので、直径４５１ｍｍある「４５１」の方がタイヤが大きいのです。驚きですね。

ではそれぞれどちらを選ぶべきなのか・・・こちらは用途に合わせてお選び頂くのがよろしいかと思います。

４０６・・・お買い物したい方、近所をのんびり走りたい方向け。小径車ならではの軽快さがあり、ペダリングの軽さ、走り出しの軽さが特徴。ストップ＆ゴーが多い街乗り向き。タイヤが太いので多少の段差なども対応可能。しかし速度維持が苦手な点、脚を止めてからの速度低下が早いため、速く走るには漕ぎ続けなければなりません。

４５１・・・走行性能を求め、スピードを求めたい方向け。スポーツ自転車の様な走行感が欲しい方にオススメ。どうしても小径車でロングライドをしたい、という方にはこちらの４５１が合うかと思います。その代わり小径車ならではの軽快さには少し欠け、タイヤの空気も高圧で入れるため乗り心地のよさは半減、ストップ＆ゴーが多い区間は少しばかりしんどく感じるかと思います。

このように同じ２０インチでもここまで差が出ます。

要点を手短にかいつまんで書きましたので、詳しいお話しはスタッフにお声かけいただければさせていただきます。お気軽にお声かけください！

在庫がない自転車もお探ししますのでご相談ください！

※在庫がない場合は入荷までお時間をいただく場合がございます。御了承くださいませ。

2016/3/7 福田　竜太