世界最高峰のレーシングマシン【DOGMA F12】のフレームセット在庫ございます【PINARELLO】
by: 小平陽大

東京五輪やグランツールをはじめ、世界各国で開催されるトップレースを制した銀河系最強軍団(⁉)のライダーの走りを支えるイタリアンブランドのPINARELLO。今回はそんなブランドから世界最高峰のレーシングマシンをご紹介。

1 PINARELLO DOGMA F12(フレームセット)
2 「F」登場後も全く色褪せぬ魅力
3 PINARELLOの十八番
4 細部に至るまで計算されたデザイン
5 マテリアル
6 バラ完で究極の一台を

PINARELLO DOGMA F12(フレームセット)

￥770,000-(税込)
Size : 50
Color : 428/Galaxy Blue

「F」登場後も全く色褪せぬ魅力

強力なレーシングラインナップを世に放つPINARELLOの中でもトップに君臨する「DOGMA」シリーズ。シリーズ登場当初から輝かしい戦績を量産し、進化を止めません。数カ月前に新型のDOGMA Fが発表されましたが、もちろん未だ現役なのがF12です(型式を問わずDOGMAシリーズが戦線を離脱することは無いとも思いますが)。写真のような大きく婉曲したフォークは空力などの諸要素は勿論、高速走行時でもコントローラブルなバイク設計となっています。またフォーククラウン周りやフレームのヘッドとの接合箇所はまさに「ツライチ」となっています。

PINARELLOの十八番

同社のフレームを語る上で避けて通れないのが左右非対称に設計されたデザイン。「より速く」走るために緻密に計算されたデザインは結果的に目を引く美しいフレームデザインにも影響しています。先代に当たるF10と比べてもブラッシュアップが加えられ、レーシングバイクとしてのスペックに磨きをかけます。

細部に至るまで計算されたデザイン

F12のシートクランプはトップチューブ後方から2本のボルトで締めるタイプ。弟分にあたるPRINCEシリーズやGANシリーズなどはエアロフレームによく見られる臼式ですが、確実な固定方法を確保しつつの軽量化という事でこういった方式が採用されます。

また窪んだダウンチューブは「コンケーブダウンチューブ」と称され、ボトルケージ及びボトルを取り付けた状態での空力の最適化が測られます。途中から折れ曲がったようなビジュアルのトップチューブも非常に特徴的。

マテリアル

F12を形作るカーボンは東レT1100カーボン。軽量かつ高剛性といった一見相反する要素を非常に高い次元で纏め、フレーム設計と相まって名実共に強力なレーシングマシンに仕上がります。

バラ完で究極の一台を

今回ご紹介しているフレームセットは、ご自身のお好みに合わせたパーツアッセンブルでご案内が可能です。ご納車直後からレース投入が可能であったり、完成車パッケージでは実現が少し難しいような「痒いところに手が届く」組み上げ方ができるのは強みではないでしょうか。設計のみならずメーカー及び車種ロゴまでもが左右非対称に彩られたオススメフレーム。是非ご検討ください。