11月17日は埼玉スタジアム2002でお取引先各社様のご協力の元、ワイズロード社内試乗会が開催されました!
貴重な体験をさせていただき、今回ご協力いただきました皆様にはあらためて御礼申し上げます。
発表されてから気になっていたこちらのバイクをインプレッションしたいと思います。
2021 MERIDA REACTO 4000
¥328,900(税込)
フレーム REACTO CF3 IV
フォーク REACTO CF5 IV DISC FULL CARBON
BB FSA ROADBB86
コンポーネント SHIMANO R7000系
ホイール MERIDA Expert
ハンドル MERIDA Expert
ステム FSA NS SMR アルミ
FSA NS SMRアルミステム
ハンドル裏の画像です。ワイヤーが内蔵されスッキリします。
冷却性能をアップさせるMERIDA得意のディスククーラーを装備。
まずはカタログスペックからおさらいしていきましょう。
メインフレームは前作のCF2フレームから進化したCF3 IVフレームとなります。
一見すると大きな変更がないように見えますが、細かい部分に変更点、シートステイの接合部分が下がっているや30mm幅のタイヤに対応する等々、さらにブラッシュアップされています。フォークは上位モデルと同じCF5 IV DISC FULL CARBONとなります。バイクの運動性能を決めるフロントフォークが上位モデルと同じものが使われているのは見逃せない点です。(2022年はフォークがCF3 グレードとなっているようです。)変速機周りは手堅くシマノ105となります。クランクがFSA製ですがフロント変速のフィーリングは特に気にならなかったです。ハンドル、ホイールはMERIDAオリジナとなります。自社のパーツを使うことでコストパフォーマンスの向上に寄与します。ステムはFSAのSMRとなり、上位モデルと似たようにワイヤー類が内蔵され見た目がスッキリするのは大きなメリットです!
改めてスペックをおさらいしてみるとエアロカーボンフレーム+105+ディスクロードで¥328,900(税込)は貴重なスペックだと思います。一部自社パーツでコストダウンを図っているところもありますが、他メーカーの同価格帯も似たような手法を取っているので比較検討する上では気にならない点かと思います。むしろ「しっかり」エアロ形状のフレームがこの価格帯でラインナップされていることに拍手を送りたいと思います!
次は実際に乗ったインプレを書いていきたいと思います。
30万円台の貴重なエアロロードの性能やいかに!
旧型よりさらに下がったシートステイ
乗りやすいエアロロード。自然なフィーリング。
試乗したのは50サイズ。コースは埼玉スタジアム2002の駐車場に特設されたフラットコースです。乗り始めてまず感じたのは良い意味で「エアロロードらしくない」といったものでした。エアロロードの迫力あるフレームで乗りづらそうだな〜という先入観があったのですが、とても自然な乗り味、体重が50キロ台と軽くエアロロードが苦手意識がありましたがそれを一蹴する乗り味でした。軽く腰を上げてダンシングしてみるとそちらも自然、むしろ意外と(失礼ですねすいません!)振りが軽くて驚きました。本格的な登りでは試していないので分かりませんが、標高の低めな山やアップダウンのあるコース等はむしろ得意そうだな〜という印象です。
エアロ効果を発揮する翼断面形状のダウンチューブ
使われているカーボン素材、テクノロジーが印字されます。
レースでの活躍も納得のエアロ性能!
ダンシングでの好印象をもったまま試乗コースの直線区間に突入。
この時点でスタッフ木村の中ではREACTO 4000の株が上昇中ですがここでもまた上昇。直線の高速巡航ではかなり好印象でした。明らかにフレーム周りの空気の抜けが良いです。メーカーのホームページには「上位モデルのエアロ性能を継承しながら〜」と記載がありますがまさにこの通りだと感じました。スタッフ木村の脳内はまさにツールドフランスで逃げているソンニ・コルブレッリ選手の気分(スピードはお察しですが…)。今年のツールドフランスで逃げにスプリントに大活躍していたのもこのエアロ性能なら納得です。今エアロでないフレームに乗っている方なら確実に効果を体感できると思います。
特にフラットな河川敷系のサイクリングコースをメインで走る方やトライアスロン出場する方におすすめです!
しっかりとしたBB周り
パリ・ルーベを制した快適性。スプリントは素直に伸びる!
場面は試乗前に戻ります。試乗前にメーカーの方と少しお話ししたのですが、「REACTOがパリ・ルーベで勝利して問い合わせが増えてます!」と興奮気味に話してくださいました。専用のエンデュランスバイクや、はたまたワンオフのバイクも投入されるパリルーベで「エアロ」バイクが勝利することは本当に驚きです。当時スタッフ間でも話題になり盛り上がったのを覚えています。私が「やはり新型になって快適性も上がっているんですか?」と質問したところ「上がってます!」と自信を持って答えてくださいました。そんなやり取りの後試乗を開始しました。コース上はほとんど荒れている路面がなく、少しの段差しかありませんでしたがそこをわざと通過してみても衝撃はかなり抑えられていました。振動吸収に特別なギミックを搭載したフレーム(ISOスピードやCVなど)と比べてしまうと劣りますが、そうではないフレーム、スタンダードなフレームかつエアロということを加味すれば充分満足できる振動吸収性能です。個人的には積極的にロングライドに使っていっても全く問題ないレベル。
むしろエアロ性能と快適性が両立でソロサイクリング等が快適にできそうだな〜という印象です。
ここまでのダンシングの振り、エアロ、快適性に満足しながら試乗の後半は下り坂の箇所でスプリントをしてみました。
脚あたりはいわゆるハイエンドモデルと比べると柔らかめではありますがそれでもフレームにしっかりとした「芯」は感じられスプリントはグイグイ伸びます。またいきなり大トルクをかけて「アタック」のような状態を再現してみてもバイクは力に負けずに素直に反応してくれここもフィーリングはよかったです。剛性が高いバイクが好みの方はホイールで調整してあげるとさらに良いかもしれません。
今年のMERIDAの活躍はめざましかったですね〜
まとめ、ロングライド、トライアスロン、レース等々懐は広いバイク!
個人的にエアロロードに苦手意識があったのですが、REACTO 4000はむしろ積極的に乗ってみたい!と思えるバイクでした。ダンシンングでの振り、快適性、どれをとってもバランスよくまとまっています。それに加えてレースで実証済みの高いエアロ性能で気持ちよく走ることができます。これからレースに出る方の相棒としてもよし、ロングライドする方の快適高速巡航マシンとしてもよし、トライアスロンに挑戦したい方は持ち前のエアロ性能とパリ・ルーベを制した快適性でランまで脚を残してくれるかと思います。貴重な30万円台前半のエアロロード、REACTO4000は間違いない選択だと思います。是非検討してみてはいかがでしょうか。
インプレッションは以上となります!
ここまで読んでくださりありがとうございます。
詳しい話が聞きたい方は是非店頭まで!
失礼します。
『ワイズロード新宿本館』ホームページ
毎日各ジャンル担当スタッフが最新情報を更新中! !
▲店舗営業情報などはこちらをご覧ください!
▲新宿本館へは地下道が便利!
▲バイオレーサーでぴったりのサイズのバイクをご案内▲
▲当店イチオシインドアトレーナーはこちら!▲
▲マウンテンバイクのご購入・カスタムのご相談は▲
▲MTB専門スタッフ在籍の当店にお任せください!!▲
『ワイズロード新宿本館』ホームページ
毎日各ジャンル担当スタッフが最新情報を更新中! !
▲店舗営業情報などはこちらをご覧ください!
▲新宿本館へは地下道が便利!
▲マウンテンバイクのご購入・カスタムのご相談は▲
▲MTB専門スタッフ在籍の当店にお任せください!!▲
当店で修理やカスタマイズの作業をご希望の際は
こちらのページをご確認下さい。
いつでもご利用可能なワイズロードの低金利ローン!
↑画像クリックで詳細をご確認いただけます(ローンのシミュレーションも出来ます)
▲バイオレーサーでぴったりのサイズのバイクをご案内▲
※当HP掲載の商品の価格やキャンペーン等は全て掲載時点でのものとなります。
記事掲載期間中の価格や在庫を保証するものではございません。
実際の在庫状況や価格等につきましては直接店舗にてご確認下さい。