自転車盗難防止の最先端！オルターロック gen2 レビュー。
by: 前井翔伍

皆さんこんにちは。新宿本館の前井です。私事ではありますがガジェットがものすごく好きでスマホであったりイヤホンであったり最新、最先端を試したくなってしまう性分なので実際に購入してみました。

オルターロック gen2

税込み10,780円

最初オルターロックが発表されたとき自転車とガジェット、相性良すぎじゃないかと思いました。

ロードバイクの盗難は昔からずっと言われていたことで、長きにわたりイタチごっこが続いていたわけでありますが、ついに終止符を打つことができるかもしれない一品となっております。

1 空力を意識しスマートな見た目に仕上げた第二世代
2 物理ボタンとスマートフォンでの確実な起動
3 ユーザビリティーに配慮されたシステム設計
4 GPSとWIFIでダブルで捕捉
5 実際に使ってみて

空力を意識しスマートな見た目に仕上げた第二世代

第一世代と比べてエアロロードの流行もあってかオルターロックも空力を意識したデザインに変更されました。単体で見ても正直かっこいいです。機械美を感じます。CADで試行錯誤しながら製作されたのだなと思うと自分も何か作らなくてはと創作意欲に火をつけるそんなデザインになっています。

物理ボタンとスマートフォンでの確実な起動

第一世代のBluetoothを利用した離れるだけで起動されるという機能はオミットされました。ですので起動するには物理ボタンかスマートフォンでの操作が必要になってきます。不便になったように感じるかもしれませんが何もしないと起動されているのかどうか不安に感じると思うのでこれぐらいの操作であれば手間と感じる方も少ないという判断かと思います。自分も手間だとは感じませんでした。改札を抜けるときPASMOをタッチするような感覚です。

ユーザビリティーに配慮されたシステム設計

基本的にはアプリケーションを使っての操作が基本的な動作になってきます。このアプリケーション、ロックを管理するだけのものではありません。なんと車体の基本情報や特徴、メンテナンスの履歴、更にはシクロワイアード様の記事まで読むことが出来ちゃいます。自転車の総合アプリのような使い勝手でした。一番大切なロック機能を使う際は音と画面最下部での表示が赤くなりますのでひと目で守られているとわかります。ロックにあたっての細かい設定ができますのでご自身の好みに合わせて設定されるのがオススメです。

GPSとWIFIでダブルで捕捉

車体がもし盗まれてしまった際、追跡できなければ意味がありません。第二世代のオルタ―ロックではGPSとWIFIの二種類の方法で車体位置を捕捉しています。ですので建物の中などに逃げ込まれても見つけ出せる確立を上げることが出来ます。

実際に使ってみて

ほんとに盗難に対してだけ反応するのでびっくりしました。もちろん実際に盗もうとしたわけではなく自分の車体でのデモンストレーションですが、まず最初に車体に鍵を通してみたり、それに伴う振動を与えてみましたが全く反応しませんでした。ですが車体を起こしまたがろうとした瞬間、アラームが鳴り響き即座にスマートフォンに通知が来ました。次にアクセサリー類の盗難はどうかと思いサイコンをひねってみたところこれもアラームが鳴り響きました。サイコン類はコンパクトかつ着脱が容易なので盗まれやすいものかと思いますが、これなら安心して自転車の防犯を任せられます。

鍵を持ち歩きダブルロックが推奨されていますので、持ち歩かなくていいわけではありませんが安心感を大きく上げることができるすごいデバイスだと感じました。

本体代に加えて月額396円(年額3,960円)の使用料がかかりますが保険料と思えばそんなに高くないかと思います。