【インプレ】V3-RS×SHIMANO新ホイール！試乗させて頂きました！
by: 植竹海貴

こんにちは、植竹です。

先日の社内試乗会で印象の良かったCOLNAGOのV3-RSを、メーカー様にお願いして特別に長期お借りしました！

アキボウ様、ありがとうございます。

バイクのインプレ記事はこちらになります⇓

【インプレ】COLNAGO V3-RSをお借りしてインプレしました！！【COLNAGO】

シマノ様からホイールをお貸し頂いていたので、そちらも試乗してみました。

2種類のホイールを試乗したのでそれぞれご紹介します！

1 WH-R8170-C36-TL
- 1.1 インプレ
2 WH-R9270-C50-TL
- 2.1 インプレ
- 2.2 感想
3 製品情報

WH-R8170-C36-TL

新アルテグラのコストフォーマンスに優れるカーボンホイールです。リムハイトが36mmと低めで、前後で1,488gと軽量です。

試乗ホイールについていたタイヤはVittoriaのCorsa、クリンチャー仕様でした。

インプレ

DURA-ACEのC50や、MAVICのCOSMIC SLR45と比べると柔らかめで、踏むより回すと進むホイールでした。平地巡行ではV3-RSの巡行性能が高いのもあり、36mmハイトでも高速域での巡行はしやすかったです。リムが軽量なので漕ぎ出しが軽やかで加速が楽でした。

コーナリングではリムハイトが低い分、より素直に曲がってくれて操作しやすく感じました。剛性が低い分、上位モデルと比べて反応は少し鈍くなりますが、問題なくレースで使えるレベルに感じました。フレーム剛性が高いバイクと合わせるとバランスが良くなりそうです。脚にダメージが蓄積しにくく、長距離サイクリングなどにもオススメできます。

タイヤは車体を倒したときもグリップのフィーリングが変わらず安定していました。

WH-R9270-C50-TL

新デュラエースのカーボンホイールです。リムハイト50mmと、平地も上りも対応できるオールラウンドホイールです。重量は前後で1,461gとアルテグラの36mmよりも軽量です。

試乗ホイールについていたタイヤはコンチネンタルGP5000S TRでした。

インプレ

アルテグラのC36と比べると、ハイトが高くなった分剛性が上がっており、硬くレーシーな乗り味でした。V3-RSはハイエンドながらカチカチに硬いフレームではないので相性は結構良く感じました。硬いので反応が良く、踏むとしっかり加速してくれます。リムハイトが高くエアロダイナミクスに優れ、ベアリングが優秀で回転抵抗が少ないので、ある程度加速してから速度を維持するのが楽でした。ハイトが高いホイールに慣れていないので横風が吹くと車体がふらついてしまうかと思いましたが、意識していれば全然大丈夫でした。

登りもホイールが軽量なため軽快に進んでくれました。平坦も登りも高いパフォーマンスでこなせます！ハンドリングは直進安定性が増した分曲がりにくいかと思いましたが杞憂でした。コーナーに入った時は膨らみそうと思ってもコーナー出口では結果的にしっかり曲がれている感じで、安定したコルナゴのハンドリングを体感出来ました。

タイヤは愛用していたモデルが新しくなったものなので気になっていました。走行時のフィーリングはあまり変わっていなかったので、安心して車体を倒せました。チューブレスレディで更に乗り心地が良くなっていました。

感想

V3-RSを3種類のホイールで試乗してみて、同じフレームでもホイールの選択で乗り味が相当変わる事が体感できました。それぞれのホイールに良いところがあるので、用途やコースによってホイールを選択するとより良いパフォーマンスが発揮できそうだと思いました。ただ、ホイールによって乗り味や踏み方、進ませ方が変わるので、そのホイールで走る練習をしておいた方が良いと思います。

個人的にはV3-RSにはSHIMANOのWH-R9270 C50がバランスが良く乗りやすかったです。もっとパワーがある方は、MAVIC COSMIC SLR65やDURA-ACEのC60など、剛性の高いホイールがより進むと思うのでオススメです！長距離ライドやサイクリングを楽しみたい方には剛性抑えめのULTEGRAのホイールやMAVICのCOSMIC SLシリーズが脚へのダメージが少ないのでオススメです。