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【レースレポート】全日本選手権に出場しました!
by: 植竹海貴

こんにちは、Y’sRoad実業団所属、植竹です。

10月23日に開催された、全日本選手権に参戦しました。

6月開催の予定でしたが、女子のレースだけ延期になり、10月の開催でした。

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レース前日

前日に飛行機で広島に入りました。

お昼くらいに着いたので、ご飯を食べてから宿にチェックインし、コースの試走に行きました。

レース以外の日にコースを走るのは初めてでした。家族でサイクリングしている方もいて微笑ましかったです。何回も走っているコースだったので、確認のために1周だけ試走して宿に戻りました。

宿に戻って自転車をメンテナンスしてもらいました。カーボンドライジャパン様にサポート頂いているビッグプーリーを決戦用のフルセラミックの物に交換してもらいました。

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チェーンルブもお気に入りのMuc-OffのLUDICROUS AFを塗布してもらい、バイクの準備万端です!このオイルは駆動抵抗がとても少なく感じるのでレースで愛用しています。

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レース当日

ホテルで朝ご飯を食べてから会場に入りました。恥ずかしながら、中国サイクルグランプリと広島県高校新人戦が同時開催されているとは知らず、たくさんの選手がいて驚きました。

受付をしてレースの準備にかかります。全日本選手権で1番ゼッケンをつけて走るのは誇らしいような緊張するような、気が引き締まる思いでした。

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 1年ぶりにYジャージを着てレースに臨みます。

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レース前のアップはローラー台ではなく、コース近くの坂を往復して行いました。

 検車を終え、いよいよレーススタートです。

 

コースプロフィールと注目選手

今回のレースは1周12.3km、獲得標高約107mのコースを8周する、98.4kmのレース。三段坂とその先にある展望台の上りが勝負所になるコース。

マークしていた選手は海外のレースを走るプロロードレーサーの與那嶺選手、タイムトライアルで優勝している樫木選手と、東京五輪出場選手の金子選手あたり。この大会の数日前にMTBのアジア選手権U23で優勝している小林選手やインカレロードで優勝している渡部選手など、若手の選手にも注目していました。

 

作戦

與那嶺選手が登りでペースアップをして独走に持ち込もうとするだろうと予想し、頑張って付いて行ってスプリントで勝負をする作戦でした。

 

レーススタート!

 スローペース気味でスタートしました。みんな様子をうかがっている感じで積極的に前を引く選手はほとんどいませんでした。私は集団の前方~中央あたりであまり位置を下げすぎないようにして走りました。

 三段坂の登りはじめで與那嶺選手がアタック!つい休みたくなるような緩斜面もハイペースで踏んでいき、登り終えると集団は崩壊し、先頭は與那嶺選手、樫木選手、金子選手、大堀選手、私の5名に。その後先頭集団は與那嶺選手が先頭交代を促すも、先頭交代をしない選手もいて速度が乗らず、下りで後続集団に追いつかれて10名くらいの集団になりました。

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みんな與那嶺選手を警戒して登り以外は温存する走りをしているように見えました。私も登りのペースが速くて辛かったので下りで脚を回復させながら走りました。

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2周目以降も3段坂の登りで與那嶺選手がペースアップを続け、登りで集団がばらけて下りでまとまるのを繰り返しながら周回を重ねていました。

6周目のアップダウン区間の登りでスッと與那嶺選手がペースアップしたのに付いていけずに離れてしましました。そこに反応した金子選手、樫木選手の3名が先行する形に。

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これは逃がしてはいけないメンバーだったけれど、想像以上に脚が疲労していて付いていくことができませんでした。

私は小林選手と渡部選手の3名で先頭交代しながら追走しましたが、先頭集団とは徐々に差が開いていってしまいました。

7周目の展望台の登りで小林選手がアタックしたけれど、それも反応できないくらい疲労していました。なんとか下りで追い付いたものの、8周目の展望台の登りでの小林選手のアタックで完全に離されて、6位でゴールしました。

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優勝は先頭集団のスプリントを制した樫木選手でした。おめでとうございます!

 

感想

2連覇を目指していたので、先頭集団に残れず優勝争いに参加できなかったのはとても悔しかったです。周回ペースはそこまで速くはなかったのですが、登りのペースが速かったので無理して付いていって後半バテてしまいました。先頭集団の登坂ペースに最後まで付いていけるように、登りとスタミナの強化をしていきたいと思います。

まともに與那嶺選手と同じ集団で走ったのは初めてだったので、世界レベルの走りが体感できて良かったです。今回のレースで得た経験を活かして、普段の練習の質を高めてまた全日本で勝てるように練習を頑張りたいです。

この1年は女子ロードレースのナショナルチャンピオンとして過ごすことができて幸せな1年でした。来シーズンはまた挑戦者として、全日本でリベンジしたいと思います。

最後になりましたが、サポート頂いた皆様、応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。満足のいく結果ではありませんでしたが、今回の悔しさを次の全日本でぶつけられたらと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!

 

使用機材

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フレーム:COLNAGO V3-RS DISC

コンポ:SHIMANO R9270系 DURA-ACE Di2

ホイール:SHIMANO WH-R9270-C36-TL

タイヤ:Continental Grand Prix 5000S TR

ハンドル、ステム:DEDA VINCI

サドル:PROLOGO DIMENSION NACK

ギア:フロント52-36T、リア11-30T

プーリー:CDJ R9250 V3PLUS BIG PULLY オリジナルペイントver

チェーンルブ:Muc-Off LUDICROUS AF

ペダル:SHIMANO DURA-ACE R9100

サイコン:GARMIN EDGE530

ジャージ:PEARL IZUMI エアスピード ジャージ

ソックス:R×Lソックス 550R

シューズ:SHIMANO S-PHYRE RC902

ヘルメット:ABUS AIRBREAKER

補給食:グリコ エキストラハイポトニックドリンク CCD

    Mag-on エナジージェルPink Grapefruit Flavor

 


  


 

 

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