【お客様の一台】注目の新型エアロマシンをご納車させて頂きました！！
by: 小平陽大

みなさんこんにちは。新宿本館コダイラです。
今回は私が担当させて頂いたお客様の、こだわりの一台をご紹介させて頂きます。

ORBEA ORCA AERO M20i LTD

完成車参考価格 : ￥850,300-(税込)
Color : EUSKADI

こだわりポイント

ホイール : MAVIC COSMIC SLR45

完成車仕様から大幅アップデート。
カーボン柄が浮かび上がる美しいビジュアルで、スペックももちろん一級品。
高い回転性能と剛性・快適性などのバランスに優れた優等生に仕上がっています。

今回タイヤに関しても飴サイドでご希望頂いておりましたので、再入荷したてのContinental GP5000S TLR 28cをアッセンブル。
『28cだしモッサリしちゃうのでは？』なんて懸念はもはや過去のもの。
接地面積云々なんて忘れるほど、その安定感や転がりの軽さに驚くでしょう。

KCNCロックリング

ノンドライブサイドでさりげなく、それでいて存在感を示すのはKCNCのロックリング。
純正のものとは異なりカラーラインナップ豊富なオシャレ仕様です。

Wolftoothなどからも同様の物がリリースされています。
愛車の装いをチェンジできるオススメ商品となっております。

ちなみにDISCローターもアップデート。
新型のRT-CL900です。アーム剛性などに改良が加えられ、ハードブレーキ後の放熱性能なども向上。『ヨレ』にくくなったことで擦過音の発生リスクも低減されています。

サドルレールクランプ(ヤグラ)

写真では完成車付属のサドルを仮付けしていますが、オプションパーツとしてカーボンレールモデルに対応したヤグラに変更済み。
お渡しに際してサドルを変更致しました。
軽量化や快適性向上に繋がるカスタムなので、かなり効果的ですね。

※一般的な金属レールが主に7mmのものに対し、カーボンレールは7×9mm規格が多いのでご注意を。
完成車状態にポン付けできないパターンが少なくありません。

車体各部

フレーム

フレームは発表からまもない注目のエアロフレーム。
ORBEAがサポートするプロチーム、エウスカテル・エウスカディも実際に駆る正真正銘のプロスペックとなっています。
優れた軽量性を兼ね備え、登り区間も対応可能に。スペーサーや小物類など、軽量化の余地をまだ残しています。

特徴的なエアロパーツ

ダウンチューブ下部に装着されたストレージボックスには各種ツールや補給食を格納可能。
UCIレギュレーションに準拠したレース(JBCFや学連など)においては取り外して出走しなければならないですが、サイクリングなどの通常用途にはむしろもってこい。
装着時にもエアフローを乱さない統合設計で、エアロフィンというイメージが近しいでしょうか。

 続いてこちら。
ダウンチューブに装着されたボトルケージ及びボトルは空気抵抗削減を目論んでエアロ形状に。
TT/トライアスロンにも投入可能なフレームスペックのため、こうしたアッセンブルは理に適っていますね。

コクピットパーツ

コクピットパーツは完成車付属のモデル。
エアロフォームに関するレギュレーション改訂を受け、一時期抜け穴的な特殊な形状を採用したハンドルバーがリリースされ話題を呼びました。
おそらくそうしたポジション確保に関するニーズにも対応するためリーチが長く取られているのが興味深いですね。
平地巡行時にも真価を発揮するでしょう。

サイコンマウントと下部にライトを提げるアダプタは付属します。
専用設計を採用したモデルは往々にしてこうしたパーツ選びに難儀することがありますが、今回は純正で対処可能に。
サイコンブランドとライト類の組み合わせには少し注意です。

 

ケーブルルーティンは半内装。
ハンドル内部から一部露出したケーブルはそのままステムへ向かいフレーム内部に入ります。
ビジュアルはスッキリしていて、なおかつ空気抵抗削減にも寄与。
フレーム性能を底上げします。

コンポーネント

コンポーネントはSHIMANO ULTEGRA Di2。
元々機械式のモデルをご予約頂いていましたが、同時に入荷した電動モデルに変更を承りました。
機械式の方は11sなのに対し、こちらは12s仕様。鬼に金棒となりました。

精悍な雰囲気の注目マシン！！

 

ORBEAから用意されているカラーオーダーシステム、MyOの扱いでラインナップされているレプリカカラーの同車。

一見するとマットブラックですが、トップチューブやフォーク裏にはチームカラーのブラック/オレンジが。
純粋にカッコイイカラーで惚れ惚れしますね。

さらにホイールクリアランスは30cまで拡大。
快適性をさらに底上げしたい場合でも十分な調整幅を確保し、ユーザビリティもバッチリです。
無論ご用途は様々ですが、レーシングバイクとして開発された同車の完成度は目を見張るモノがありますし、見て・乗ってお楽しみ頂ける一台に仕上がっています。

今回ご成約頂いたM様、誠にありがとうございました。

ハイエンドマシンのご用命も是非当店まで！！！

当店には実業団トップカテゴリを走る現役選手やJFTリーダージャージ着用者まで実走派が複数揃っております。
またオフロードレース参戦者もいるため、皆様の挑戦をサポートさせて頂いております。

皆様のご来店お待ちしております。
ではまた。