【試乗インプレ】Pinarello新型モデル FシリーズとXシリーズに試乗してきました‼
by: 田中亮

こんにちは。新宿本館の田中です。

先日PINARELLO JAPAN 様のご厚意で、2023年ニューモデルを試乗する機会を得られました。関係各位の皆様ありがとうございました！！

1 X3
2 インプレッション
3 Ｆ５
4 インプレッション
5 Ｆ９
6 インプレッション
7 最後に
8 オンラインでも予約絶賛受付中です！

X3

快適さを重視したエンデュランスモデルです！！！レーシーなイメージが強いピナレロですが、こちらであればカフェライドなどのサイクリングペースでの利用にピッタリです。

メインコンポはシマノ 105 12s Di2！！！変速スピードに不満はなくフレーム相応の組み合わせだと感じました。

ハンドル・ステムは一体型ではありませんが、Ｘ３モデルの乗り方であれば十分な剛性もあり標準装備の物でご満足いただけます。

インプレッション

走り出しが軽くスピードに乗っていく感覚も良かったです。30キロ後半くらいの速度を維持しようとするとある程度の重いギアを踏んで回していかないと感じましたが、Ｘ３モデルの位置づけとしてのエンデュランスバイトとしての振動吸収性や快適性は非常に高く多くのサイクリストに満足頂ける懐の広いバイクです。標準で32Cという太目なタイヤを装備している為、安定性が高く初めてのロードバイクでピナレロを希望されるお客様へ自信をもってオススメ出来るモデルです。

Ｆ５

形状がほぼDOGMA Fと似ている点と塗装が非常に美しく、所有欲も含めてご満足いただけます！！！

ピナレロ独自のネジレ形状はもちろん継続です。

カーボンはT700カーボンでPRINCEなどと同じマテリアルとなっております。

インプレッション

Ｘ３の後に試乗しましたが、こちらはレーシーな乗り味でハッキリとモデル分けされているなと感じました。Ｆシリーズの中で一番快適性が高いモデルですが、形状がDOGMA Fと似ているだけではなく適度な剛性や反発力があり、これからレースにも参加していこうかなと考えてる方には最適なモデルです。

Ｆ９

見た目はF5同様、DOGMA Fと非常に似ております。

F7から上のグレードにはDOGMA Fと同じカーボン一体型ハンドル、TARON ULTRA LIGHTが採用されています。以前のTARONより軽量化されております。

コンポーネントはShimano DURA-ACEでホイールはMOST ULTRAFAST。ガチのレース仕様となっております！！！

インプレッション

DOGMA Fにも試乗したことはありますが、近い感じではあります。このあたりのニュアンスをお伝えするのが難しいのですが、レースメインで考えておられる方向けの剛性です。DOGMA Fでは硬すぎると感じるのであれば、F9の選択もありです。ハンドリングはさすがピナレロ！と思わせてくれるキレがありますがコントロールし易く安定性もあります。ある程度、ロードバイク経験がある方であれば特段難しい車体ではないと感じました。

最後に

昨今のロードバイク市場は各メーカー値上げが止まらず、より高価な乗り物になってきております。ただし、値上げしているだけではなく車体がその分高性能になっております。「そんな高性能バイクは必要ないから安く販売してよ」と仰られる意見もあるとは思いますが、利用される目的や環境に合わせてご選択いただければ間違いのない商品です。105グレードで電動コンポが販売され、以前のようにフラッグシップモデルにしか設定されない電動コンポではなくなり、初めてのロードバイクであっても保管場所や利用目的等によっては電動コンポで組まれている完成車の選択肢は大いにありだと思います！！！