【タイヤ】POWER CUP使ってみました！！
by: 服部匠太郎

みなさんこんにちは、新宿本館の服部です。

私事ですが、最近ロードバイクのタイヤを変えました。(とはいえ1ヶ月前ですが…)
そのタイヤがかなり好印象なので、インプレッションを含め、ご紹介します！！

1 MICHELIN POWER CUP

MICHELIN POWER CUP

クリンチャー・ブラックカラー：8,690円(税込)
チューブレスレディ・ブラックカラー：10,890円(税込)
クリンチャー・クラシックカラー：9,240円(税込)
チューブレスレディ・クラシックカラ―：11,330円

フランスはミシュランのレースグレードタイヤです。

選んだ理由

選んだ理由としては単純にミシュランのタイヤを今まで使ったことが無かったというのが一番です。
今まで使ってきたタイヤブランドとしては、コンチネンタル、ピレリ、チャレンジ、ヴィットリアで
特にヴィットリアのコルサシリーズを好んで使っていました。
ミシュランといえばモータースポーツでも有名ですし、POWER CUPに関してはワールドツアーでも既に
実績を残しているタイヤというのも理由です。

使用環境

先月末に購入し、昨日までに1400km弱使用しました。
運用環境としては、車体重量は7.5kgほど、体重は59kgほど、
今流行り？のフロントに25c、リアに28c、空気圧は前後共に5BAR弱、
ホイールはMAVICのCOSMIC SLR45でリム内幅は19MM、
インナーチューブはエクサーのTPUです。
実際のタイヤ幅を計測すると、フロントは28MM弱、リアは29ちょっととかなり太りました。

インプレッション

第一印象としては、転がり抵抗の低さを感じました。
今まで使っていたコルサシリーズと対象的とまではいきませんが、グリップ力というよりは
走りの軽さが印象的です。これは以前使ったピレリのP-ZEROを思い起こさせましたが、
ピレリとは違うタイヤ全体のしなやかさを感じます。
P-ZEROはタイヤの変形が少なく、それゆえのコーナーなどでのコントロール性が高いことが特徴ですが、
POWER CUPはタイヤが路面に応じて変形することにより、路面を面でとらえているようです。
こちらに関しては、コルサに近く、個人的には好みの感触です。

また、この転がり抵抗が少なく、しなやかというのは、山に行き、登り下りを繰り替えすようなライドに最適だと思います。
しなやかでスティッキーなタイヤというのはよくありますが、それゆえに登りでだるさを感じてしまう事があります。
転がり抵抗の少ないチューブレスレディであればまだしも、クリンチャーでの使用だと気になってしまう所です。
しかし、この転がり抵抗の少なさから、登りは軽快で、空気圧を落としてもだるくなりにくいので、
下りでも安心感も得られます。また、そのしなやさにより、荒れた路面でもバイクがはねにくく、トラクションが掛けやすいです。
(乗り心地も良いですね)

乗り始めてからこの1400KM弱までそれぞれの印象は変わることなく、好印象です。

あえてネガティブ要素をあげるとすると、1つ。

耐パンク性能です。私はよく路面が荒れ、落石等の落下物の多い林道をよく走ります。まだパンクの経験はありませんが、数回の走行で、一か所深めの切り傷が付いていました。ここからパンクに繋がらなければいいなと思いますが、レース用タイヤであれば、これくらいよくある事かなとも。