【レースレポート】JBCF南魚沼クリテリウム＆ロードレース参戦しました！
by: 植竹海貴

こんにちは、Y’sRoad実業団所属、植竹です。

9月17日、18日に開催された、JBCF南魚沼クリテリウムと南魚沼ロードレースに参加しました！

南魚沼クリテリウム

六日町の商店街がコースになっており、地元の方の応援が温かいレースです。去年、一昨年と優勝している大会で、3連覇がかかっていました。

コースプロフィール

1周1.24kmのコースを15周する、計18.6kmのレース。

川を渡る橋があり、少しのアップダウンがあるもののほぼ平坦。道は広めの二車線道路でコーナーも曲がりやすく、コーナリングテクニックよりもパワーが重要なコースでした。

10周目にスプリント賞が設けられており、余裕があれば狙うけれど無理はしない作戦でした。

レース前

受け付けをすると、昨年のレースを応援してくださっていた地元の方が、去年のレースの写真を大会スタッフの方に渡して下さっていたらしく、素敵な写真を頂きました。毎年応援してくださっていて、とても温かい気持ちになりました。

レーススタート

 最初は集団の後ろの方で様子を見ていました。18kmと短い距離なのもあり、序盤からアタックが多かったので、集団の前に出て逃げ集団を作らないようにアタックをつぶす動きをしました。何度か私もアタックしてみたのですが、マークが厳しく逃がしてはもらえません。他の選手が休めないように積極的に前に出て巡航速度を上げてみるも、集団の人数はあまり変わらない印象でした。

スプリント周回は先頭で最終コーナーを曲がり、スプリントはしていないけれどいいペースで加速していたので取れたかと思いましたが、ギリギリのところで左から差されてしまいました。

気を取り直して、ゴールまでの作戦を立てます。残り3周くらいでアタックして逃げ切れなかったらスプリントしようと決めて、アタックしました。

集団が縦に伸びるくらいで、逃げは決まらなかったので、スプリントしやすい先頭か2番目くらいの位置を取って最終コーナーを曲がる作戦でした。最終周回、最終コーナー手前で阿部選手がスルっと先頭に出て私は2番手で最終コーナーを曲がりました。ホームストレートに入ったところで3～4mほど離れてしまったので、これは負けたかもしれないと思いながら全力でスプリントをしました。

 ホームストレートが向かい風だったからか、阿部選手が徐々に失速していったので、なんとかギリギリのところで捲って勝つことができました！

表彰式では地元の副賞で、新米とスパークリングの日本酒を頂きました。

 

南魚沼ロードレース

クリテリウムの翌日はロードレースです。朝一のレースでは雨が降っていたようですが、私が走るときには止んでいて、気温が高かったので路面も乾き始めていました。下りが急で苦手なコースなので雨が降らなくてよかったです。

 

コースプロフィール

1周12km、178mアップのダムの周りを5周する60kmのレース。距離2.1km、平均勾配5.3%の上りがあります。

 

レーススタート

1周目の登り区間はニュートラルで、一つ目のトンネルを抜けてからリアルスタートでした。1周目は様子を見ながら集団後方で走りました。

2周目の登りで石井選手がアタックした時に遅れてしまい、大堀選手、木下選手の3名が先行してしまいました。追いかけたものの、差は少しずつ開いていってしまいました。半周したところあたりで5名ほどの後続集団に追いつかれ、ローテーションしながら追ったものの、1周1分くらいずつ差が開いていきました。

最後は九十九折れの下りで追走集団の先頭から少し離れてしまい、そのまま6位でゴールしました。

 

感想

 あまり調子が良くなかったので、不安な気持ちでレースに臨みました。去年優勝しているレースとはいえ、勝てる想像はまったくできていませんでした。クリテリウムは位置取りがうまくいってギリギリのところで優勝することができました。一方でロードレースでは自分から攻めるような積極的な走りはできずに、先頭から千切れてしまいました。体の限界が来る前に気持ちが諦めてしまっていたので、今までのような粘り強い走りがまたできるように、練習をして調子を上げて自信を付けていきたいです。

 

使用機材

フレーム：COLNAGO V3-RS DISC
コンポ：SHIMANO R9270系 DURA-ACE Di2
ホイール：SHIMANO WH-R9270-C36-TL
タイヤ：Continental Grand Prix 5000S TR 28C
ハンドル、ステム：DEDA ALANERA
サドル：PROLOGO DIMENSION NACK Miki Uetakeシグネチャーモデル
ギア：フロント52-36T、リア11-30T
プーリー：CDJ R9250 V3PLUS BIG PULLY オリジナルペイントver
チェーンルブ：Muc-Off LUDICROUS AF
ペダル：SHIMANO DURA-ACE R9100
サイコン：GARMIN EDGE530
ジャージ：PEARL IZUMI エアスピード ジャージ
シューズ：SHIMANO S-PHYRE RC902
ヘルメット：ABUS AIRBREAKER