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ワイズロード新宿本館 Y'sRoad shinjuku Honkan
[英語対応可]
2023/11/09 13:26
デローザプロショップ ワイズロード新宿本館のDE ROSAコーナーから、まつのです。
先日行われましたスタッフ試乗会にて日直商会様のDE ROSAブースにお邪魔し、エントリーオールラウンダー“838”に試乗させて頂きました。更に展示では、グラベルロードバイクやDE ROSA 70周年記念を冠した“あの最新モデル”を見ることができました。どちらも、なかなか実物を見る機会がないバイクですので、よい機会となりました。
2022年の記事もぜひご覧ください。
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目次
12歳のときから自転車のフレーム作りに携わってきたウーゴ・デ・ローザ氏(1934年1月27日)が1953年、18歳で独立して生まれたDE ROSA。フレームビルダーでありながらレースのメカニックとして現場に立ち、彼らの生み出したバイクは数々の輝かしい成績を残しました。ウーゴの自転車に対する情熱は“クオーレ(イタリア語で「心」という意味)”というブランドアイコンとなってイタリアのサイクリングの伝統と歴史と共にあります。
DE ROSAは70周年を迎え大きな転機を迎えました。2023年3月26日、イタリアはミラノ、 クザーノミラニーノの自宅にて永眠され、そのDNAは2代目のクリスティアーノ・デローザ氏に引き継がれました。
試乗車のカラーはBlack Red Glossy
今回試乗したのは838。2013年、カーボンディスクロードフレームの製品化とブラッシュアップを重ね、その集大成として新生838が誕生しました。
塗り分けがパッキリとしていて美しく、光沢の強さもDE ROSAのイタリアンな質感です。
ヘッドチューブにはDE ROSA 70周年の文字が入っています。
DE ROSAといえば、豊富な純正アクセサリー。バーテープやボトルケージは勿論、サドルからヘッドキャップ、シートクランプまでゴテゴテにDE ROSAで固められる。これがDE ROSAオーナーの至福のひとときです。※画像は別の車体を含みます。
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偏りのないジオメトリのとおりクセが無く、乗り手を選ばないロードです。踏んだだけしっかり進んでくれる反応性のよさと、他のエントリーカーボンロードと違ってトップ域でも“もっさり感”がなく軽快です。
BB周りは割としっかり作られていてパワーをしっかり受け止めてくれる、この構造が反応性のよさを生むんでしょうね。コーナリングもしっかり俊敏に動いてくれるのでついついスピードを出したくなってしまう、要は“乗りたくなるバイク”ですね。
今回の試乗車はSHIMANO 105 Di2 仕様でした。SHIMANO社は同ブランド名を冠した105グレードとULTEGRAグレード、そしてSHIMANOを名乗らないDURA-ACEが電動変速Di2化されていますが、やはりDURA-ACEとULTEGRAがレースグレード、105はエントリーレスやロングライドモデルという印象を受けました。ギア比やレバーの仕様など、スペック感でもターゲットの違いを感じましたが、一番違いを感じたのはフロントギアの変速動作。
ワイヤー式の変速機では指の力でレバーを引きワイヤーでチェーンを引っ張って変速する、つまりブレーキレバーも握る指で間接的にチェーンを引っ張っているのです。電動変速では変速レバー自体がスイッチになっていて変速機も電気で動作します。そのため機械式よりも圧倒的に楽で確実な変速ができるのです。また、ワイヤーは使っているとギターの弦のように馴染みが出ますので、定期的に変速調整が必要になります。つまり電動変速の1番のメリットはフロントギアの変速がストレスフリーになることといっても過言ではありません。
フロントの変速動作ではDURA-ACEとULTEGRAの使用感よりも、ULTEGRAと105の使用感の方に大きく違いを感じました。やはりDURA-ACEとULTEGRAはかなり俊敏な反応を示し、レバーを一番奥まで押すころには既にディレイラーが動いている感じ。105はそれらと比べるとワンテンポ遅れをとるイメージです。現行この3グレードは12速ですが、11速時代のULTEGRA(11S時代は105のDi2仕様は存在しなかった)と似たような操作感です。ただ、これはレースなどではとても魅力的な性能でしょうがロングライドなどでは必須ではありません。ワンルームの一人暮らしでコンビニにあるような1,500Wの電子レンジは、まぁあってもいいですが“必須”ではないですよね。逆に11S時代のULTEGRAに迫る変速スピードとそれを越える変速段数を備えたコンポーネントが手に入る現在はとてもいい時代だなと思うばかりです。
反応性の良い838は高速域で走るシチュエーションも多く、油圧式ディスクブレーキの恩恵も感じることが出来ます。やはりワイヤー式ブレーキよりもブレーキレバーを握ったときのダイレクト感が心地よく安心感があり、尚且つ細かなブレーキコントロールも可能です。軽いブレーキングから強めのブレーキングまで、より多くのライダーが自在にブレーキを操ることが可能になりました。
電動変速と油圧式ディスクブレーキによってより快適で自由自在にバイクをコントロールすることが出来ます。この仕様の完成車は数量限定なのでお早めにどうぞ。フレームセット販売もございます。
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展示車も見ていきましょう。普段見れなさそうな細かいディティールまで撮影してきましたのでご覧あれ。
このバイクはなかなかお目に掛かれない1台です。軽量なカーボンフレーム、太いタイヤが入るグラベルロードです。乗り心地がいい且つ高い反応性も兼ね備えたバイクです。
グループセットは Campagnoloのグラベル用13速“Ekar”なのも面白い。そこらで見ることはまずないパーツですよね。
うしろを大きくしてフロントシングル仕様はメカトラを減らせて最近のトレンドです。
大径のプーリーが目を惹きます。
そしてこのデザイン。ロードフレームと違って攻撃的ですね。
ANIMAとはイタリア語で“魂”という意味。90年代初頭に次世代の素材としてウーゴが見出した素材でチタンフレームはDE ROSAの代名詞になっています。乗り心地のよさと軽量性を兼ね備えた素材です。
ディスクブレーキ仕様で現在でも通用する規格。フロントフォークが眩しいです。
REYNOLDSにより3Dプリンターで成形されたリアエンドは独特でこだわりの強い逸品となっています。
最新レーシングモデル“SETTANTA”を見ることが出来ました。DE ROSA 70周年記念を冠したモデルで、SETTANTAは“70”を意味するイタリア語。DE ROSAとしては珍しい完成車のみのラインナップです。細かなカーボンの質感や形状を嘗ように撮影してきました。
SKやDE ROSAの新ロゴをデザインしたPininfarinaとのコラボモデル。ロゴがチェーンステイに入るところがいいですね。
シート付近、形状がなんともエレガント。
“70”を前面に押し出したデザイン。ふつくしい。
グループセットは、なんとCampagnolo“SUPER RECORD WIRELESS”。エンドユーザーへの供給はいつごろでしょうか。
エアロ・軽量・リジットの3要素に更にDE ROSAの代名詞“エレガント”なエッセンスが加わった逸品です。参考重量は驚異の6.3kg。
今回はDE ROSAの838のインプレと展示車の情報をお届けしました。新宿本館でもDE ROSAを在庫しています。
DE ROSAのカスタムペイント“BLACK LABE”にも対応しています。新宿本館 DE ROSAコーナーでお待ちしています。
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