【スタッフ試乗会】 KHODAA BLOOM STRAUSS シリーズ
by: 松本康宏

皆さんこんにちは。

 ワイズロード新宿本館の松本です。

先日行われた試乗会に私も参加して参りました。

ご協力頂きましたメーカーの皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

 

さて、今回私が紹介するのはKHODAA BLOOM さんの STRAUSS シリーズです。

STRAUSS 

KHODAA BLOOM さんのレースマシン！

エンデュランスモデルの FARNA の方が目にする機会が多いと思いますが、こちらはレースで勝利することを意識したレーシングバイクです。今回は片っ端から試乗させて頂いきました♪

 

まずはこちら！

STRAUSS PRO RACE2

 

KHOODA BLOOM さんの新しいフラッグシップモデル。

峠や山をはじめあらゆる場面での走行を考え、追及したカーボン製レーシングバイクです。

(今回試乗させて頂いた車体は Dura-ace Di2 (12S) でアッセンブルされていたものですがフレームセットでの販売になります。)

 

調べてみたら “STRAUSS” … ドイツ式の花束 と、いう意味だそうです。

なるほど、トップチューブにあるロゴマークも花束にちなんだものなんですね。一見、何かの幾何学模様かと思いましたが、よく見ると確かに花束！よくデザインされています！！

 

車体は国内のレースで戦っている日本人プロライダーたちのフィードバックを反映し、ジオメトリーを最適化しており、汎用性もあるとのこと。私好みの万能タイプ。

 

実際に乗ってみると … とにかくトータルバランスに優れているという印象。

特に何かが特別秀でているという訳でもないのですが、乗り心地、ペダルを踏み込んだ時の反応、車体の重量 … 全てを合格点以上に持ってくる。

なんというかフレームで購入して、遊び心を持って自分好みにアッセンブルしたらすごく面白い車体だと思いました。

 

しかもその “御提案例” となる車体が、KHODAA BLOOM さんのブースに飾ってあるではないですか！？

聞けばスタッフさん私物で、御自身のこだわりに合わせて組み立てたとのこと。

 

コンポーネントはSHIMANO ULTEGRAのメカニカル変速。

ブレーキも油圧仕様ではなく、EQUALの機械式ディスクブレーキキャリパー。

(このブレーキはキャリパー、ケーブル、パッド等のトータル設計により、油圧式ディスクブレーキにも引けを取らない高い制動力を発揮する逸品。)

ハンドル周りはエアロ系の物ですが、フレーム内にワイヤーを納めきる仕様ではありませんでした … が、ダウンチューブに設けられたシフトワイヤー差込口パーツから無理なくワイヤーを取りまわしており、見た目もスッキリ！使い勝手も良さそう。

(もちろん推奨ハンドルステムを使用することでケーブルフル内装にして、空力を追求することも可能です。)

持ち主御本人様にお伺いしたところ、

・電動変速のDi2の場合、レース機材としては優秀ですが、もし充電が不十分で走行中にバッテリーが切れたら地獄。個人的にはワイヤーを引っ張って変速する機械式の方が好み。

・油圧DISCブレーキの良さは認めるものの、エア噛みの心配のない方が好み。

それらを考慮し、且つ軽快に走れる仕様追及したところこのようになったとのこと。

 

私のように、出先でのトラブルは極力避けたく、且つ、万一のことがあってもその場で復旧し、自走で家まで帰りたい者にとっては大変参考になる1台でした。

 自分でアレコレ考えながらアッセンブルしてみたい方にはお勧めです！

 

※ メーカサイト

https://khodaa-bloom.com/bikes/strauss/strauss-pro-race2-frameset/

 

続いてこちら！

STRAUSS RACE2 Frame Set

 

アルミフレームの STRAUSS をお探しの方にはピッタリです！

(今回試乗させて頂いた車体は 105 Di2 (12S) でアッセンブルされていたものですがフレームセットでの販売になります。)

 

アルミフレームではありますが、兄貴分(STRAUSS PRO RACE2)譲りのトータルバランスの良さはそのままです。

 

※ メーカサイト

https://khodaa-bloom.com/bikes/strauss/strauss-race2/

 

ちなみに、今すぐに完成車での購入を検討されているにこちらをお勧め致します。

STRAUSS DISC 105 ( 新宿本館にも実車がございます。）

 ロードバイクビギナー～将来的にはレース参加まで見据えている方まで幅広く御使用頂ける質実剛健な1台。

 

※ メーカサイト

https://khodaa-bloom.com/bikes/strauss/strauss_disc_105/

 

最後に、私の心に一番刺さったSTRAUSSを紹介致します。

STRAUSS DISC TOKYO

 

メッセンジャーカンパニー T-serv 監修のもと、制作された車体です。

2024年の春ごろ発売予定の車体ですが、一足早く試乗させて頂いちゃいました♪

 

都内を中心に急ぎの書類などを短時間でデリバリーするバイシクル・メッセンジャー。

彼らの求める意見を取り入れアッセンブルされております。

 

コンポーネントはグラベルに最適なGRX系。しかもフロントはシングル。

平坦な道が多い街中を乗るのであればクランクは歯数の少ない(40T)のみで十分。

急な坂に対してはスプロケットの歯数で対応(11-42T)。

フロントをシングルにすることで、チェーンの脱落などのメカトラブルを減らす発想。

もちろん、FD台座はあるので、後からロードバイクの仕様に変更することも可能！

 

何よりもフレームのデザインにKOされました。

こんな車体で街中を颯爽と流したらCOOL！カッコイイしかない！！

メッセンジャーはもちろんですが、アーバンライドで自転車を乗る方にはたまらん！！！

正直、欲しくて仕方ない！この車体で通勤したい！！

私、記事を書きながらもソワソワしております ｗ

 

※メーカサイト

https://khodaa-bloom.com/bikes/strauss/strauss-disc-tokyo/

 

… と、今回私が試乗させて頂いた STRAUSS シリーズ のご紹介でした。

皆さんの自転車選びの参考になれば幸いです m(_ _)m_