【スタッフインプレ】旅に出たくなりました RIDLEY KANZO ADVENTURE
by: 太田瀬瑛

こんにちは、新宿本館　太田瀬です。試乗会で乗ったRIDLEYのカーボングラベルバイクのKANZO ADVENTUREがいい意味で予想外な乗り味だったのでご紹介です！

1 RIDLEY KANZO ADVENTURE

RIDLEY KANZO ADVENTURE

RIDLEYからはエアロを意識したグラベルバイクのKANZO FASTと、今回紹介するKANZO ADVENTUREの２種類のカーボングラベルバイクがラインナップされております。KANZO ADVENTUREは軽さやスピードよりも耐久性や拡張性を意識したモデルとなっています。
まず、乗って思ったことはハンドリングが独特（いい意味で）だな～って思いました！他のグラベルバイクにはない、どっしりとした感じで、めちゃくちゃ安定感＆安心感があります！ハンドル握ってなくても、いいんじゃない？！？ってくらいには、走行時の安定感を感じました。でもって昔、２６インチのランドナーに乗った時に感じたような安心感に包まれました！！

圧倒的すぎタイヤクリアランス

メーカー値で７００×５３/２９×２．１とめちゃくちゃに太いタイヤが入ります！
タイヤクリアランスが広いってことはタイヤの選択肢が広がるって事で、一台の自転車長く愛するのに大事なポイントと思います！新しいタイヤを履くとやっぱり新鮮な気持ちになれると思います、そのタイヤ選びの可能性が広がるのって素晴らしいですね！
そして、どんなに泥んこな場所に行っても泥詰まりなさそうなのも、いいな～と思いました。

バイクパッキング

ダボ穴の数が、シンプルにめちゃくちゃ多いです！！！フォークには３連ダウンチューブには４連でありあります！トータル２０カ所です！バイクパッキングの無限の可能性を感じます。
でもってBBハイトが低いんです！低重心になる為、重い荷物を積んでも体にくる負担は最小限に抑えられます。そして、ホイールベースは長く取られていて直進安定性も高いです。というよ言うな感じで、バイクパッキングをして旅に出ろという、作り手の意思を感じました！
その他にラック類を取り付けて、更に積載量を増やしてのパッキングにも行けそうと思いました！調子の良さそうなラックもあわせてご案内いたしますので、ご相談ください！
（ちなみに、ダウンチューブの４連ダボの上手な使い方、おしゃれなアイデアございましたら教えて下さい、お待ちしております。僕もアイデア用意しておきます）

ハンドル周り、クランク周りスッキリ系

F-steerer採用でケーブルは完全にフル内装されておりハンドル周りはスッキリとした見た目です！かっこいいです！でもって、メリットは見た目だけではなくハンドルバーバッグやステムポーチの取付けのハードルが低かったり、自然の中を走っている時の木の枝とケーブルの絡みを防げたりといいことばかりです！
フロントギアはシングル専用設計でこれまたスッキリとした印象、ダブルにくらべて扱いやすいのもオススメポイント。あと僕はめんどくさがりなのですが、そんな人にもフロントシングルは調子良いと感じてもらえると思います！僕はフロントシングル派です！

旅に出よう

正直、乗る前は「アドベンチャー」ってワードから、太いタイヤが入ってゴリゴリにクネクネ曲がりながらオフロードをガシガシ攻めるバイクだと勝手に思っていましたが、乗ってみるとトレイルを攻める事だけに特化したバイクではなく、旅の相棒になれる、そんなアドベンチャーなバイクと思いました。そして例えば僕が自転車でアメリカ横断するとして、そんな時に候補にあげるであろうバイクのうち一台はKANZO ADVENTUREと確信しております。（旅に出たくなりますの～）

最後に今回の試乗会でご協力いただいたメーカーの皆様、本当にありがとうございました。貴重な体験が多く忘れられない一日となりました。