失敗から得られるものもある！キャノンボール失敗談【OTキャノボ】
by: 荒川景

いつもワイズロード新宿本館をご利用いただき、ありがとうございます。スタッフの荒川です。

今回はOTキャノンボールについてのブログになります。出来るだけ出費を抑えることを意識した挑戦になりますので、興味がある方はお付き合いください！装備以外は簡単な紹介になります。

1 大阪→東京キャノンボール
2 挑戦される方はお気をつけて！

大阪→東京キャノンボール

11月頭に思い至って11月17日に決行。マップ表示機能付きサイクルコンピューターとパワーメーター、心拍計が全て無しという絶望設計。約束された失敗という感じですが、意外にも経過は良好。失敗理由はしょうもないので、ぜひ装備の参考にしていただけたらと思います。

装備

今回のために購入した装備はこちら

【パールイズミ】　ストレッチウィンドシェル　¥13,750-

こちらは防風素材でありながら伸縮性に優れ、背中側はメッシュ素材になっているため蒸れずに快適に走ることができます。小さく畳めるので携帯性も抜群。黄色で視認性も良し、お値段も他社製品と比べるとお手頃となれば私に迷う余地はありませんでした。

【VAUDE】 TOP TUBE PHONE BAG ¥4,950-

こちらはトップチューブにボルトで固定できるものになります。1番高い位置にスマホという重量物が搭載されるために、ベルトだけの固定だと足に当たったり、ダンシングでかなりズレます。長時間のライドでストレス軽減のためにはボルト固定必須級です。

【MAGENE】 EXER (TPUチューブ) ¥1,650-

こちらは36gと超軽量で、小さく携行性に優れたTPUチューブになります。そしてなんと言っても安い！低リムハイトでも扱いやすいバルブ長45mmの展開が助かります！

これら以外の装備

自転車はDOMANE AL3です。リアホイールのみroval alpinist slx。バッテリーと軽量輪行袋、緊急時用の保温銀シートはマストかなと思います。サイコンはGARMINの EDGE 500Jを使用しました。ライトはLEZYNEの500XLのみです。持っているなら二つ装備が間違いないと思います…。

あとはパンク修理キット。私は一回限り交換して走行すると決めて、チューブは一本だけ持って行きました。ここは人によって考えが分かれるポイントだと思います。これは経験則なのですが、携帯ポンプの仕様と使い方は完璧に理解しておいた方がいいです。(1敗)

ルート

ルートはとある攻略サイトを参考に作り、多少登っても距離が短くなる様にひきました。実際に走れたのは大阪から伊賀を超えたあたりまでですが…。(約100km)

ルートスペック

距離　512km

獲得標高　4076m

準備期間

多くの時間を装備の選定とルートを覚えることに割きました。生きて帰るための装備だけを持っていってその他は切り捨てるスタイルです。

ルートは表示できるサイコンが無いのでステムに貼り付けたメモを剥がしていく方式。準備に時間はかかりましたが、曲がる箇所を事前にストリートビューで確認しておき、メモと擦り合わせておくことで意外となんとかなりました。

当日

ほぼ終電で大阪に向かい、着いたら荷物を家に送ってすぐスタート。暗闇の中、清滝峠や伊賀越えをしたところで路面の大きな穴を踏んでしまって前輪がパンク。修理作業をするも携帯ポンプの不備に気づかず完治できずにDNFです。平均時速は23km/hでクリア目安を超えていただけに悔しい限りです。でも、限界装備でしたが無事に帰ってくることはできてよかったです。

学び

今回の学びはやはり装備面です。最低気温は2桁をギリ維持した程度かと思われますが、日の出前の一番冷えるタイミングを乗り越えることができたのは大きいと思います。インナーはランニング用に買ってあったUNDER ARMOURの裏起毛のやつ。脚は夏の日焼け対策に買ったmont-bellの一番薄いやつです。ジャージはSUNBOLTのクールメッシュワンピ。まともなインナーとアウターがあれば冬用ジャージでなくても耐えられる事を知れたのは大きいですね。

そしてルート。時間がなかったので攻略サイトを元に作成したのは正解でした。使い古された道というのはやはり理由がありますね。ただ、通行止めなどのタイムリーな情報はないので、可能なら直近の他の方の走行記録もしっかり読み込むのが大切だと思います。