【カンパニョーロ】はじめてのホイールアップグレードにいかがですか？
by: 松野海丸

こんにちは、新宿本館まつのです。ロードバイクをはじめてまず最初のカスタムとしておすすめしているのが足もとのアップグレードです。大きな回転物である車輪をかえるとまるで別の乗り物。最も効果が感じられるカスタムです。また、見た目の印象もぐっとかっこよくなるのがホイールアップグレードのメリット。まずかえるべきはタイヤでしょう。転がりがよく走りの軽い上位グレードのタイヤにかえてみてください。そして足もとの仕上げがホイールです。

hyperon-ultra-08-IMAGE

ホイールを選ぶ際、どのブランドにしようかな？なんて考えるものですがカンパニョーロはいかがでしょうか。イタリアのブランドでホイールが有名ですよね。グループセットも生産していますがそれは別のはなし。今回はカンパニョーロのディスクロードホイールのおすすめどころを紹介していきます。

1 アルミリム
- 1.1 SCIROCCO DB
- 1.2 ZONDA DB
2 カーボンリム
3 幅広い選択肢

アルミリム

アルミリムのホイールは頑丈で比較的安価なためガシガシ使えます。カンパのアルミホイールは下手なカーボンに引けを取らないものも多く、気軽なアップグレードにいかがでしょうか。

SCIROCCO DB

シロッコはアルミ素材でありながらリムハイト(ホイールの枠の高さ)33mmという見た目の存在感を持っています。見た目のドレスアップにも最適。リムハイトが高いとホイール全体の重量が重くなりがちですが1,739gにとどめています。完成車に付属するホイールは前後で2,000gを越えることも少なくないため軽快な走りが期待できるでしょう。また、リムハイトが多少高い為(スポークが短くなることで)空気抵抗の軽減を期待でき、巡航速度アップを期待できます。カンパニョーロのハブはどのグレードであっても信頼性が高く、よく転がるという口コミもあります。この価格でチューブレスレディーにも対応しているのは凄いですね。カンパニョーロの代名詞である“G3”パターンというスポークが3本ずつ束になったような組み方は、乗り心地のよさと見た目のクラシカルさを演出しているため、エントリーグレードであってもカンパニョーロを感じられる仕上がりになっています。

ZONDA DB

“まずは”ゾンダといわれるほど鉄下駄からの脱却として有名なのがこのZONDA。1,675gとアルミホイールとしては優秀な重量。タイヤタイプはチューブを入れるクリンチャーのみですがバランスよく使えて正に優等生といった感じでしょうか。カジュアルサイクリストの頂点といってもいいホイールで、アルミフレームのロードバイクからエントリーグレードのカーボンフレームに履かせても引けを取らない仕上がりとなっています。

カーボンリム

軽量性を保ったままリムハイトを高くできるカーボンは、空力性と軽量性の両立を実現しています。予算がグッと上がりますが、あなたのバイクを次のステージへ押し上げてくれることでしょう。

SHAMAL CARBON DB

UDカーボンで仕上げられたリムハイトはフロント35mm、リア40mmとアルミホイールよりも高くありながら1,585gのホイールです。1,500g代は確実に変化を感じられる重量、おまけにそのリムハイトがホイールの存在感を演出し、いかにも速そうなルックスに。そんな見た目でありながら、実は快適性に注力されたホイールです。ワイドなタイヤにも対応できるよう設計され、チューブレスレディにも対応。はじめてのカーボンホイールにおすすめのホイールです。

BORAシリーズ

憧れのBORAシリーズ。リムハイトやハブのグレードによって選べるようになっています。リムハイトは軽量な33mm、バランスのよい45mm、空力性能に優れる60mmの3種類。BORA WTOとBORA ULTRA WTOがあり、ベアリングのグレードによって選べます。WTOはUSBベアリング、ULTRA WTOはCULTセラミックという上位グレードのものが使われています。スポークの設置方法など細部も違ってきます。