【スタッフブログ】最先端に試乗してきました！
by: 三上玄

こんにちは三上です。
最先端のロードバイクに試乗してきました！

BMC Teammachine R

Size : 51

身長は173cmでサドル高は695mmに設定しています。ちょうど良いサイズ感でした。

このスパルタンなデザイン！BMCは元々剛性が高く今作は一体どれだけ剛性感なのでしょうか？

そして特徴的なフロントフォーク。【Halo Fork】超幅広の平行フォークレッグは、今までのBMCとは異なるデザインです。高速巡行時には、フロントホイールから大量の乱気流が発生します。その乱気流をフレームから遮断し、空気抵抗を軽減するため、フォーク内側の間隔を広げました。その結果、乱気流がフォーク周りで滞留することがなくなり、フレームに沿って、後方へと流れていくため大幅に空気抵抗が軽減しています。

物凄くいかついデザインのBBチューブです。表面積の最適化がされ、ダウンチューブがBBチューブのショルダー部とよりシームレスに溶け込み、フレームとリアホイールの間隔が縮めたことでクランク周りの気流を今まで以上にきれいにし、リアホイールへと受け流しができ、空気抵抗を軽減しています。なんと剛性だけでなく空力のことも考慮して作らいています。

フレームセット売りの場合は別売です。
・ICS2 ステム (アルミステム) ＋お好きなハンドルバー(ケーブル内蔵タイプ)
・ICS カーボン EVO
・ICS カーボン AERO
が使用できます。

一体型のハンドルが格好良いですね。

実際に試乗してみて

漕ぎ出した瞬間からバイクが前に進む！自分の力が推進力に変っていくのをハッキリと感じることができます。そして空力が良いため、脚を止めてもスピードが落ちにくいです。ぐっとダンシングで踏み込んだ時もしっかりと受け止めてくれます。しかしこのスパルタンな見た目からは想像できませんが、僅かにたわみがあり脚へのダメージは少なくなっていて長距離レースにもよさそうです。もちろんエアロロードですのでスプリント時のスピードの伸びは凄まじいです。

ホビーユーザーの方なら気になるであろう快適性という点。レースバイクは硬い印象がありますが、突き上げ振動の少なさに驚きました。芯のある硬いフレームですが、フレームの末端部分がしなってマイルドにしてくれている感覚です。