日本最大級のスポーツサイクル専門店!ジャンル最新の完成車500台以上を常時展示!
2025/08/06 17:00
いつもワイズロード新宿本館をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
近頃の暑さと湿気で下がったモチベーションを回復するべく新しい車体を購入しました。
目次
税込価格¥693,000-(ハンドルステム別売)
ご紹介するのはスイスブランド(ルーツはアメリカだったりします)SCOTTの「FOIL RC」でございます。
SCOTTといえば昨年末に超軽量な新型ADDICT RC(店頭在庫ございます!)を発表し話題を呼びましたがヒルクライムは苦手なので今回はエアロロードのFOILを選択。
フレームのグレードはHMX SLカーボンを使用したULTIMATEとHMXカーボンを使用したPROグレードに分れていますが、ワールドツアーでプロチームに供給されていたのはHMXのグレードです。
フレームセット重量もHMX SLが1,410gに対してHMXが1,460gと肉薄しているので単純な上位互換というよりは乗り味の違う相互互換的な存在といったほうが適切そうです。
カラーリングはSunbeam Black。
Raw仕上げをベースにマジョーラ調の差し色が入った印象的なデザインです。
FOILというよりは前述したADDICT RCのカラーという印象が強いですね。
FOIL RC PRO HMX F/S
税込価格¥517,000-(ハンドルステム別売)
Sunbeam Blackの他にHMXグレードのラインナップにあるQ36,5のチームカラーも非常にクールでどちらにするかとても迷いました(現在新宿本館では旧Q36,5チームカラーのフレームセットを複数在庫しております!当店でバラ完の場合はオトクなお値段でご案内も可能です。既にメーカー完売となっているのでご興味をお持ちの方はお早めにお問い合わせください!)。
2023年にフルモデルチェンジを果たし第3世代となった現行FOILは、初代から続くアイデンティティ(近年のバイクに多く採用されるカムテール形状を最初に取り入れたのも初代FOILであるとか)はそのままに、2021年から変更されたUCIレギュレーションに合わせて同社TTフレームのエッセンスを投入しつつ再構築を行ったモデルとなっています。
他ブランド同様にヘッドやフォークブレードを薄く扁平させ全面投影面積を削減、シートチューブをオフセットさせる事による空力性能と快適性の向上が図られています。
特徴的なシートピラーは分割構造となっていて強い撓りが生まれるように設計されています。
フレームは高剛性に仕上げ、シートピラーに快適性を向上させる役割を担わせることで本来反比例してしまう二つの要素をバランスよくまとめ上げています。
純正パッケージでは分割式が付属しますがワンピースタイプのピラーも別売がありますので軽量化やポジションの微調整も可能です。
エラストマー部分に取り付け可能な専用ライトもございます。
またシートピラー基部に関して、細かい点ですがシートクランプがフレーム内に保持される設計になっていて落下しない様になっています。
人によっては無駄なギミックによる増量に感じるかもしれませんがこういった小さな親切心は個人的にはとても好感が持てます。
BB周りはサーヴェロS5やMadoneG7同様にボリュームを持たせ剛性を向上、トップチューブは薄く整形することで捻れ剛性を上方修正しています。
ボトムブラケット規格はBB86、十分に技術が成熟していて信頼性が高くブランドの選択肢も広いので安心して使えます。
デメリットとしては元々24mmスピンドルの使用を想定しているので30mmスピンドルとの相性が悪い点が挙げられますが最近だとWISH BONEなどから対応するBBが発売されています。
フォーク内側に謎のマークを発見。ワンポイントのデザインがかわいらしくてGoodです。
空力を意識した形状ながらタイヤクリアランスは最大30mmまで対応。PLASMA RC TTと近しい形状ながらシートチューブにはしっかりとボトルケージ台座を完備。
フォークコラムは細身なヘッドチューブ&フル内装を実現するため一般的な規格よりも小径な1インチサイズを採用。細身なぶん肉厚に作られているので強度面は心配なさそうです。
最近のフレームだと珍しくは無いですがヘッド規格が特殊なため汎用ステムは使用不可となっています。
選択肢としては専用アルミステム&専用カーボンorアルミハンドル(クランプ径は通常の規格なのでハンドルはある程度自由に選択可)とステム一体型ハンドルをラインナップ。
今回はポジションの関係で別体型をチョイス。一体型のCreston IC SL Aeroは335g(メーカー公表値)の軽量さながら岩の様な硬さを持つ一方で、別体のCreston 1.0 Aeroは力を入れて握るとはっきりと撓る印象。振動吸収性の向上が期待できる他に別体独自のメリットとして細かい角度調整も可能となっているのでこちらもシートピラー同様に用途や好みに合わせてお選びいただけます。
また別体ハンドルに取り付け可能な専用のDHバー用ブラケットも用意されているのでトライアスリートの方は必見です(8月5日現在、新宿本館に店頭在庫ございます!)。
基本は元々使っていたものを載せ替えていますが新調したパーツもございます。
Fizi:k TRANSIRO AERIS LD R1 ADAPTIVE
税込価格¥ 59,400-
サドルはフィジークのTT/トライアスロン向けモデル「AERIS」の3Dプリントモデル。
トライアスロンはしませんが以前使用したトライアスロン向けサドルのフィーリングが好きだったので思い切って購入。
短距離向けのSDと長距離向けのLDがあり、それぞれにカーボンレールを使用したR1とKIUMレールを使用したR3がラインナップされサドルにボトルをマウントするためのステーも付属します。
以前のサドルは重量が重く使用をやめてしまいましたがR1だと190g(メーカー公表値)、R3でも220g(メーカー公表値)と比較的軽量に仕上がっているのでロードバイクでの使用も十分に視野に入ります。
特にFOILの様なスタックが低く前傾が深く取れるフレームとの相性は良好かと思います。レールの前後幅が広く調整幅が広い点もありがたいですね。
全体的に柔らかめのパッドとなっていますが前面から中心にかけては特に柔らかめ、股間の圧迫から痛みが出ることが多いのでクッション性の高さに期待です。
RIDEA CARBON CERAMIC BB
税込価格¥18,700-
ボトムブラケットは以前から興味があったRIDEAの物を購入。
左右分割のプレスフィットとなりますが両サイドに臼型の構造(プレッシャーアンカーやバーエンドプラグなどに近いイメージです)を採用し公差による音鳴りを防ぎます。
BB86×シマノクランクの他にも様々な規格に対応したラインナップがございます。
SUPACUZ Super Sticky Kush Star Fade Shiny
カラー:Fire Shiny
税込価格¥4,510-
バーテープは定番のスパカズ。使用感や耐久性だけでなくオシャレなデザインも人気の理由の一つです。
カラーリングは先日追加されたばかりのFire Shiny。
BONE キャラクターバルブキャップ Mr.Deer
税込価格¥1,980-(2個入)
先日入荷したばかりのシリコン製バルブキャップも購入しました。かわいい動物たちが毎分324回の回転に耐えながら全力でバルブを守ってくれます。
シカの他にもヒヨコやペンギンなど様々なラインナップがあります。
米仏両対応で前後セット、種類もたくさんあるので家族や友人とシェアするのも楽しいかもしれません。
普段の通勤コースで実際に試走してみました。以前とフレーム以外はほぼ変更が無いので純粋な違いを感じ取れたと思います。
まず漕ぎ出しは一気に進むというよりはスルスル進む印象です。フレーム自体が特別軽量では無いのとホイールが前後で2kgほどのRS171なので驚くような軽さはありませんがBB周りを中心とした塊のような剛性の高さからくるパワー伝達力の良さは明らかに感じました。
登りに関しても同じ印象で、軽量バイクのような軽快さはないものの剛性の高さを活かしてゴリゴリ進ませれば普通に登坂可能なので掛かりが良く軽量なホイールに変更したらかなり化けそうですね。
驚いたのは中速域以降の巡航性と伸びの良さで、ローハイトのホイールを履かせているにも関わらず、まるでミドルハイトのホイールを付けているような感触さえありました。
以前と比較して前傾が深くなるようにパーツを選定したのでポジションが変わったことによる空力向上による影響も大きいとは思いますが、バイクが後ろに引かれるような感覚は明らかに少なくなっており改めてフレーム自体の空力性能の重要さを感じ取れました。
やや軽いギアでバイクに合わせてくるくるとペダリングすると嫌な硬さを感じずに楽に速く巡航できるイメージですが、バイクを傾けつつトルクを掛けて踏み込むと高い剛性を感じると共にとてつもない推進力を発揮してくれます。自分の脚力だとすぐにタレてしまいましたが高いパワーを維持できる方であれば乗っていてかなり楽しいフレームかと思います。
重心に関しては若干高めでバイクの振りもやや癖があるように感じました(これはフレームとホイールのバランスがちぐはぐなせいかもしれません)。ハンドリングは鋭すぎず鈍すぎずの個人的にはちょうどいい塩梅です。
また快適性に関しても良好で、飛び道具のようなサドルを使っていることを差し引いても乗り心地はかなり良い部類だと思います。不快な微振動だけでなくある程度大きなギャップもいなしてくれますがフレームが撓る感覚はあまりなく、シートピラーとハンドルが振動吸収性の大部分を担っているカタログ通りの乗り味でした。
総合的に見ると入門グレードのホイールで全体の性能がスポイルされている状態でも全く不満のない走りをしてくれていました。
ここから1,600g前後のディープリムホイールで巡航性能を向上させて得意な平坦に磨きをかけたり、近頃の軽量なセミディープリムのホイールを履かせることでオールラウンドな仕様にしたりすれば更なる真価を発揮してくれそうな雰囲気ですね。
いかがでしたでしょうか。少数ではございますがメーカー在庫はまだ残っております。2026年モデルではカラーが変更になったり値上げの可能性もございますのでご検討はお早めに。
詳しい仕様や在庫状況の確認、サイズ感の相談はお気軽にお問合せください。
皆様のご来店をお待ちしております。
『ワイズロード新宿本館』ホームページ
毎日各ジャンル担当スタッフが最新情報を更新中! !
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |

▲マウンテンバイクのご購入・カスタムのご相談は▲
▲MTB専門スタッフ在籍の当店にお任せください!!▲
当店で修理やカスタマイズの作業をご希望の際は
こちらのページをご確認下さい。


いつでもご利用可能なワイズロードの低金利ローン!
↑画像クリックで詳細をご確認いただけます(ローンのシミュレーションも出来ます)


▲バイオレーサーでぴったりのサイズのバイクをご案内▲
※当HP掲載の商品の価格やキャンペーン等は全て掲載時点でのものとなります。
記事掲載期間中の価格や在庫を保証するものではございません。
実際の在庫状況や価格等につきましては直接店舗にてご確認下さい。