【NEWスタッフバイク】新しいプロダクトを盛りだくさん！新車購入ついでにいろいろ試してみました。
by: 前井

いつもワイズロード新宿本館をご利用いただきましてありがとうございます。

わたくしごとですが新車購入いたしました。今回チョイスした車体は、エアロ性能を体現したかのごとく、エッジの効いたフレームワークが特徴的なSCOTT FOIL RCになります。組立例の参考にしていただければ幸いです。

SCOTT FOIL RC PRO HMX Q36.5

エッジの効いたフレームデザインは同社のTTバイクであるPLASMA TTを彷彿とさせます。ジオメトリーもリーチ長めなTHE近代のエアロロードという点も購入の決め手でした。リア三角形のコンパクトさやBB周辺のボリュームなど、見た目からも剛性感の高さは想像ができます。前方からのシルエットは１インチのコラムサイズが効いており、かなり細身のシルエットを実現できています。

剛性感は乾いた硬さという事はなく、質感の高い上品な剛性の高さだと感じます。ホイール等の性格もあるかと思いますが、見た目から感じる重さは無く、体感としては逆に軽く感じるほどにバランスの高いエアロロードだと思います。まだロングライドは行っていないので長距離の適正がどれほどあるかは未知数ですが、短距離でも分割式のシートポストは、しっかりと仕事をしていますと感じるくらいには主張があり、快適性には期待が持てます。ちなみに重量はこの状態で実測8.1kgです。

エアロロードは直線が得意ですいすいと走っていけるというのが定説ですが、FOIL RCも例に漏れずサイクリングロード等を気持ちよく巡行できる性能を持ち合わせています。

コンポーネント関係は余っていたパーツと一部バイクから外したパーツで組みました。ステムだけは専用品となっていますので、載せ替えの場合であっても使い回せないです。

MAXXIS HIGH ROAD

タイヤにはNEW MAXXIS HIGH ROAD 28c クリンチャーを採用です。HIGH ROADシリーズはこれで4本目です。とくに前作のHIGH ROAD SLはサイドが薄く、軽く、クライマーおすすめの一本でした。軽量タイヤに分類されながらツルっと滑りそうなことはなく安定感があり、MAXXISの目指すロードタイヤへの理想が見えた気がしました。今回はベーシックなHIGH ROADですが、グリップの良さやしなやかさなどは健在で、クリンチャータイヤでも乗り心地の良さは両立できるのだと感じました。MAXXISの真面目な物作りへの姿勢を感じることができました。とくに昨今のロードタイヤのコストは年々上昇傾向にあると思います。コスパの高さも魅力的なタイヤです。