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【スタッフ試乗会】本日発売開始!噂のハイコスパカーボンホイール!【ANTARES カーボンホイール】
by: 横堀

先日開催いたしましたワイズロード主催の大規模試乗会「スポーツバイクデモ2025」。

今年も多くのお客様、ならびに出展メーカー、代理店の皆様にご参加、ご助力いただき誠にありがとうございました。

今回は当日来場出来なかったお客様のためにスポーツバイクデモ前日に行われたスタッフ向け試乗会で見つけたオススメ商品のご紹介となります。

拙い文章ではありますが皆様の参考になれば幸いです。

噂のカーボンホイール!

名だたるブランドを差し置いて真っ先に紹介するのは畏れ多いですが個人的にトップクラスに試してみたかったホイールがございます。

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その名も「ANTARES CARBON WHEEL」!

聞き馴染みのない名前かと思いますがそれもそのはず、アンタレスとは弊社ワイズロードのオリジナルブランドとなっていて過去には完成車のフレームなども製品化していた歴史の長いブランドでございます。

近年でもウェアなどをアンタレスブランドから発売していましたが本格的な自転車パーツを発表するのは久々となります。

しかもその第一弾に選ばれたのは競争率の激しいホイール。

大手メーカーはもちろんのこと、最近目にすることも多くなったハイコスパの新興ブランドの台頭により魅力的なホイールが数多く市場に出回る今日この頃。

新たに参入する上でワイズロードが全面に押し出しているアピールポイントは「親しみやすさ」です。

担当スタッフによると、店頭で毎日お客様と接しているスタッフだからこそ分かるお客様の声を反映させた、そんなホイールに仕上がっているとのことです。

ここからは実走レビューの前に基本的なスペックをおさらいさせていただきます。

ANTARES CARBON WHEEL

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リムマテリアル:東レT700 UDグロス仕上げ

リムハイト:45mm

リム内幅: 21mm

チューブレスレディ仕様(チューブレスバルブ別売)

対応タイヤ幅:25〜43mm

最大空気圧:クリンチャー110psi/7.58bar、チューブレス90psi/6.12bar

スポーク:SAPIM CX LEADER ストレートプル

スポーク本数:前後24本 左右1:1

ニップル:真鍮

フリーボディ:シマノ11HG(別売オプションにてXDRにも対応可)

ラチェット:36T面ラチェット

ディスクローター取付規格:センターロック

参考ペア重量:1,567g

税込価格:¥110,000-

手に取りやすい値段!

上記のスペック表で目を引くのはなんといってもそのお値段。

税込11万円は前後セットの価格となります。

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大手ブランドだとアルミのミドルグレード帯が同じレンジに収まりますが冒頭からお伝えしている通りこのホイールはカーボンリムを採用しています。

もちろんカーボンだからといって手放しで優れているといったことは無いですが、通常10万円台後半からカーボンホイールがラインナップされることが多いことを考えるとそのコストパフォーマンスは驚異的です。

先日、国内での正規取り扱いが始まり戦略的な価格設定で話題となったSCOMも同価格帯からカーボンホイールがラインナップされていますので価格競争力はトップクラスと言っても差し支えないのではないでしょうか。

当然、安かろう悪かろうでは意味がありません。続いては各種仕様にフォーカスしていきたいと思います。

どんな車体にも合わせやすいリムサイズ!

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ディスクブレーキ車の設計が煮詰まりつつある昨今、足周りのトレンドは専らワイド化です。

細かいことは端折りますが重量増のデメリットよりも快適性や空力性能、走行抵抗の関係でやや太いタイヤの方がオンロードでの総合的なパフォーマンスが良いとのことです。

キャリパーを廃することによる設計の自由度向上によりレースシーンでもタイヤはより太く。

当然、太くなったタイヤに合わせてリムの寸法も拡大され最新ホイールでは内幅23mm以上が一つのベンチマークとなっています。

が、アンタレスカーボンホイールの内幅はやや控えめな21mm。

というのも内幅23mmを超えると推奨のタイヤサイズは28(29)C以上となり未だ人気の高い25(26)Cサイズのタイヤが選びづらくなってしまいます。

黎明期のディスクフレームやTT/TRIフレームなどですと十分なタイヤクリアランスが確保されていないことも多く、そもそも28Cが使えないという場合も考えられます。

そういった意味で考えると21mmの内幅は目新しさこそ無いものの、それゆえに多くの方の需要を満たすことができるサイズだと感じます。

また最大幅に注目するとオールロードやグラベルロードでの使用が想定される40mmオーバーのタイヤにも対応しています。

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スポークもCX RAYのような軽量さこそ無いものの、上位モデル譲りの強度を持つCX LEADERを使用していますのでグラベルライドやシクロクロスでガシガシ使いたい!というニーズにもピッタリです。

加えてエッジ部分もスタンダードなフックド仕様なので最大空気圧も比較的高く、チューブド派もチューブレス派も好みのタイヤ&セッティングを選びやすいかと思います。

メンテナンス性も◯

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後輪のラチェットにはDT SWISS発のスターラチェットと同系統の面ラチェットを採用しており10°毎に噛み合う36Tサイズが使用されています。

漕ぎ出しや加速の軽さはもちろんのこと、工具無しで内部構造にアクセスできるのでメンテナンスも容易です。

この手のラチェットのデメリットとすると、シールが簡易的なので外部からの水分や汚れの侵入リスクが比較的高いことが挙げられますが、

前述した通りメンテナンスは初心者の方でも容易なのでしっかりと手入れをしてあげれば良い状態を長く保てます。

元を辿ればロードバイクは競技用機材なので、メンテナンスを簡単にする事で最高のパフォーマンスを維持しやすくするという設計思想はとても理にかなっていますね。

様々なバイクにマッチングする外観!

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個人的に一番注目していただきたいのは 外観です。

ガッチガチのシリアスライダーで見た目はどうでもいいです!という方であれば関係は無いですが、

実際のところ、店頭でお話しをしていても、趣味でゆったり乗っています!というようなお客様が大多数を占めている印象です。

個々のホイールそれぞれに性能的な特色はもちろんありますが趣味で乗るのであれば、まず気に入った見た目のバイクに楽しく乗っていただきたいものです。

その点でアンタレスカーボンホイールは大きなロゴなどが無くシンプルなデザインなのでどのブランドのバイクにも合わせやすく、

かつ、完成車に付属することが多いローハイトホイールと比較すればしっかりと存在感を感じられるリム高となっているので元々のイメージを崩さず愛車をカッコよくカスタマイズしていただけます。

いざ実走!

前置きが長くなりましたが、ここからが実走レビューとなります。

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試乗ホイールにはコンチネンタルGP5000の28CとTPUチューブがついていました。

自転車はいつも使用している自前の車体となります。

普段は完成車に付属することも多いエントリーホイールのRS171+コンチネンタルウルトラスポーツ28Cを使用しているので比較対象としては最適かと思います。

SHIMANO WH-RS171 基本スペック

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リムハイト:19mm

リム内幅:19mm

参考ペア重量:1995g

税込価格:¥32,638-

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まずは外観から。やはり45mmハイトともなるとエアロロードに取り付けても違和感無く迫力を感じます。

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かといって極端なディープリムでも無いのでクライミングバイクや細身のフレームに取り付けても野暮ったさは感じなさそうです。

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仕上げもプリプレグが透けて見える艶ありのRAWカラー。パッと見は真っ黒ですが光が当たったり近くで見るとカーボン柄が見える流行りのデザインです。

数量限定の初回分は透き通ったクリア塗装、通常版は薄くブラックの塗装が入っています(試乗ホイールは初回仕様)。

続いて漕ぎ出し、ハイエンドホイールのような驚くようなスムースさは薄いですが鈍重すぎるといったことは無いです。

こと完成車付属ホイールと比較すれば明らかに違いは感じるレベルです。単純な重量差(RS171と比較すると428gの重量差)もそうですが、これに関しては細かいラチェット歯もいい味を出しているのでは無いかと思います。

続いて低速からの加速感、こちらに関しても完成車付属ホイールと比較すると高トルク時のパワーロスは明らかに少なくなっておりとても軽快です。

かと言って入力を制限されるほど剛性は高く無いのでどんな漕ぎ方をしても一定の進み方をしてくれます。

お次は高速域の伸び、これに関してはスペック並みに感じました。決して悪い意味では無く、ディープリムのように40km/hを越えてもリニアに加速し続ける感触は無いですが、ローハイトのホイールのように足元が引っ張られる様な感触も無くカタログスペック通り中間のバランスに位置しています。

最後に巡航性能ですが、今回の試乗コースだと高速域を維持するような走り方は試せなかったので未知数というのが本音です。

しかし順当に考えればこれに関しても一般的なセミディープホイールと近い感触なのでは無いでしょうか。

総評ですが個人的にとても良いです。お客様にも自信を持ってオススメできます。

特に初めてのホイールアップグレードや新車購入時のアップグレード、サブバイクのアップグレードにはピッタリだと思います。

ハイエンドを除けば足周りがウィークポイントになっている完成車はとても多いので費用対効果は抜群です。

逆に外観的にも性能的にも尖っている部分(強いて言えば値段でしょうか)は無いので伸ばしたい部分や補いたい部分が明確な方や派手派手なデザインがお好みの場合は別モデルを検討しても良いかと思います。

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したANtARES CARBON WHEELは12月6日(本日)に発売です。

弊社オンラインサイトでの注文も承っておりますのでぜひご検討ください。

また、新宿本館には他にも多数ブランドのホイールを店頭にご用意しておりますのでぜひ店頭までお越しください。

皆様のご来店をお待ちしております。


  


 

 

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