【インプレ】コルナゴの話題2モデルを比較してみました！
by: 三上玄

こんにちは新宿本館の三上です。

誰もが気になる話題の2モデルを試乗し比較してきました！

1 COLNAGO Y1RS
2 COLNAGO V5RS
3 近年当たり前になりつつある奇抜なデザイン
4 前作よりもスリムになった王道デザイン
5 実際に走ってみて
6 新宿本館にも在庫有ります！

COLNAGO Y1RS

平坦ステージも山岳ステージも関係なしにポガチャル選手が使用していたことで目立ちまくっていたコルナゴのエアロロード。

COLNAGO V5RS

主に山岳ステージでポガチャル選手のアシストの選手が使用していた軽量オールラウンダー。

どちらのモデルも気になりますよね？
ポガチャル選手が使用しなかったV5RSはどのような乗り味になっているのでしょうか？

近年当たり前になりつつある奇抜なデザイン

COLNAGO Y1RS

はじめてみた時の衝撃はすごかったです。他メーカーで採用されつつある形状ではありましたが、コルナゴは今まで採用してこなかった超エアロ形状となっております。これはUCI規則の緩和により、より自由な設計が可能となったからですね。

COLNAGO Y1RS

ハンドルも名前の通りY字のハンドルです。

COLNAGO Y1RS

ヘッド周りの構造も特殊でかなりスリムになっています。正面投影面積は15％削減されたとの事です。

COLNAGO Y1RS

フォークも鋭く太い超エアロ形状に！コルナゴらしいやさしいハンドリングは健在なのでしょうか？ちなみにアルカンシェルカラーのみコルナゴのヘッドマークにアルカンシェルが入ります。コルナゴと言えばこのマークですよね。

前作よりもスリムになった王道デザイン

COLNAGO V5RS

なんとコルナゴ史上最軽量のロードバイク！フレーム重量はわずか 685g（未塗装）。V4Rsと比較して12.5%軽量化に成功しているとの事です。近年はエアロ形状もすごいですが、軽量化もどんどん進化していきますね。

COLNAGO V5RS

V4Rsと比べるとトップチューブ、シートチューブ、シートステーはぱっと見でわかるくらいスリムになっています。
シートチューブとシートステーに関してはかなり薄くなっていたりエアロ効果アップの期待できそうです。

実際に走ってみて

コルナゴを合計3台（CX-ZERO / V2-R / G4-X）所有していたというところもあり試乗には気合いが入ります。

COLNAGO Y1RS

まずはY1RSから試乗してみました。ひと踏み目から感じる高い剛性。そして前傾がキツイ。踏めば踏むだけグングン進んで行きます。もっと力強く踏めとバイクからの声が聞こえてきそうです。またほとんどのエアロロードは直進安定感が高く、クライミングバイクに比べるとどっしりした走りが得意なモデルが多いですが、直進安定感だけでなくバイクの振りやすさやコーナリング時のクイック感が犠牲になっていません。絶妙バランスでした。ポガチャル選手が殆どのレースでこのバイクをチョイスしたのも納得の走りです。とは言え自分の脚力と脚質では踏み負けてしまいそうです。今までのコルナゴとは違うとても鋭い走りをするバイクに感じました。

COLNAGO V5RS

次にV5RSに試乗。剛性は高くはありますが、Y1RSに比べると優しい踏み味です。前作よりも軽量になっているせいか、漕ぎ出しの軽さとバイクの振りの軽さは格段にアップしています。それでいてコルナゴ特有のライダーを優しくアシストしてくれるかのような安定感と懐の深いコーナリングは健在です。Y1RSとステージによって乗り換えて使用されていましたが、ポガチャル選手のために前を引き続けるアシスト選手が多く使用していたのはコルナゴらしいレーシーでありつつ、やさしい乗り味というところが理由でしょうか。今までのコルナゴが好きな方はV5RSがオススメです。

COLNAGO V5RS