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2026/10/08 22:40
ワイズロード新宿本館の作業場からこんにちは。荒木と申します。
テックピット便りと称して作業に纏わる小話をお届けします。
新宿本館のメカニックのお気に入り工具を拝見するこの企画。
早くも第四弾。楽しくて…w
私自身工具が好きで、日ごろ他のメカニックが使っている工具が
気になっていて、よく観察しています。
本日は松原 a.k.a Timです。
彼はアラスカからアルゼンチンまでの40,000kmを3年かけて自転車で走破した男。
去年日本に帰国した際、偶然Y’sRoadに寄ったところをスカウト。
とんでもない距離を走破したこの男は、バイクパッキングの達人です。
当然、壊れた自転車も現地で直さないといけません。
日常使いの自転車には想像もできないトラブルの話は聞くだけでもマジで面白い。
数か国語を操り、イケメン、高身長。嫉妬の感情しか湧かない。
私、そんな彼がどんな工具を出してくるのか、気になって眠れない日々が続きましたよ。
KNIPEX のプライヤーレンチです。
掴み面が平行に保たれたままスライドするので、様々な大きさの物に対して常に掴み面がフラットに接します。
画期的なこの工具ですが、ジャーニーではどのように役立つのか…
彼の3年間の日常はこんな感じ↓。ここどこやねん。
これはメキシコだそうです。
この時はキャリアのネジが折れました。
彼に言わせればキャリアのネジはよく折れるそうです。
折れてしまったネジはネジ穴に残ってしまい、取り出せなくなるのです。
こんな所で…そう思った
どうやってネジを取り出せば…そう思った
そんな時、プライヤーレンチの出番。
チェーンのミッシングリンクのピンの部分が、ネジ穴に
ピッタリ合うと気づいた彼は、
チェーンのミッシングリンクの片側を…
プライヤーレンチで挟んで回すと、ネジも一緒に回り、取れましたとさ。
必ず取れるとは限りませんが、その場にあるものでなんとかしなければいけない場面では発想力が大事。
砂漠で修理なんて、さぞ不安でしょう。しかしそれこそがグレートジャーニー。
大事な事を教えられた気がします。
私は彼にこう言いたい。
「ファンタスティック!!」
ではまた。
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