2018/10/26 14:54
E-BIKEの本場ヨーロッパの主流はこんなモデルなのでは。
大容量バッテリーに快適装備満載のツーリング/コミューター系E-BIKEが
このYAMAHA「YPJ-TC」。
モデル名にある「T」は多分ですがTOURINGを意味するTですね。
〇YAMAHA YPJ-TC ¥300,000-+TAX
先日の社内試乗会でこのタイプのロードバイク仕様(ER)に乗っているのですが
20kg近い車体重量を活かした安定感と、それを感じさせない巡行性能からも
これはツーリング向けバイクだ・・・と感じました。
最もハイパワーなモードでも91Km。
最もエコなモードだと237Km(カタログ値)ものロングライフを見せる
大型バッテリーを搭載。
アシストオフを上手く使えば、一充電で日本海が見られるかも。
フロント48/32T、リア11-30T(9S)のコンパクトかつワイドなギア構成。
このあたりもややツーリングを意識しているものと思われます。
ボトルケージ台座が用意されているのもロングライド派には嬉しいポイント。
未舗装路での走りも考慮してか、フロントサスも標準装備。
63mmとショートストロークですが、用途を考えれば必要十分。
エアサスで動きもスムース、硬さ(バネレート)も変えられます。
さらにロックアウトも備えているので、長い登りでのロスも軽減。
リアキャリアやフェンダーは街乗りでの便利アイテムなのは勿論、
パニアバッグを装着すればツーリング仕様にも早変わり。
ある程度の重さの荷物(ツーリング用品)を積んでもアシストが
フォローしてくれるという安心感も〇。
山頂でコーヒーとか憧れます。
インターフェースも新型に。
コンパクトなディスプレイと操作感の良いサテライトスイッチを新たに採用。
USBポートからの給電もできるようになったので、スマホのナビを使っての
ロングツーリングなどにも対応できるようになりました。
バッテリー連動の前後のライトも標準装備。
夜間のライドも安心です。
フレームサイズはS。
適正身長は154cm~(カタログより)くらいです。
ベテランツーリストが語っていた言葉にこんなものがあります。
「ツーリングは20Km/h以上は出さないものだ。
そうでないと景色を見る余裕がなくなる。」
そう考えると、24Km/hまでというアシストもツーリングのシーンでは
ネガにはならないどころか、丁度いい速度域と言えます。
これからの時期は紅葉が見ごろとなりますが、大体は山の上の方。
でもこの「YPJ-TC」なら、自走で行けてしまうかもしれません。
その時は、コーヒーセットもお忘れなく。