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【比較】店で比べてみた。其の八【インプレ】
by: 田部 隆士

不定期更新している「店で比べてみた」

 

第1弾は「インナー」 

第2弾は「インナーパンツ」 

第3弾は「シューズ」 

第4弾は「サイクルキャップ」 

第5弾は「レーサーパンツ」 

第6弾は「ヘルメット

第7弾は「ジャージ」

 

 

第8弾は「バッグ」です。

 

 

基本的にスポーツサイクルはバッグを背負いません。

特にロードバイクの場合は特に。

 

これは他の種類の車体に比べ、より速く、より遠くへを追及している車体なので

余計なものを極力取り付けないのが潔いとされているからです。

 

近年は日本でも超長距離ファストランの「ブルベ」が人気を博していますが

準備する荷物が多いのでバッグ無しで走り切るのは不可能に近いです。

ほとんどの方が大型のサドルバッグを装備して走られてますが

取り付けた際にタイヤとのクリアランスを確認しないと難しいので

背負うことで荷物を増やせるバックパックはハードルが低くロングライド挑戦へのスタートを

気軽に切ることが出来ます。

 

荷物の量で容量を細かく選べる「ドイター」が人気です。

そこで実際に自分が使っているバッグを比較してみたいと思います。

 

まずは最軽量モデルのROAD ONE。

以前は6Lでレインカバーの無いものでした。

モデルチェンジしてROAD ONEになり容量が

5Lになりレインカバーが付きましたが

これの旧モデルを使ってます。

 

IMG_2408.jpg全体。

かなり細身なのが分ります。

 

IMG_2409.jpg

背面。

パッドが両サイドに分かれて通気を良くしています。

 

IMG_2411.jpg

パッド部分のアップ。

異なる素材を用いることで低反発に近い感触になってます。

 

IMG_2412.jpgこの真ん中の溝を大きくとることで熱がこもりません。

 

IMG_2413.jpg

小物いれ。

小さいですがこういったのが便利なんです。

 

IMG_2414.jpg容量が少ないので仕方ないですが、横から見るとペラペラです。

 

IMG_2415.jpgここにレインカバーが収納されてます。

これを追加することで容量が下がり5Lになりました。

 

 

 

 

 

容量が5Lと少ないですが、背中をバッグが占める面積が

小さいのでジャージのバックポケットにアクセスするのも簡単です。

普段使うのは初めての場所を走る際にアクシデント(道に迷った)が起こった際に

最悪帰輪行出来るように

輪行袋と電車に乗る時に着る上着を収納して走ってます。

この2つを入れてほぼいっぱいになるので調度いいです。

 

 

次にRACE EXP AIR。

こちらは「ドイターエアコンフォートフレックスライトシステム」というやたら長い名称ですが

鋼の骨組みを背面を入れることで背中が直接バッグに当たる部分を

減らし通気性を高くしています。

通常12Lの容量をエクスパンダブルシステムという容量を+3L増やせる機能と

内臓していて使う際に広げるヘルメットホルダー。

バッグ底面に収納されているレインカバーと

追加するものは何もいらないとても使いやすいバックパックです。

 

IMG_2416.jpg

IMG_2417[1].jpg特徴的な背面。

これがこのバッグの肝。

 

IMG_2418[1].jpg

 

背面部分を横からみたところ。

中にワイヤーが入っていて、網の部分が浮いてるのがわかると思います。

IMG_2420[1].jpg

 

この背面のシステムがこのバッグの肝なのですが

背面上部とと下部に分かれたパッドがかなりしっかりしていて

特に下部のパッドが背中下の腰上部分を少し押すような感触になるので

荷物を入れて当たる位置を調整しないとなりません。

背中の下部には左右に腎臓があるので

圧迫してもいいことはありません。

 

ちなみに腎臓の働きは

血液をろ過して老廃物や塩分を体外へ排出します。

また水分と塩分の排出量をコントロールして血圧を調整します。

そして血液をつくるのを働きかけます。そのため腎臓の働きが悪いと貧血になります。

血圧の調整と共に体液量やイオンバランスを調整し、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割も担います。

そのため腎臓が不調だとむくみやめまいが生じます。

意外と骨の生成に関わっているのが腎臓だったりします。

カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDを作っています。

 

こんな感じで腎臓は運動する人には特に大事な臓器だというのが分かります。

実際、打撃系格闘技だとボディに打撃を入れる際に回りこんで腎臓を叩いて

相手のスタミナを削るというエグい攻撃をしたりします。

 

 

IMG_2419[1].jpg

容量が12L+3Lとそこまで多くはないので

ストラップはメッシュにして軽さと通気性を向上させてます。

 

IMG_2421[1].jpgここにヘルメットホルダーが収納されてます。

輪行される際やツーリングで自転車から降りた時に広げてヘルメットを収納します。

ヘルメットは自転車に乗ってない時は外しますので

(最近は降りた状態でも被りっぱなしの方が目立ちますがあまりスマートとは言えません。)

外したヘルメットが荷物にならないようにバッグと一緒にしちゃいます。

 

IMG_2422[1].jpg

取り付けるとこんな感じ。

 

IMG_2423[1].jpgバッグの底面にはレインカバーがあります。

 

IMG_2424[1].jpgこのレインカバーは外せるので他のバックパックにも使えます。

カバー自体はかなり大きいので20L以上のものでも大丈夫です。

 

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両サイドにポケットがあるので

補給用のボトルなどが差せます。

 

IMG_2427[1].jpg容量を増やした状態で横から見てみました。

そこそこ厚みはありますが、そんなに大きくは大きくはないので

日帰りツーリングなら問題ないでしょう。

 

 

自転車で使う場合は「長時間」「屋外」で、が絶対条件なので

使い勝手の良さは何よりも勝ると思います。

ここまで書くならバッグ背負わなければいいんじゃない?と思われますが

大型のサドルバッグは、いつもつけていているものではないので

100km以上もしくは200km(!)のロングライドを月に何回か走られる方なら

大型サドルバッグを検討されてもいいかと思います。

 

今回はそれぞれの使い勝手を比べるというものなので

どちらがより良いかよりかは

単純に走る距離、荷物の量で決めて頂きたいです。

 

 

 

 

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地図 くどう上野ウェア館.jpg