日本最大級のスポーツサイクル専門店!Y`sRoadのウェア専門館第1号!
2023/01/26 19:52
LIMAR AIR ATLAS
¥33,000(税込)
先日弊社従業員向けに行われた試乗会に参加してまいりました。
試乗会と銘打っておりますので、基本的には自転車がメインではあるのですが…自転車にまつわるアイテムを製造しているメーカー様も多くご参加いただきました。
ウェア館のスタッフ的目線で気になったものをピックアップします。
第二弾はイタリアンブランドのLIMARから昨年秋にリリースされたばかりの最新エアロヘルメットであるAIR ATLASをご紹介致します。
国内代理店であるMany’Sさんのブース奥にひっそりと展示されていたこちらのヘルメット。
当店に既に展示/在庫しているのですが、改めて手に取ってみてその良さを実感しました。
個性的な見た目でありながら、自然な顔なじみを実現するデザイン。
そしてトップライダーによって証明されたその高い機能性。
ハイエンドヘルメットにしては比較的手頃な価格も魅力となっております。
LIMARの40年弱にわたる歴史の中で最速のヘルメットと銘打たれたAIR ATLAS。
自然界に存在する抵抗の少ない形は何か、というところから辿り着いたのが「水滴」というキーワード。その水滴型をデザインベースに、自転車用のヘルメットとしての空力特性や通気性を高めるために有用な飛行機の翼形状も応用されています。
さらにUFOという別体パーツを後頭部に装着することにより、更なる空気抵抗の減少を実現します。
なんといっても注目すべきはそのデザイン!
各メーカーがリリースするエアロヘルメットの中でもかなり特徴的なシルエットとなっており、更には上述のU.F.O.なる別体パーツを取り付けることによってその個性を唯一無二のものとしています。
カラーリングもイタリアブランドらしい洒落っ気のある色味が被る喜びを増幅させること間違い無し。
一見すると平たい印象も受けますが、頭に乗せていただくと非常に収まりの良い形をしています。
背が低く抑えられているものの、被りの浅さを感じることもなく非常にバランスの取れた、さすがフラッグシップヘルメット!という感想を持ちました。
LIMAR最速のヘルメットと謳うだけに、外観はエアロヘルメットのマナーに則ったスムーズなシルエットとなっています。
写真2,3枚目の右手側に写っているのが「U.F.O.」というパーツ。
装着することでエアロダイナミクスをさらに高める効果を担っています。
簡単に取り外すこともできるのが特徴で、天候やコースによって使い分けすることが可能。
外すと全体的に丸みを帯びたシェイプになるため、個人的にはグラベル用途にもスタイル的に向いているのでは?と思いました。
また、エアロヘルメットであると同時に様々な気候条件や運動強度による発汗に対応するために、少ないベンチレーションホール(通気孔)で最高のクーリング性能を得られるようベンチュリー効果を応用した開口部の設計と、ヘルメット内部の空気が通るチャンネルに工夫をしています。
実際に内部の造りを見てみると、非常に凝った造りとなっているのがわかります。
写真の撮り方が下手でうまく伝えられそうにないのですが、しっかりと流入してきた空気が、後方の開口部へと流れるような「溝」が設けてあり、その溝も被り心地や安全面に支障をきたさないようデザインされているのです。
安全面に関しては、CE EN1078,CPSC,AS/NZSの厳しい基準をクリアし、非常に信頼のおけるものとなっております。
CE規格をパスしているヘルメットは多々ありますが、特にAS/NZSの規格に関してはテストにかけていないメーカーも多く(CE規格しかパスしていないヘルメットが安全でないということではありません)、そのことがLIMARの安全性に対する姿勢を顕著に表している部分でもあります。
非常に細かい部分ですが、ヘルメットの本質である「自身の体(頭部)を重大な事故から守る」という部分を重視しているという点には好感が持てます。
それでいてMサイズ235gという驚きの軽さ。
重量の前後バランスも良く、被った際にその数字がより実感できるようになっている点もポイント。
ストラップにはマグネットバックルを採用し、様々な使い方において快適な操作性を約束します。
トライアスロンやダートではこのマグネットバックルが非常に使いやすい!
一度使うとその利便性の虜になること間違いなしです。
スポーティさと大人っぽさが融合したMatt Blue、そして渋さ爆発のMatt Grey、飽きのこないスタンダードカラーMatt Blackの3色をご用意しております。
ブラックのLIMARロゴはIRIDESCENTという煌びやかなものになっており、黒一色の中に華やかさと高級感をもたらしています。
各社ハイエンドヘルメットが軒並み4万円に近づく中で、税込3万円前半というのも昨今の世の中事情を考えるとお得感があります。
良デザイン×最先端のレーススペックとコストパフォーマンスに優れた逸品。
この機会に是非ご検討くださいませ。