【実走インプレッション】とにかくロングライドを極めたいならコレ！”GIANT DEFY ADV PRO”
by: 湯浅智暁

ワイズロード上野本館の湯浅です。

先日行われました、ワイズロードスタッフ試乗会にて特に印象的であった商品をご紹介

GIANT DEFY ADV PRO

ジャイアントの中でもエンデュランスとしてのラインナップのDEFYですが「レースには出ないけれど、とにかくサイクリングを充実させたい。」方へ非常におすすめな1台でした。

フレーム

DEFYらしさあふれるややきつめのトップチューブの傾斜は健在で、これにより剛性と重量のバランスが高次元です。
実際に持った印象、乗った印象それぞれエンデュランスロードでこの軽さなのかと、思わずニヤけてしまいました。
エアロも意識され、より一層快適性が高まっています。
またシートチューブを短くできるため、1サイズあたり幅広い体格に対応できるようになっています。

最大クリアランスは38mm。ロードバイクとして使うのであれば十分すぎる幅です。

専用設計のD型コラムによりフレーム内装を実現。
しかし、ケーブルに対してはステムがケーブルに覆いかぶさるような形状。
これにより内装でよくある、「ステムの長さを変えたいけれど、バーテープはがしたりホースはずしたり… etc」な非常に手間のかかる作業がなくなります。
ユーザーも第一設計。気軽にアレンジが可能です。

足回り

もちろんチューブレスレディ。
フックレス採用により全体の重量にも貢献。
リムハイトも高くエアロ性を高め快適に長く乗ることが可能です。

その他部品

フレームの形状に合わせた設計のボトルケージが付属。
「せっかくだし空気抵抗も意識したいけれど、どんな形のケージが最適かわからない」なんて悩みとは無縁。
境目もフレームと滑らかに接触。
またFD台座を避けるような形状で、外見上の一体感を高めています。感動しました。

サドルはもちろん”UNICLIP”採用。
お写真の通り専用部品であるリアライトやサイクルロック（別売り、セットもあります）が取り付け可能。
ライトの明るさ等にこだわりがなければ、まずはUNICLIPを選択しておけば間違いなし。

個人的に一番ニヤけてしまった一番のポイント
新形状のD-FUSEシートポストはくびれがあり、段差等でしなります。
今回の試乗コースには入り口前にお盆型のくぼみがあったのですが、明確にしなる感覚が味わえました。
素材云々ではなく、シンプルにシートポストがしなればいい。シンプルな発想にも感動。
メーカーサイトによると最大で7mmしなるようです。十分です。

最後に

・レースには出ないけれどブルべや長距離なサイクリングに興味がある。
・初めてのカーボンフレームだけれど選び方がわからない。

そんな方々の候補に間違いなく上がる一台だと実感いたしました。

ロードバイクやそれ以外も初めてな方、ロードバイクに精通しすぎているスタッフ、個性輝くスタッフが在籍しいつも賑やかな上野本館にぜひお越しください。

改めまして当日担当してくださった方々、非常に貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。