日本最大級のスポーツサイクル専門店!入門者にも丁寧に接客いたします!
2025/12/20 17:37
ミニベロ好きの間で人気の台湾のホイールメーカー“JP INDUSTRY”を皆さんはご存知でしょうか?
とても美しい仕上げと選べるアルマイトカラー、精度の高い品質が売りのメーカーです。
基本的にはカラーやデカール等を選択してオーダーするんですが、今回仕上げの美しさを際立たせるアルマイト無しのシルバーが店頭在庫用に入荷致しましたので御紹介します。

目次

台湾の自転車製造業でハブに特化した部品を製造する会社オーナーのJacky氏とマーケティング担当するPual氏が長年ハブの製造に携わり、それまでの品質や製造で得られたベテランJacky経験とそれを受け継ぎつつ世界中のブランドやバイヤーと接しマーケットトレンドに敏感なPualが「小径車ホイール」という形で新たな挑戦と提案を具現化したブランド。1988年に加工業として創業し、のちに空調内部のコンプレッサの部品やラジコン関係のパーツから自転車のペダル、ヘッドセットやBBなどの自転車関係の部品までの他分野に携わり、最終的に自転車の車輪回転軸のハブに行きつき、それからとことんR&D、追求し今に至ります。
ハブは回転する仕事性能以外に、人間と同じように同じ服を着るにしてもオシャレをしたいという思いをホイールという形で表現するJP INDUSTRY。
ホイールを構成するハブ・スポーク・リムに色を入れていく事でそれまで自転車を道具または手段と見ていた物が、一つのファッションとして身に纏うようになります。



リムはSILVERかBLACKが選択できます。近年のスポーツバイクに使われているリムはほとんどがBLACKなので、今回はピッカピカのSILVERでオーダー。コストがかかるせいか完成車でSILVERリムが使われる事は稀なので、バイクとの相性もありますが個人的にはSILVERがお勧め。
デカールもリム面に柄が入るパターンも選べますが、今回はとにかくSILVERの仕上げを際立たせるべく一番シンプルなロゴだけのデカールにしました。
リムの内幅は21㎜と451規格のリムとしては幅広なので、以前ブログアップしたMAXXISのBMXタイヤをはじめとしたETRTO37-451という最近増えてきている太めのタイヤとの相性は抜群です!


CNC加工で削り出された美しく高剛性のハブには、日本製の高精度ベアリングがセットされ抜群の回転性能を誇ります。同じ距離を走るのに700Cなどに比べ沢山回転する必要がある20インチではベアリングの精度が性能と寿命を大きく左右します。フロントハブは今回DAHON用に74㎜でオーダーしましたが、オーソドックスな100㎜でのオーダーも可能です。
スポークはロード用ホイールの様なストレートで平たく成形された強度・重量・見た目の3拍子揃ったアルミスポークが採用されています。
また、ハブとスポークは同色のアルマイトカラーから選ぶ事ができ、アップチャージでハブとスポークの色を変えてオーダーする事も。フレームカラーに合わせてセンス良く色を入れるのも良いですね!

フリーボディはシマノHGでオーダー。


クイックレバーの他に予備のスポークが3本と、スポーク交換用工具が付属します。
今回このホイールをオーダーしたのはJP INDUSTRYの美しさを実際にご覧頂きたかったという理由の他にも、店頭のDAHON SPEEDFALCOのカスタムという目的があったので、カスタムしたらまた近日中にブログアップしたいと思います。